みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。
POG2020-2021シーズンは可能な限り
短信(レビュー)を行って振り返りをしたく思います。

それから、2021-2022シーズンに向けて
より戦略的な指名でPOGを楽しめるように、
ヒトの部分も定期的に観察し、策を練っていきます。

※2020年6月スタート、2021年の日本ダービー開催日までを期間とする、POGに参加する一個人の見解が記載されております。
未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。

開催日 開催 レース名 距離 馬場 タイム ペース 勝ち馬 調教師
7/4 4阪神1 2歳新馬 ダ1200 01:11.9 35.2-36.7 デュアリスト 安田隆行
7/4 2福島1 2歳新馬 ダ1150 01:08.5 31.5-37.0 ミスズグランドオー 伊藤圭三
7/4 2福島1 2歳新馬 芝1200 01:10.2 34.8-35.4 バイシクルキック 栗田徹
7/4 2函館1 2歳新馬 芝1200 01:11.3 34.8-36.5 プロトサマニ 浅野洋一
7/4 4阪神1 2歳新馬 芝1400 01:24.6 35.1-37.2 ジャカランダレーン 中内田充
7/4 2函館1 2歳未勝利 芝1200 01:10.9 35.2-35.7 ホーキーポーキー 武市康男
7/4 4阪神1 2歳未勝利 芝1600 01:36.1 35.3-35.9 ホウオウアマゾン 矢作芳人
7/5 2福島2 2歳新馬 芝1200 01:11.8 35.7-36.1 マルス 岩戸孝樹
7/5 2函館2 2歳未勝利 芝1200 01:11.7 35.6-36.1 セントポーリア 高橋祥泰
7/5 4阪神2 2歳新馬 芝1600 01:36.4 35.7-35.7 ステラヴェローチェ 須貝尚介
7/5 2函館2 2歳新馬 芝1800 01:52.4 39.5-35.7 アランデル 大竹正博
7/5 2福島2 2歳未勝利 芝1800 01:50.2 36.2-36.9 コスモアシュラ 中野栄治
7/5 2福島2 2歳新馬 芝1800 01:51.2 37.7-35.3 タウゼントシェーン 矢作芳人
7/11 2福島3 2歳新馬 芝1800 01:50.9 36.0-36.3 ドゥラモンド 手塚貴久
7/11 4阪神3 2歳新馬 芝1600 01:38.7 36.6-36.2 ダノンシュネラ 池江泰寿
7/11 2函館3 2歳未勝利 芝1200 01:10.2 34.1-36.1 リキサントライ 池添兼雄
7/11 2福島3 2歳未勝利 芝1200 01:10.5 34.2-36.3 ユイノチャッキー 竹内正洋
7/11 2福島3 2歳新馬 芝1200 01:11.6 35.5-36.1 ブルーバード 中舘英二
7/11 4阪神3 2歳新馬 芝1200 01:13.3 37.5-35.8 セレッソフレイム 服部利之
7/11 2函館3 2歳新馬 芝1200 01:10.2 34.1-36.1 カイザーノヴァ 矢作芳人
7/12 2福島4 2歳未勝利 ダ1150 01:07.4 30.9-36.5 ニシノミズカゼ 伊藤圭三
7/12 2福島4 2歳新馬 芝1200 01:12.9 36.1-36.8 ショウナンラスボス 奥村武
7/12 2福島4 2歳新馬 芝2000 02:07.6 36.4-38.5 カガフラッシュ 萱野浩二
7/12 4阪神4 2歳未勝利 芝1200 01:10.2 35.2-35.0 モントライゼ 松永幹夫
7/12 2函館4 2歳新馬 芝1800 01:50.4 37.5-35.3 ソダシ 須貝尚介
7/12 2函館4 2歳未勝利 ダ1000 00:59.6 34.7-36.5 スイートアリエス 青木孝文
7/12 4阪神4 2歳新馬 芝1800 01:51.4 38.1-35.8 ヨーホーレイク 友道康夫
7/12 4阪神4 2歳新馬 ダ1400 01:25.9 34.4-39.0 テイエムマジック 鈴木孝志
7/18 4阪神5 2歳新馬 芝1200 01:11.7 35.5-36.2 リリアンフェルス 安田翔伍
7/18 2函館5 函館2歳S(G3) 芝1200 01:09.8 33.5-36.3 リンゴアメ 菊川正達
7/18 2函館5 2歳未勝利 芝1800 01:49.8 35.7-37.4 ウイングリュック 宮徹
7/18 4阪神5 2歳新馬 芝1400 01:24.6 35.1-37.1 ヴェールクレール 高橋亮
7/18 2函館5 2歳新馬 ダ1000 00:59.9 34.9-36.6 アルナージ 昆貢
7/18 4阪神5 2歳未勝利 ダ1200 01:11.3 34.9-36.4 ヨッシーフェイス 寺島良
7/18 2福島5 2歳新馬 ダ1150 01:09.3 32.2-37.1 キモンブラウン 手塚貴久
7/18 2福島5 2歳新馬 芝1800 01:53.2 37.8-36.1 アオイゴールド 和田雄二
7/19 2福島6 2歳未勝利 芝1800 01:50.9 35.9-37.2 リーブラテソーロ 加藤士津
7/19 2函館6 2歳新馬 芝1800 01:51.0 37.8-36.0 ピンクカメハメハ 森秀行
7/19 4阪神6 2歳未勝利 芝1400 01:22.3 34.4-36.3 マイネルジェロディ 西園正都
7/19 4阪神6 2歳新馬 芝2000 02:04.1 36.5-35.8 ラーゴム 斉藤崇史
7/19 2福島6 2歳新馬 芝1200 01:10.9 35.2-35.7 オールアットワンス 中舘英二
7/19 2函館6 2歳未勝利 芝1200 01:10.2 34.1-36.1 ドナタイフーン 畠山吉宏
7/19 2福島6 2歳新馬 芝1800 01:52.1 38.0-34.9 オレンジフィズ 木村哲也
7/19 2福島6 2歳未勝利 芝1200 01:10.2 34.7-35.5 セイウンダイモス 和田勇介
7/25 2新潟1 2歳未勝利 芝1800 01:46.5 35.0-34.3 ワンダフルタウン 高橋義忠
7/25 2新潟1 2歳新馬 芝1600 01:34.8 36.1-34.3 リフレイム 黒岩陽一
7/25 2新潟1 2歳未勝利 芝1000 00:55.8 33.7-32.8 ピュアエール 松永康利
7/25 1札幌1 2歳未勝利 芝1800 01:49.7 36.1-35.9 ウインルーア 青木孝文
7/25 1札幌1 2歳新馬 芝1200 01:11.3 35.6-35.7 フクノラプラーニュ 田島俊明
7/25 2新潟1 2歳新馬 ダ1200 01:12.3 34.9-37.4 ラストリージョ 蛯名利弘
7/26 1札幌2 2歳未勝利 芝1200 01:10.2 34.5-35.7 ボイオートス 安田隆行
7/26 2新潟2 2歳未勝利 芝1400 01:22.1 34.2-36.3 ファルヴォーレ 高橋義忠
7/26 1札幌2 2歳新馬 ダ1700 01:48.2 30.5-38.3 ショウリノカンパイ 藤原辰雄
7/26 2新潟2 2歳新馬 芝1800 01:49.5 36.4-33.6 ドゥラヴェルデ 木村哲也
7/26 1札幌2 2歳新馬 芝1800 01:51.3 38.6-33.6 バスラットレオン 矢作芳人
7/26 2新潟2 2歳新馬 芝1400 01:22.3 35.2-34.9 サルビア 鈴木孝志

レース数
6月:31
7月:56(重賞1)

印象に残っているポイントのみ

・矢作芳人厩舎
やっぱりレースの使い方は、全国トップクラスで上手い
7月だけで4勝の固め撃ち。しかも阪神、福島、函館、札幌の各競馬場で1勝ずつと作戦どおり。
馬の適性と状態を良く把握しているし、有力どころの調教師が引退・解散を控えている2021-2022シーズンでは競合が更に加熱しそう。
仮に序盤で大きなポイントの上積みが無いと判っていても、矢作厩舎入厩予定なら重複指名覚悟の上で指名したくなりますね。

・手塚貴久厩舎
レースの使い方は、美浦なら間違いなくトップクラス
6月は東京で2勝、7月は福島で2勝。持ち駒の使い方や相手関係の把握がやはり上手。
小回りコースでは瞬発力不足を補うためか積極的なレースが印象的。早期デビューが見込めるなら母馬の戦い方が、かなり参考になってきそう。
ハナからレッドオーシャン(過当競争)を極力避けたい場合は、手塚厩舎を厚めに指名する戦術はオススメ。もちろん有力馬は重複指名覚悟が必要です。

・鈴木孝志厩舎
人気薄でも育成方針は来年春を見据えており好感
レース数が増えたこともあって月間2勝以上した厩舎が増えましたが、昨シーズン(2019-2020)きさらぎ賞を制している、栗東の鈴木孝志厩舎も2勝達成。
しかも新潟競馬場の芝1400mとは言え、新馬戦で後傾ラップを計測。POGシーズンではいよいよ目が離せなくなってくるかも?
今シーズンも重賞でそこそこ結果を出せばの前提ですが、人と違う戦術で勝ち上がりたい・出し抜きたいと考える頭脳派なあなたには、ピッタリかもしれませんよ。要注目。

・高橋義忠厩舎
・青木孝文厩舎

2厩舎とも7月に入り、未勝利戦のみで2勝する特徴が見られました。
まずは栗東の高橋義忠厩舎。
育成手腕は確かだけど、殻を破る確信が欲しい
POG期間の重賞実績のみ不足しているだけで特段嫌う理由はありませんが、新潟に開催が変わって土日に固め撃ち。
ポテンシャルあふれるワンダフルタウンがレコードで快勝、一回使った上積みも感じさせる内容でした。かねてから抱いていた好印象が更に上積みしていきそうです。
2021-2022シーズンであってもやや先物買いの印象は抜けきれないが、GIを勝ったこともある厩舎で軽く扱えないことは確か。POG期間でポイントを上積み出来そうな傾向を探したいところ。

それから美浦の青木孝文厩舎。
堅実な戦術で貢献も、未だ効果は限定的
こちらは函館ダート1000mと札幌芝1800mで1勝ずつ。朝一発目の活躍が光りました。
スタートだけであるとか一瞬良い脚を使えるのを最大限生かしていて、勝ちあがった後の事は一旦置いておくにしてもここまでの結果は素晴らしいかと。
POGで最下位を抜ける為、未勝利を着実に勝ちあがったポイントが後で効いて来る!と割り切って考えるなら、青木孝文厩舎も決してマイナスにはならないでしょう。
過大評価はまだ禁物、0ポイントよりはマシと考えるなら・・・のレベル。

・中館英二厩舎
圧倒的な強さは無くても、条件次第で馬券に生かせる
福島芝1200mの新馬戦で月間2勝と固め撃ち。どちらも無理せず先行し、持久力も生かして抜け出すパターンでもはや狙って勝ったなと思わせる内容。
他に2勝しているのは美浦の木村哲也厩舎と栗東の安田隆行厩舎。
中舘英二厩舎の「短距離戦」「相手関係が互角」「調教の全体時計もまずまず」であれば、より配当妙味があるので馬券を狙ってみるのも面白いかもしれませんね。
こちらも過大評価はまだ禁物、0ポイントよりはマシと考えるなら・・・のレベル。

<今一度の重賞勝ちレビュー>
・菊川正達厩舎
非社台でGⅢ勝ちの盲点を突く戦術なら、検討の余地
リンゴアメでPOG期間中2回目の重賞制覇。短期放牧で状態の上積みよりも、精神面が落ち着いてくれた事がプラスに働いた勝利。
デビュー戦で余力たっぷりに後傾ラップを刻んだ走りは決してフロックではありませんでした。
この一戦だけで厩舎評価を爆上することは出来ないものの、牧場(今回はビッグレッドファーム)と手を組んで最善を尽くそうとする姿勢は、強く感じ取れました。
何年かに一回ハマるって傾向はあるが、リサーチ労力の割にはリターンが少ないのがネック。のんびり時間を掛けて好走パターンを研究してみましょう。



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