みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

仲間内で行っている20頭ルールのPOG
開幕して9ヶ月です。
指名馬を含めた出走馬を振り返ります

(コメントに関しては月曜日以降に追記します)

凡例:馬名の前に△=他者がドラフト指名
   馬名の前に◇=リストアップも指名漏れ

・・・なお今週、私の指名馬
1頭出走登録です。
さて、今週は喜びか、落胆か、はたまたヤケ酒か
ヽ(#`Д´)ノ →  3月上旬時点の指名馬進捗はこちら

今年の指名リストはこちら
指名漏れ・見送りの特集はこちら



※2020年6月スタート、2021年の日本ダービー開催日までを期間とする、POGに参加する一個人の見解が記載されております。
未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。



(出走予定)
3/13
中山05R 未勝利 芝1800

中京05R 未勝利 芝2000

中山06R 未勝利 ダ1800

阪神06R 1勝クラス 芝1600

中山07R 1勝クラス 芝2000

阪神09R 1勝クラス ゆきやなぎ賞 芝2400


03/14
中京01R 未勝利 ダ1400
阪神03R 未勝利 ダ1400

中京04R 未勝利 芝1600
ルコルセール

阪神05R 未勝利 芝1600
中山11R OP アネモネステークス 芝1600


(レース前後短評)
ディープインパクト×Kingmamboで、ゴドルフィンなのに国枝厩舎。母は高齢出産だったはずで今まで上手く行っていないパターンでもあったが、デビュー戦は御多分に漏れず2番人気ながら中団から伸びずに9着。今回も厳しいか。
※中団から伸びずに7着。スローなのに上がり38.7と、芝とは思えないバテっぷり。
▽うまカレドラフト 明治7位

デビュー戦が11着。馬場が良くなった前走は最低人気ながら、勝馬と1.1秒差の4着まで追い上げた。ヒートアップして頭を高く上げる仕草が余計でも、闘争心を見せて粘り込もうとするだけ成長の跡を伺い知ることが出来る。
距離はやはり2000m以上あった方が良いので、今回相手の自滅待ちでも勝ち馬との差を更に詰められるようなら、未勝利卒業の目処も現実的なものとして立つ位置には居る。
※雨で不良馬場では持ち味が全く活きず9着。恨みの雨で度外視出来る。

いくらフサイチパンドラの孫とは言え、ダートに狙いを絞って指名するにしても2月デビュー。
坂東牧場が全然振るわない時の二の轍をガチで踏みに行っており、デビュー戦は先行したが4角で手応えがなくなり1秒8差の5着。さすがに今回も厳しいが掲示板が確保出来れば御の字。
※中団の前、好位を取りきって追走し粘って4着。前を捕まえることが出来ないのは実力だが、今の時点でやれることはちゃんとやったので、ダート1800m以上で粘り強く先行してポイントをチマチマ加算していくしかないだろう。

デビュー戦で大敗した芝のマイルへ再挑戦。芝もある程度はこなしていたし、成長した今ならと言うことか。ペースが緩んだり周りがバテれば浮上のチャンスはある。
マークが甘くなって差し馬有利の流れに乗れれば。
※極端にペースが緩んでくれない流れで、中団待機から1頭だけ伸びずに9着。高橋亮厩舎にしてはたたき台として使ったのか、適性を勘違いして使ったのかは次走明らかになりそう。前者なら度外視出来るし、後者なら指名したい馬の預託先としてリストに入れないで良い。
やはりマイルは合わない。2021-2022シーズンはカナヤマホールディングスの大物再来に警戒しなきゃいけないんだろうけど、やっぱり食指が伸びにくい

全兄キセキ同様逃げて活路を見出してきた。デビュー戦で逃げて4馬身差の快勝、2000mも守備範囲だが本来はもう少し長い距離がベターなはず。ただし厩舎は2400m以上がテンでダメ。
もしここで強い勝ち方が出来れば、ダービーまでの道のりも明確になってくるだろうか。
※不良馬場が堪える血統でも無いはずだが、後方からジリジリ追い上げて6着が精一杯。直線では右前脚のスナップが効いていて、全兄よりも良馬場がベストと思えるフシはあった。
本格化まで時間は掛かりそうだし、中内田厩舎だからダービーを本気で狙っていかないようにも思う。
▽うまカレドラフト 京大3位

2000mが(スピード不足でむしろ)短いので、確勝となるとこの舞台、しかも阪神。
これでダメならポイントの上積みは諦める。
強い勝ち方で未勝利卒業をしたわけではないし、取りこぼす結果だとしてもそれはこちらの見る目が無かっただけの事。つくづく東サラと相性が良くないな。
※この相手で、しかも阪神外回りで取りこぼしたらどうしようと思うレース選択だったが、前半5F62.6-2F=25.0-後半5F60.5と後傾ラップで後続を一瞬で突き放したのだから、及第点の走り。
距離は2000mよりは2400m以上がベターだが、2200m通過タイム2:15.2のあと、最後の1Fが12.7だった&2200mの時点でだいぶバテてフォームがめちゃめちゃになっていたのは大いに不満。
こりゃ引退までに一度は重賞で良い走りが出来たら良いな、と思える程度の内容だった。
運が良ければ期間後の菊花賞あたりが理想だが、期間内はひとまず次走・京都新聞杯か青葉賞でお茶を濁すんじゃないだろうか。期間内に大量ポイントを稼ぐなら、トップスピードが足りない。
▽うまカレドラフト 東京農大1位

ビクトリアバローズ
冬の小倉開催で二度も適性外である1200mに拘って使い、挙句の果てに中京ダート1400mに使ってきた。
前走は結果こそ4着だったにしても、同じポジションあるいは前に行った馬はすべてバテた中、この馬だけ全体上がり3Fより0秒2早いタイムで凌いだ。
2月末に最も見応えのある内容だったし行くしかないレースをするなら距離を伸ばした方が良いのだが、まさかダートに変えて来るとは。
中内田充正厩舎にロードカナロア産駒・Kingmambo系はやはり危険。しかも半姉は、牝馬重賞で3着でもコレだ。
※大差でシンガリ負けだがスタート直後に立て直した馬も含めて、内と外から3頭ずつ発馬直後の斜行でビクトリアバローズに集中するように挟まれてしまう。(JRAのHPで全周パトロールを参照)
1頭ずつ挟まれることは時折起こるが、3頭ずつ挟まれてしまうなんて極めて稀。さすがにこれではレースどころの話ではなく可哀想である。
これだけでゆうに6馬身はロスしており、ダートも全く合わずスタート400mで手の施しようもない程置き去りにされてしまった。
それにしても中内田充正厩舎の起用と言い、バローズさんの法則と言い、つくづく持っていない馬だと思わせる。適鞍に使っていれば今頃、1勝クラスで惜しいレースはしていただろうに…。


GIを勝った半兄と同じく斎藤崇史厩舎に所属する、ラウダシオンの半弟。
半兄が2,500万円だったとは言え、シルクの3,000万募集馬とかなり割安。
リアルインパクト→キズナに代わって、喉の手術などアクシデントもありデビューが延びただけあって、デビュー戦は1番人気ながら中団待機から全く伸びずに11着。
ダートで大きく変わるとは考えにくいが、果たしてどうだろうか。
単純にこの馬が順調でなかったのもあるにしても、Raise a Nativeが父・母どちらも1本以上で合わせて3本は欲しい斉藤崇史厩舎に、その毛がゼロのキズナがそう滅多には合わないと言うのも良く分かったシーズンだった。
もちろん、半弟もその法則通りならポイントを稼ぐまでかなり時間が掛かるだろう。シルクもこれからよく考えないといけないんじゃないだろうか。
※当日朝の発表で4角=12.1%、ゴール前=12.8%の含水率。稍重に近い重馬場のダートをこなせる下地があったにしても、とてつもないスピードを見せて快勝。
母馬の素質をまざまざと見せつける内容だった。
スタート鋭発を決めて前半3F=33.7、前半5F=57.5、6F=1:10.5と未勝利戦ではかなりの好タイム。
直線ではさすがに体力のお釣りが無くて、前脚が左を向くフォームでかなり遊んでいたがそこからもよく粘っていた。逃げれば強い。
これだけやれるとパッサパサ&地方のダートだとどうか?はあっても、
1,400mダートもこなせる可能性も残しつつ、もはやカペラステークスかJBCスプリントかを狙うしかなくなる。
母の特徴が活きるとすれば、スピードを殺される馬場と展開は合わないはず。

▽うまカレドラフト 3大連合(早稲田・電通・東工)3位

もともとメンタル面が脆くマイルではスタミナを浪費していたが、前走の前後半46.7-47.8と未勝利にしては引き締まった流れを中団追走し、全体上り3F=35.7のところ35.9と粘って6着まで追い上げたのは収穫。
決め手が弱いなりに善戦できるようになったが、マイルに拘るには少し相手が骨っぽい印象。前走と同じだけ走れれば今後の展望ももう少し明るくなる。
※中団から伸びずに10着。重馬場だったのも響いたが、首の可動域(上下)が小さいのであきらかにマイルは短い。もっと距離を延ばさないと話にならない。
藤原英昭センセイもヤキが回ったわけでもないのに、なぜマイルに拘るのか意味が分からない。成長待ちで経験値を積みたいなら理解できるけど、それなら1800mでも2000mでもレースはあるんだし・・・
▽うまカレドラフト 東京農大2位

ディヴィーナ
昨年発売の丸ごとPOG誌面で、友道センセイがグイグイ推すコメントをしなかったのが気掛かりなモーリス*ヴィルシーナ。じっくり仕上げた方が良い父なので、ここまで引っ張ったのが吉と出るか。
神掛かるのは良いけど、結果がどうにでも転べる名前では割引。仮にコケたとしても痛くも痒くもないのでは。
※馬番決定前に出走取消
▽うまカレドラフト 中央4位

ルコルセール
道中の追走がクリア出来るようになってはきたが、勝ち馬から1秒0離れた5着だったように際どいところまで追い上げられていないのがネック。
堀厩舎としても立て直した効果を期間後の年末までには出したいはずだが、母父サンデーサイレンスではもともとクラシックに縁が無かった厩舎でもある。
昨夏の時点でものすごい走りをしてこなかったのだから、やはり過剰な期待は禁物。
※デビュー以来一番良い走りが出来て3着。先行有利な展開に乗ったし、馬場が渋ったのも功を奏したように思える。発馬もまずまずで3番手外のポジションをキープ。
直線では前を捕まえることは出来なかったが、道中をクリアして粘ろうとする姿勢は見せた。現状では満点の競馬。
重箱の隅を楊枝でほじくるような指摘をすると、2角の周回コース合流点では内に入るのを嫌がる仕草を見せて反発していたのが気掛かり。
馬場が渋らない限りマイルではスピードが足りないので、この特徴が直らないとなればやはりローカル小回りではない1800m以上で粘る競馬が観てみたい。

ヘネラルカレーラ
全然加速が効かないのにマイルでどうにかしたいと、角田晃一厩舎が距離にこだわっている馬。他人の指名馬とは言え、こうなったらかなり角田厩舎も重症だと思うようにしたい。
デビュー後2・3・2着と惜しい競馬が続いていたが、前走は4着。
馬自身もだんだん上積みの乏しさが表面に出てきていて、4角で負けが決まってしまう二の轍を何度もなぞり始めたかのような香りが、プンプンしてきている。
立て直して汚名返上となるか。それともやっぱり期待してはアカン厩舎のままなのか。
※3番人気11着。現役時代も良い時と悪い時がハッキリしていた角田騎手だが、調教師になってもそれは変わらず。少なくともこの馬の育成、子息を自厩舎で預かる姿勢に関しては評価しない。
もちろん勝負強さと嗅覚は並みではないので、いつかは育成手腕の見直しが必要だとは思う。2021-2022シーズンで期待したい厩舎じゃなくなっただけ。
▽うまカレドラフト 阪大5位

シルクRで美浦の林厩舎、リオンディーズ産駒で母の父がサクラバクシンオー。
気の強さを良い方に使って平凡な勝ちタイムながら、デビュー戦は最後の差し脚が粘り強かった。
ペースアップした際の対応力がカギを握ったまま惜敗だったので、OPに挑戦するのはかなり無謀。
前走も上がり3位で差してきて2着惜敗と悲観する内容ではなかったが、外々を回ったロスを込みにしても歯が立たない脆さも見せた。
今回は棚ぼたで掲示板、実力通りなら入着(6~8着)が御の字だろうか。
※約2カ月を空けた間に、馬が一気に成長してきたのは事実。それにしても、津村明秀騎手が重馬場を平気でこなすわ、45.6-49.2の前傾ラップを焦らず控えてこなすわ、大外を回しても脚色が違うと想定の遥か上を行った。快勝して桜花賞権利取り成功。
シルクの1,400万募集馬だが、リオンディーズ産駒は侮れない。来シーズンはどうか?はあるが、案外スイスイと成績を上げてくるかもしれない。林先生はもちろん評価上げて良い。


ベッラノーヴァ
こちらもシルク。デビュー戦快勝は重馬場だったのも幸いしたし、その時だけ妙に丸山元気騎手とシルクが絶好調だった。
前走は46.8-47.6と消耗戦を慌てずに後方待機、道中は最後方まで下げる場面もあったが、何度も行きたがる場面を上手くなだめて、足を貯めたのがごっつぁん差しには功を奏した。
4角は大外を回してしまったので上り最速をマークしながら、勝ち馬に0秒5差、2着馬に0秒1差がついている。
よりタイトなペースでも抜け出せる耐性が欲しいし、リステッド競争にしては前半貯めてロングスパートを身上とする先行馬が揃った。相手の自滅待ちで後方一気だけでは決め手と持ちタイム不足。
距離が伸びれば気性面の課題がネックになるので、やはりマイルでどうにか足掻くしかないだろう。今回は掲示板が精一杯、馬券に絡めたらラッキーな程度で、さすがに単勝上位人気はやり過ぎ。
※2番人気ながら馬体重400kgと小ささは変わらず。45.6-49.2の前傾ラップで済し崩し的に脚を使わされては、そもそも勝負にならず9着。
金成厩舎に過大な期待をしてはいけないだけの話で、コツコツチマチマとポイントを稼ぐと割り切らなきゃいけない。これはおそらくシルクのレースチョイスがアカンのに、テキが首を横に振れなかった・・・としたら問題だとは思ってる。



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