みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

仲間内で行っている20頭ルールのPOG
開幕して3週間です。
指名馬を含めた出走馬を振り返ります

(コメントに関しては月曜日以降に追記します)

凡例:馬名の前に◎=管理人が指名
   馬名の前に△=他者がドラフト指名

・・・なお今週、私の指名馬
3頭も出走登録です。
初勝利まだですけどね
( ´艸`) →  今年の指名リストはこちら

指名漏れ・見送りの特集(前半)はこちら
指名漏れ・見送りの特集(後半)はこちら


※2021年6月スタート、2022年の日本ダービー開催日までを期間とする、POGに参加する一個人の見解が記載されております。
未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。



(出走予定)
06/19
東京05R 新馬 芝1600


06/20
札幌05R 新馬 芝1200

東京05R 新馬 芝1400
阪神05R 新馬 芝1600
ダノンスコーピオン


気持ちを切り替えたい方は初夏を乗り切るアイテムをどうぞ。



(レース前後短評)
半姉のククナがキャロットの4,400万募集で、20-21シーズンで活躍。弟は父がハービンジャーに変わり美浦・栗田徹厩舎。5,000万募集は半姉と比較してほぼイコールと考えて良いだろう。
これまで通りの傾向だとすると、栗田徹厩舎は世代で1頭だけ当たりで、あとは全部外れに近いのが通例。
預かる馬のプロフィールを観るとそんな訳が無いとすら思えてしまう今シーズンだが、食指が伸びなかったのは19-20シーズンがかなりもどかしかったのも影響している。
※この時期にしても前後半が50.0-46.8と酷いスローペースだったので、上がり3F=11.4-11.3-11.4で勝ったにせよ、半姉と同じ評価をして即下して良いかは疑問。
雨で稍重だったとは言え、これだけ貯めれば終いのタイムが出なきゃウソになる。
今回馬場はこなしたが、本質は良馬場向きのはず。ハミを噛んでギアを上げようとする前に、一度首を横に振る癖があるのが気掛かり。
とは言え、5代血統表にNorthan Dancerが5*5以上あって、母の名前と同じ文字を一文字以上使って居れば母馬の優秀さを示すには十分な根拠になってきそう。次走が試金石の一戦。
▽うまカレドラフト 一橋2位

フェニックスループ(9位指名)
当日の馬体重が450kg~470kgあたりなら先々も楽しみになってくる。牡馬偏重の平田厩舎に、比較的得意とするキンカメ産駒が入ってきた。
社台RHで6,000万募集と評価自体は悪くないし、ホームラン狙いでもあるが堅実に賞金を稼いでくれるととてもありがたい存在。まずはデビュー戦で才能の片鱗ぐらいは見せて接戦に持ち込んで欲しい。
※遠征した影響もあって馬体重が446kg。この時点で悪い予感はしたが、中団から脚を貯めるまではスムーズなレースぶりだった。現時点の完成度による末脚の決め手較べでは劣っての6着だが、レース全体の上がり3F=34.1と同じタイムでは走れており、着順やフォームのぎこちなさほど悪くない内容。
2歳夏からいきなりではなかったにせよ、成長してくればもっとレースが上手くなるはず。馬場は思っていた以上にこなせていたのも収穫。

▽うまカレドラフト 近畿4位

マイシンフォニー(15位指名)
思ったよりも早く仕上がってきて、6月の東京開催へ遠征してデビュー。キーファーズさんに限らず2億を超える高額落札馬で、結果を出すのはかなり難しいもの。
POGの結果だけを考えるなら食指が伸びなくて当たり前だし、虎の巻でも松永幹夫厩舎にディープインパクト牝馬がマッチしているとは考えにくい。
それでも指名したのは、新しい稼ぎ頭が欲しいって理由もあるはず。東京でデビューするとは思わなかったが、輸送をこなすために直前の調教が軽かったのはあまり良い印象ではない。
※雨の稍重で前後半が50.0-46.8と酷いスローペースながら、最後方待機。直線も半ばまでは進路取りで追い出せず、正味ラスト1Fだけ追ってメンバー最速となる上り3F=33.6をマークして4着。
勝ち馬とは0秒6も離れてしまっておりもう少し成長を促したいところではあるが、一番キツいラスト1Fで差をしっかりと詰めており、気性面の難しさを抱えながらの現状では上々のデビュー戦と言えよう。
一度使ったことで次走は決め手を活かしたレースが出来るようになってきそう。
▽うまカレドラフト 京大1位

前田幸治オーナーで母はフィドゥーシア。母母がビリーヴと言うロマンあふれる血統ではあるが。Gun Runnerと言う種牡馬では食指は伸びない。
札幌・芝1200mで母譲りの快足を見せられるだろうか。
※稍重馬場で前後半が34.7-34.8とイーブンペースの中、大外枠からスタート5分で二の足が付いて、良い前進気勢で2番手を確保。
ペースが落ち着いてくれたおかげでコーナリングもスムーズに運び、直線もまずまず伸びる。残り100mで抜け出して集中力を欠き、気の若いところを見せては居たが危なげなく快勝。
勝ったとは言え1200mよりも1400m以上がベターだろうし、気持ちが前向きになると前脚・後脚とも右脚が外へ向いてしまうのがネック。洋芝や渋った馬場は上手いはずだが、野芝でスピード較べになるとかなり分が悪い印象。馬体の成長とともにフォームに無駄がなくなれば、もっとレベルの高い走りになってくる。

▽うまカレドラフト 西南学院1位

イモータルフェイム
G1レーシングの3,400万募集馬っていう時点で食指は伸びないし、いくら鹿戸厩舎に居た母:フォーエバーモアとは言え、ロードカナロア*母父ネオユニヴァースって血統もこれまでの厩舎成功パターンとは合致しない。
今の時期でどれだけやれるかの試験走行変わりだろうか。
※スタートで出遅れた上に、前をカットされてしまい位置取りがだいぶ後方に。それだけでも大きな影響があったが、スピードに乗って付いて行くまでに時間を要しており、成長を待たないと1400mは無謀とも思える内容だった。
今の時期で11着は仕方ない面もあるが、前後半ラップタイムは39.0-13.1-33.6で切れ味勝負にも負けてしまっている。
レース全体の上がり3F=33.6のところ34.4なので、芝2000m以上など全く違う条件で見直したい。一度使ったことでもっとやれるようになれば、今回は度外視出来る。

▽うまカレドラフト 東京都立2位

19-20シーズンに指名したレシステンシアで、大変お世話になった松下厩舎。
何か良い産駒はいないかと探していたが、唯一の成功法則であろうと仮定した「サンデーサイレンス」「Sadler's Wells」「デインヒル」が全部入っているのが良いとすれば、ショウナンハクラクだったと言うワケ。
この指名は実験要素がかなり多いため、逃げて全く粘れずと「しょーもないオチ」になること&大懺悔大会も覚悟の上で、この辺りで獲れたら良いなと判断。
この時期にデビューできたのは予定通りなので、あとは少しでも早く勝ち上がり上のクラスでコツコツと賞金を稼いでほしい。
Frankel*大血統ヘイルトゥリーズン系で考えると、Roberto系の母父:タニノギムレットだったタニノフランケルが期間中2595ポイント稼いでる。もしもこれを超せるとしたら儲けもの。
もちろん厩舎の先輩と同じように逃げて結果を残しても良いし、好位差しを決めてもらっても構わない。
※力んで走っており、レースで勝ち負けになるレベルでは無かったのだが、その割にはバテた馬を交わして4着だったのが救い。
一度使ったことで馬体の成長が促されれば巻き返せる余地はあるし、距離を伸ばしていくのも一つの案。
まだ2歳の夏だしデビュー戦だけで評価を下すのは早計だろうけど、粘り強く伸びて行ける脚を持っているからやはり先行策が良さそう。ここから先は調教内容と育成手腕が問われる。

ダノンスコーピオン
ケイアイファーム*ダノックス*安田隆行厩舎のロードカナロア産駒までは、ダノンスマッシュと全く同じ。
母の血統がかなり違っているし、既に成功例のある厩舎と馬主、種牡馬の組み合わせで「柳の下の二匹目のドジョウを狙う」ものの、ダノックスさんはこれで上手く行った試しが無いためスルー。
デビュー戦でどれだけやれるかによっては、過去の慣例を打ち破る活躍まで見込めるのかもしれないが、それだけのバケモノがこんな早くデビューするものかね?
※一瞬の加速力はダノンスマッシュを彷彿とさせ、最後まで粘り強く伸びてデビュー戦勝ち。全体の走破タイムは平凡で、クラスが上がって通用するかと問われると?が付く。
相手に恵まれたデビュー戦ではあったにせよ、雄大なフットワークを見せて稍重馬場で52.1-47.4の前後半を差し切っており、1勝クラスならいずれ勝ち負けできる素材なのは間違いないはず。
馬場は渋らない方がベターだろうし、安田隆行厩舎であっても距離は1800m以上に伸ばした方が持ち味が生きてきそう。
まずは夏場と秋の成長がどれほどなのかに注目してみたい。

▽うまカレドラフト 明治4位



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