みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

仲間内で行っている20頭ルールのPOG
開幕してもうすぐ1ヶ月です。
指名馬を含めた出走馬を振り返ります

(コメントに関しては月曜日以降に追記します)

凡例:馬名の前に◎=管理人が指名
   馬名の前に△=他者がドラフト指名

・・・なお今週、私の指名馬に関しては出走登録ありません
ヽ(#`Д´)ノ →  今年の指名リストはこちら

指名漏れ・見送りの特集(前半)はこちら

指名漏れ・見送りの特集(後半)はこちら

※2021年6月スタート、2022年の日本ダービー開催日までを期間とする、POGに参加する一個人の見解が記載されております。
未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。


(出走予定)
06/26
東京01R 未勝利 芝1600

札幌05R 新馬 芝1200

阪神05R 新馬 芝1400


06/27
阪神05R 新馬 芝1800



気持ちを切り替えたい方は初夏を乗り切るアイテムをどうぞ。



(レース前後短評)
過去20年で「POG開幕週」「日曜日の東京・芝で1番人気」「ノーザンファーム生産の牝馬」は4戦4勝のデータがあるのに、デビュー戦は大きな出遅れも響いて2着惜敗。
これが『どうやっても負ける2着』ではなく、『最後まで勝てる手応えがあっての2着』なので、評価を落とす必要はなさそう。
マイルでスピードを求められても平気と言えるだけの走りに進化していくのか、それとも無骨な萩原清センセイらしく距離を伸ばしてナンボのレースぶりのままなのか。
馬体がパンと張ってこないのもちょっと気になる。
※スタートで外から猛タックルをモロに受けてしまう。前後半は49.8-46.0と後傾ラップで、レースのラスト3Fは11.4-11.2-11.4と、決してレベルの低い戦いでは無かった。
それでも相手が悪かったと言うレベルでは無く、相手に恵まれても今回は『どうやっても負ける2着』になってしまったのは不満。
8頭立ての少頭数で進路取りに失敗したのは戴けないし、ハーツクライ産駒らしくマイルがピッタリ合っているわけでもなさそう。
スローで貯めたのに、差を詰められるだけの脚が一瞬だけだったのも、正直残念な内容だった。
2歳の夏場に2000m以上のレースなんて無いし、しばらくは1800mで相手に恵まれるか、惜敗続きだろうか。いっそ夏場を休んで成長を促してほしいと思うぐらい。
社台OCや萩原先生を責めるワケにもいかんだろうけど、早期デビューが仇となってしまわないか心配な負け方だった。
▽うまカレドラフト 立命2位

イスラボニータ産駒で母父キングカメハメハ。母父キングカメハメハの成功法則だけを抜き取ると、キャロットなのがマイナス。
加藤征弘厩舎なのはマイナスにはならないだろうけど、キャロットの1,800万募集馬をどんな風に仕上げて来るかは興味津々。まずは1200m向きのスピードがあるかどうかを判断したい。
※前進気勢は素晴らしく、なるほど短い距離を試したくなったのも納得の動きだった。今の時点ではスピードの絶対値が足りず6着だったし、本質はマイルより長い距離が合っているだろう。
先行して粘るのが良さそうな走りだったので、デビュー戦の試験走行としては十分すぎる内容。レース経験を積んで、成長が観られた暁にはもっとやれそうな雰囲気を感じさせた。


アグリ
Storm cat系の種牡馬・Caravaggio産駒で1億超えで、あのオーナー。日本の馬産界にお金を落としてくれるのはありがたいが、しばらくは様子見で良いだろう。
安田隆行厩舎なので嵌った時の破壊力もあるが、芝に卸すのはちょっと「なんで?」ってレースチョイス。思った以上に芝をこなせるなら面白くなってくる。
※スタートが早い訳では無いが、周りがモタモタしてくれたおかげで川田将雅騎手十八番の2番手を確保。直線は粘ったが持久力不足が最後に祟っての3着敗退。
前後半は36.9-12.5-34.8と、この時期とは言え1400mがベターと考える馬が出す内容では無かった。そりゃあのオーナーなんだし、今日は相手にも恵まれて運が良い方に向いたと考えるのが自然。
十中八九距離を伸ばした方が良いはずで、安田隆行厩舎だし1600m前後だと距離不足(スピードの絶対値不足)でしばらく泣きを見続けてしまうんじゃないだろうか。


奥様の馬なら信頼感が置ける音無厩舎だが、旦那様の馬ではまだPOGで結果が出せていないのが気掛かり。
ディープインパクト*母父More Than Readyの組み合わせは、過去10年程遡って2頭がデビューして殆ど賞金を稼いでいない。
1万分の1の大成功なのか、99.99%目も当てられ無い程度の実力なのかはゲートが開けば解るはず。
※デビュー戦は8着に敗れたが、3角手前で直前に居たショウナンナダルのフラつくような走りにだいぶ難儀していたので、見直せる余地は十分。
それにしても結構タイトな流れを追走して直線では手応えが無くなっていたので、現時点では適性外の距離や展開でレースをしていた可能性が高い。
スピードの絶対値が足りないので、成長に合わせて距離をもっと伸ばした方が良いタイプと見受ける。競り合う気迫が足りていなかったので、メンタル面のケアも必要になってきそう。
▽うまカレドラフト 立命1位

レッドベルアーム
半兄のレッドベルジュール、レッドベルオーブが重賞を勝ってくれたが、この馬は父がハーツクライ。
母父がUnbridled's Songのハーツクライだと、アダムバローズやスワーヴリチャードの成功例はあり、ディープインパクトを付けられなかった中ではこの変更は仕方なかったのかも。
ただ、マイラー色の強い母に距離を伸ばして良さが出るハーツクライはマッチするんだろうか。デビュー戦で全然良いところが無いと苦しくなるので、せめて見せ場ぐらいは作ってほしいはず。
※前後半は47.8-12.4-47.7とこの時期にしてはかなりタイトな流れで、最後はラスト3F=11.6-11.9-12.2と時計を要した展開で、持久力を問われたのもプラスに働いた。
デビュー勝ち自体はしたものの相手がバテたところを追い較べで交わしたに過ぎず、半兄同様重賞まではどうにかなってもGIで・・・ってのは無茶なレベルと判断。
それでも半兄よりも距離が遥かに持ちそうな実力はシッカリ示したので、2000m以上で粘り強さを活かした先行策を見せてほしい。

▽うまカレドラフト 駒澤1位



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