みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。
POG2021-2022シーズンも可能な限り
短信(レビュー)を行って振り返りをしたく思います。
それから、2022-2023シーズンに向けて
より戦略的な指名でPOGを楽しめるように、
ヒトの部分も定期的に観察し、策を練っていきます。
※2021年6月スタート、2022年の日本ダービー開催日までを期間とする、POGに参加する一個人の見解が記載されております。
未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。
厩舎と騎手の勝ち星集計も公開していますので、ダウンロードして閲覧してください。
※二次製作の元データとしての使用はご遠慮ください。当方は一切の責任を持ちません。
※データはJRA-VANのTARGET frontier JVを使用して抽出しています
レース数
合計:90(重賞1)
特に函館2歳Sの翌日に未勝利戦を勝ち上がったアウトパフォームは、函館2歳Sを0秒1上回るタイムで走破しており、上がり3F=34.4と秀逸な内容だった。
7月の2歳戦データ
今期から2歳戦の結果・データをPDFにてお配りいたします。厩舎と騎手の勝ち星集計も公開していますので、ダウンロードして閲覧してください。
※二次製作の元データとしての使用はご遠慮ください。当方は一切の責任を持ちません。
※データはJRA-VANのTARGET frontier JVを使用して抽出しています
レース数
6月:29
7月:61(重賞1)
===============合計:90(重賞1)
印象に残っているポイントのみ
・大橋勇樹厩舎
開業19年目、初めての芝重賞・函館2歳Sを制覇
ジャパンカップダートでGIの他、ダートでは複数の重賞勝ちがある大橋勇樹厩舎。
POG期間内の芝重賞成績は、ニホンピロの小林百太郎オーナー所有馬で二桁着順がある程度だったが、一足飛びにナムラリコリスで芝重賞を制覇。
初のJRA芝重賞制覇となったが、牝馬ではこれまでにニホンピロブリュレ(北九州記念4着)やサンマルクイーン(ローズS6着)の惜敗があって、実は牝馬で芝なら・・・の可能性はあったのかもしれない。
そこを見抜けなかった時点で何も言い訳は出来ないにしても、ジョーカプチーノの生き写しのような先行して粘り強いスタイルで勝ったのはお見事。
泉谷楓真騎手が最後に右鞭を連発していた点こそは感心しないが、馬のやる気を最後まで維持させ足を引っ張らず、初重賞制覇に相応しい息の合った道中エスコートだったのも印象的。
POG期間内の芝重賞成績は、ニホンピロの小林百太郎オーナー所有馬で二桁着順がある程度だったが、一足飛びにナムラリコリスで芝重賞を制覇。
初のJRA芝重賞制覇となったが、牝馬ではこれまでにニホンピロブリュレ(北九州記念4着)やサンマルクイーン(ローズS6着)の惜敗があって、実は牝馬で芝なら・・・の可能性はあったのかもしれない。
そこを見抜けなかった時点で何も言い訳は出来ないにしても、ジョーカプチーノの生き写しのような先行して粘り強いスタイルで勝ったのはお見事。
泉谷楓真騎手が最後に右鞭を連発していた点こそは感心しないが、馬のやる気を最後まで維持させ足を引っ張らず、初重賞制覇に相応しい息の合った道中エスコートだったのも印象的。
・栗田徹厩舎
スタイルチェンジ?1200mで2勝
月間3勝の最多勝利タイとなった栗田徹厩舎。昨シーズンのタイトルホルダーのような、1800m以上で荒稼ぎと思いきや今月は1200mで2勝と珍しい傾向。特に函館2歳Sの翌日に未勝利戦を勝ち上がったアウトパフォームは、函館2歳Sを0秒1上回るタイムで走破しており、上がり3F=34.4と秀逸な内容だった。
本質は「栗田徹厩舎ならでは」の距離が1400m以上に伸びて楽しみなタイプなのかもしれないが、今年は飛びぬけた存在を引っ込めて平均的に賞金を稼いでくるスタンスに戻ったのかもしれない。
期待と不安が入り混じった内容だが、中でもグランシエロの勝ちタイムは抜きん出ている。
2歳の8月までの期間で、芝1800mで1.48.0以下の走破タイムと、上がり3F=34.0の両方をクリアできたのは、昨年のワンダフルタウンを除くと、このグランシエロのみとなる優秀な内容だった。
8月に同レベルをクリアした馬にも、ミモザ賞を勝ったセキショウや、芙蓉S2着などの戦績があるレジェンドセラーなど、期間内2,000ポイント獲得馬が居る程。
鞭を入れると右へ左へと物凄い斜行をしてしまうのが悩みの種だが、武井亮厩舎から芝の重賞級が久しぶりに登場してきたと言っても過言ではなさそう。今後の成長と動向が楽しみになってきた。
こちらも月間3勝と7月の月間最多勝タイとなった。
ダートと芝で合計3勝はどれも勝ちタイムこそ平凡で、終いの決め手に勝る相手を何とか凌ぎ着差も僅か。
そんな内容ではあるものの、これまでPOG期間中の成績は皆無と言える状況から、POG期間内初勝利を成し遂げていきなり月間3勝の荒稼ぎとなった。
小倉・函館・新潟と、タイプが異なる各競馬場で勝ち星を挙げたのも特筆モノ。レースの選び方が秀逸な印象を受けた。他の2歳馬もこれに続くことが出来るだろうか。
・武井亮厩舎
ダートではなく芝で3勝、今年は一味違う?
これまでダートGI(全日本2歳優駿)を勝つなど、ダートで固め撃ちをしやすい武井亮厩舎がまさかの芝で3勝と怪気炎。期待と不安が入り混じった内容だが、中でもグランシエロの勝ちタイムは抜きん出ている。
2歳の8月までの期間で、芝1800mで1.48.0以下の走破タイムと、上がり3F=34.0の両方をクリアできたのは、昨年のワンダフルタウンを除くと、このグランシエロのみとなる優秀な内容だった。
8月に同レベルをクリアした馬にも、ミモザ賞を勝ったセキショウや、芙蓉S2着などの戦績があるレジェンドセラーなど、期間内2,000ポイント獲得馬が居る程。
鞭を入れると右へ左へと物凄い斜行をしてしまうのが悩みの種だが、武井亮厩舎から芝の重賞級が久しぶりに登場してきたと言っても過言ではなさそう。今後の成長と動向が楽しみになってきた。
・杉山佳明厩舎
勝ち時計は平凡だが新馬勝ちだけで月間3勝
栗東の杉山厩舎が2つあって、牝馬3冠を達成している杉山晴紀厩舎では無く、杉山佳明厩舎。こちらも月間3勝と7月の月間最多勝タイとなった。
ダートと芝で合計3勝はどれも勝ちタイムこそ平凡で、終いの決め手に勝る相手を何とか凌ぎ着差も僅か。
そんな内容ではあるものの、これまでPOG期間中の成績は皆無と言える状況から、POG期間内初勝利を成し遂げていきなり月間3勝の荒稼ぎとなった。
小倉・函館・新潟と、タイプが異なる各競馬場で勝ち星を挙げたのも特筆モノ。レースの選び方が秀逸な印象を受けた。他の2歳馬もこれに続くことが出来るだろうか。
【勝利数上位】
1位タイ 4勝
1位タイ 4勝
伊藤圭三厩舎(7月2勝)
栗田徹厩舎(7月3勝)
3位タイ 3勝
3位タイ 3勝
手塚貴久厩舎(7月1勝)
安田隆行厩舎(7月1勝)
杉山佳明厩舎(7月3勝)
武井亮厩舎(7月3勝)
7位タイ 2勝
浅見秀一厩舎(7月1勝)
牧田和弥厩舎(7月1勝)
杉浦宏昭厩舎(7月1勝)
池添学厩舎(7月1勝)
林徹厩舎(7月1勝)
清水久詞厩舎(7月2勝)
須貝尚介厩舎(7月2勝)
宮田敬介厩舎(7月2勝)
大橋勇樹厩舎(7月2勝)☆
茶木太樹厩舎(7月2勝)
黒岩陽一厩舎茶木太樹厩舎(7月2勝)