みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

仲間内で行っているドラフト会議も終わり、新たなシーズンは始まりましたが
その次のシーズンへ向けて備忘録として、ダイワメジャー産駒に関する私見をまとめて起きます

※2021年6月スタート、2022年の日本ダービー開催日までを期間とする、POGに参加する一個人の見解が記載されております。
未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。



ヒトの部分を一旦外れますが、ちゃんとヒトの部分も考察します。

まず何故「ダイワメジャー産駒」なのか
理由は主に3つ
・上位の競合でライバルに獲られる可能性が、比較的低い
・素質馬と呼ばれる末脚炸裂タイプと、真逆の逃げ・先行で強い勝ち方をする
・前例がPOG期間に集中して荒稼ぎしてくれている

細かいところを言うと
・成功法則が露骨で狙いやすい
・ただでさえ勝負強いM.デムーロ騎手と、とにかく合ってる
と言う理由もありますが、主な理由だけでも 研究のし甲斐がある のは事実です。



ダイワメジャー産駒で
POG期間内にGIでも活躍する傾向

(血統)
①母にノーザンダンサー系は必須
可能であれば、サドラーズウェルズ < ヌレイエフ << ダンジグ(ダンチヒ)
無い場合でも最低限ストームキャット(もしくはその父:ストームバード)は欲しい
効果としてはハイぺリオンのクロス。

ダイワメジャーの2代母はスカーレット一族の始祖・スカーレットインクなんだけど、その元を築いたのが5代母のユアホステス(Your Hostess)で、これがハイペリオン直系の孫。
それこそ7*7*7とか7*8*8みたいなのが多いけど、ネアルコも一緒に薄くてもクロスが掛かるのでソコソコ効果はある。
カレンブラックヒルは母父の5代血統表にハイペリオン系が掲載。

出典 ウィキペディア



②あれば嬉しいミスタープロスペクター系
ミスプロ自身または、仔のファピアノが入っていれば一つの目安になるが、
その子孫が他の血統の良さを内包していると考えると自然。

ダイワメジャーの祖母・スカーレットインクは4代前にブルドッグ(テディ系)、
5代前にはマンノウォー(フェアプレイ系)の5*5クロスも持っており、
これがミスプロ系種牡馬と交配してきた繁殖牝馬に多くある、セントサイモン(St.simon)とのクロスを産み出している。
正直10*11とか、11*12レベルの薄いクロスではあるが、マイペースで先行押し切り・抜け出しが上手かったダイワメジャーの(かなり激しい目の)気質に良く似た血統が濃くなる点では有効になる。

出典 ウィキペディア




(ヒト)
③ノーザンファームが理想
他の牧場では芝のGI制覇をしていない。
ダイワメジャー自身が社台ファーム生産なので、設備が整った大きな育成出身牧場なら問題なし


④調教師の名前で絞る
調教師はおそらく限定されるように思われる。
まず、音読みで末尾の母音が「ウ」になる文字を使って居る事
可能な限り馬主にもそれが当てはまると良い

それから調教師は濁点のある子音で始まる文字を使って居る事
二つの条件をクリアしている例が期間中のGI馬に共通している

田修*オーナー鈴木
☆調教師「修=シュウ」&オーナー「隆=リュウ」+調教師「田=デン」

友道康夫*オーナー近旬子
☆調教師「友=ユウ」「康=コウ」&オーナー「藤=トウ」+調教師「道=ドウ」

康仁*オーナー限会社サンデーレーシング
☆調教師「康=コウ」&オーナー「有=ユウ」+調教師「田=デン」「仁=ジン」

松下武士*オーナー限会社キャロットファーム
☆調教師「松=ショウ」&オーナー「有=ユウ」+調教師「下=ゲ」「武=ブ」

参照:goo漢字辞典


かなり強引だけど、まずはこのレベルはクリアすべし、と考える
この例だと国枝厩舎、堀厩舎、木村厩舎は割引、
目標をGI掲示板ではなく1勝クラス卒業程度にと思ってます

メジャーなところだと、池江厩舎や大竹厩舎
安田隆行厩舎、矢作厩舎、中内田厩舎あたりは条件クリア
特にハードにトレーニングしてくれる矢作厩舎は検討の余地十分
オーナー次第では大きく狙っても良いのかも

※ちなみに、美浦だと名前でクリアする調教師は若手中堅にゴロゴロ。
高木登-武井亮の師弟ラインは、確かに現実味がありそう。
ただ、現状任せられるのはやはり栗東。
別格のこの人は当然としても、それ以上に将来性を考えればこの厩舎にダイワメジャー産駒での大活躍チャンスはあると、勝手に思ってる。


⑤馬名の命名法則
・牡馬の場合は、冠名+○○の形
そして「失敗せずに戦いを圧倒的有利な立場で進めていく」のを連想させる名前であること

・牝馬の場合は母から連想される馬名内容であること
公式には母から連想していなくても、内容が似ていればOK

・可能であれば、なるべく日本国内ではない遠いところを連想させる名前がベスト
(例)ブラックヒル=ネパール、レシステンシア=アルゼンチン、マーズ=火星(もはや宇宙)

・英語表記時には、冠名を除く部分で以下の用件を必ずクリアしている事
「r」または「l」を使用、かつ母音の「a」も使用している

参照:JRAホームページ → 競走馬検索



来年は血統面でクリアできそうなのが20頭ほど居るので、
厩舎と馬名さえドラフト会議までに決まっていたら、
逃げたり先行して直線では後続を突き放せる、大物の可能性も検討してみたいものだ。


<候補例>
・ノーザンファーム
ラカリフォルニーの2019 牝 馬名:ナンヨーリリー 美浦・斎藤誠厩舎
母自身がミスプロ4*4、ヌレイエフとニジンスキー、ストームバード持ちでNorthern Dancer5*5*4。ダンチヒは無いけど、ミスプロでカバー出来れば芝のマイルで先行させたい背景は揃ってる。
※命名法則、関係者名もクリア。美浦の牝馬なので地道なポイント加算を下位で行ってもらうのが良さそう。

ラファダリの2019
 牝 馬名:オルテンシア 厩舎未定
ヘイロー3*4にヘイルトゥリーズン4*5*5のオマケつき。ハイペリオン直系もあり兄姉がパッとしてなくてもダイワメジャーに変わって激変の可能性はあるだけに、厩舎と名前はメチャメチャ重要。
※厩舎が決まっていないのはマイナスだし、命名法則から外れている。名古屋友豊さんなのでおそらくは栗東なのではないか。

・社台ファーム
シェリュスドパリの2019 牝 
セール価格が安いけど、全姉は2020年6月時点で馬名未登録なのを考えれば確実に姉以上。ミスプロは薄いがハイペリオン直系も取り込んでおり、ヌレイエフ、ダンチヒ、リファールまで内包。
※情報が出てこない。そもそも中央に登録してくるのだろうか。

・浦河町(谷川牧場)
ルパンIIの2019  牝 馬名:ルピナスリード 栗東・吉岡辰弥厩舎
ターファイトで募集したところ、即日完売の超人気馬に。
ミスプロこそ無いがサドラーズウェルズにダンチヒ、イルドブルボン(ニジンスキーの仔)にハイペリオン直系のHigh Lineまであって、マイルよりも長い距離向きの可能性。
※オーナーを共同持ち分の谷川牧場も追加で考えるなら諸条件をクリア。命名法則の割にはリップサービスが大きいので指名検討順位は上げられない。一番下で取るレベル。

フィルバートの2019 牡 馬名:レッドベスティア 牡 栗東・昆貢厩舎
ミスプロは無いにしても、その父:Raise a Nativeに祖父:Native Dancerはある。サドラーズウェルズにストームバード、こっそりとダンチヒ。こちらは東京ホースレーシングで募集開始。
父と同じ栗毛であることがプラスに働くか。
※牡馬で1,500万円、厩舎が昆貢厩舎では法則から外れる。未勝利卒業を目標で良いなら一番下で取るのもアリ。

・日高町(いとう牧場)
ベルエアメイダンの2019 牝 馬名:スマートベル 栗東・南井克己厩舎
これは参考程度までに。母父にストームバードとミスプロ、母母はディープインパクトの叔母で、比較的濃い目のハイペリオンと言う血統。サンデーサイレンス系との相性はかなり良さそう。

2020.12.05 馬名等追記



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