POGクリニック ~ヒトでPOGを戦う競馬ブログ~

仲間内のPOGで何年かに一回優勝している管理人が「騎手から競馬を予想する」切り口を応用し、厩舎や馬主のデータで「人物からPOGの戦略」を行ってみます。備忘録として内輪向けPOGに関する処方箋を出してもらうクリニックのようなブログ、次の方どうぞ~♪

騎手から競馬を予想するキシュランガイドの管理人は、仲間内のPOGで何年かに一回優勝しています。
備忘録としてPOGに関する処方箋?を出してもらうクリニックを頼ってみます。
【これまでの主な指名馬】
(GI馬)ダイワスカーレット・アヴェンチュラ・ディープブリランテ・オルフェーヴル・ジョワドヴィーヴル・イスラボニータ・ヴィブロス・ワグネリアン・レシステンシア・デアリングタクト
(重賞勝ち馬)フィーユドゥレーヴ・マイネイサベル・ザラストロ・ファンディーナ・ロックディスタウン・ミヤマザクラ・リアアメリア・ステラヴェローチェ・レッドジェネシス
(GI好走)カレンブーケドール

みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

こちらのページでは2018-2019シーズンの回顧を行います。
まず、私から

オークス2着のカレンブーケドール
青葉賞2着のランフォザローゼス
以上。8人中4位でした。あー、いろいろと考えさせられました。

優勝者は
・サートゥルナーリア
・ヴェロックス
・コントラチェック
・シェーングランツ
と4頭の重賞勝ち、さらにアウィルアウェイとウーリリでポイントも加算。
これでミラクルを起こした主催者相手に逃げ切りました。
1サートゥルナーリア牡3[4-0-0-0]23300+300010200角居勝彦栗東

父ロードカナロア

母シーザリオ

2ウーリリ牡3[1-1-0-1]22001150友道康夫栗東

父ディープインパクト

母ウィキウィキ

3リスト牡3[0-0-0-1]00池江泰寿栗東

父ディープインパクト

母シルヴァースカヤ

4ミディオーサ牝3[1-1-0-3]780400堀宣行美浦

父ディープインパクト

母ミスエーニョ

5シェーングランツ牝3[2-0-0-5]49701850藤沢和雄美浦

父ディープインパクト

母スタセリタ

6ダンスディライト牡3[1-0-2-2]1025400松永幹夫栗東

父キングカメハメハ

母ダンスインザムード

7シャルムダムール牝3[0-0-1-0]1800中内田充栗東

父ディープインパクト

母メダリアダムール

8コントラチェック牝3[3-1-1-1]55802650藤沢和雄美浦

父ディープインパクト

母リッチダンサー

9アウィルアウェイ牝3[2-1-0-2]4750+9501950高野友和栗東

父ジャスタウェイ

母ウィルパワー

10アカネサス牝3[1-1-0-4]1540+0400浅見秀一栗東

父ロードカナロア

母クィーンズバーン

11シェドゥーヴル牡3[1-0-0-0]700400木村哲也美浦

父オルフェーヴル

母ヒルダズパッション

12ヴェロックス牡3[3-2-0-1]15240+50005000中内田充栗東

父ジャスタウェイ

母セルキス

13レッドエンヴィー牡3[1-0-3-5]1040400須貝尚介栗東

父ジャスタウェイ

母スタイルリスティック

14ベルクワイア牝3[0-2-0-2]5300国枝栄美浦

父ロードカナロア

母スカーレットベル

15ボスジラ牡3[1-2-0-2]1840400国枝栄美浦

父ディープインパクト

母ミスパスカリ

16アドマイヤユラナス牡3[1-1-2-2]1582400友道康夫栗東

父ハービンジャー

母ジュエルトウショウ

17リアオリヴィア牝3[0-0-0-3]700角居勝彦栗東

父ディープインパクト

母リアアントニア

18レッドモアナ牝3[1-0-0-0]500400中内田充栗東

父ジャスタウェイ

母ワイオラ

19トーセンスカイ牡3[1-1-0-1]740400藤原英昭栗東

父トーセンラー

母シアトルサンセット

20フィッシュダイブ牡3[0-1-1-1]4300松山将樹美浦

父ジャングルポケット

母ダンシングマオ



2位が主催者で
・オークス馬
・ダービー馬
両方制覇。角居厩舎決め撃ちしてました。さらにはダノンチェイサーも指名。
それでも逃げ切られたので、これはもう白旗。
1ドナアトラエンテ牝3[1-1-0-0]990400国枝栄美浦

父ディープインパクト

母ドナブリーニ

2モアナアネラ牝3[1-0-1-3]790400石坂正栗東

父キングカメハメハ

母ジェンティルドンナ

3ダノンチェイサー牡3[3-1-0-2]74102800池江泰寿栗東

父ディープインパクト

母サミター

4ダノンラスター牡3[1-0-0-2]1210+180400堀宣行美浦

父ディープインパクト

母プリンセスオブシルマー

5ドナウデルタ牝3[1-1-1-3]2120400石坂正栗東

父ロードカナロア

母ドナウブルー

6アドマイヤビーナス牝3[0-0-1-3]2550須貝尚介栗東

父オルフェーヴル

母ウィーミスフランキー

7タッチングムービー牡3[0-1-0-3]3300奥村武美浦

父スクリーンヒーロー

母クライフォージョイ

8ラヴズオンリーユー牝3[4-0-0-0]147007600矢作芳人栗東

父ディープインパクト

母ラヴズオンリーミー

9スイープセレリタス牝3[2-0-2-1]1790900藤沢和雄美浦

父ハーツクライ

母スイープトウショウ

10カレンモエ牝3[1-0-1-0]780400安田隆行栗東

父ロードカナロア

母カレンチャン

11モンブランテソーロ牡3[0-1-0-1]700+5000武井亮美浦

父ダノンバラード

母ルヴァンクレール

12プルクラ牡3[1-0-0-0]500400堀宣行美浦

父ジャスタウェイ

母ピリカ

13エールディヴァン牡3[0-0-0-3]00堀宣行美浦

父ディープインパクト

母ワイ

14エデリー牡3[1-1-0-2]1300+290400藤沢和雄美浦

父ディープインパクト

母ヴァレリカ

15ロジャーバローズ牡3[2-2-0-1]24300+200002000角居勝彦栗東

父ディープインパクト

母リトルブック

16キタサンブラウン牡3[0-0-1-5]1800清水久詞栗東

父Lord of England

母エノラ

17マキ牡3[0-3-1-3]9150手塚貴久美浦

父Pioneerof the Nile

母Life Well Lived

18ドリームライクエマ牝3[0-0-0-1]00矢作芳人栗東

父Frankel

母Nausicaa

19ヴァンランディ牡3[2-0-1-1]1790900藤沢和雄美浦

父キングカメハメハ

母ハッピーパス

20アックアアルタ牝3[1-0-0-5]1100400清水久詞栗東

父ブラックタイド

母アガルタ



3位の先輩もなかなかのポイントを稼いで
・ダノンアレグリア
・ダノンファンタジー
を両方所有。さらにはGI2着だったアドマイヤジャスタを指名。
どれか一つでも先輩から強奪してたら3位だったんですから、指名作戦が間違っていたと言うしかありません。
1グランアレグリア牝3[3-0-1-1]173507300藤沢和雄美浦

父ディープインパクト

母タピッツフライ

2ブラヴァス牡3[1-1-1-1]1080400友道康夫栗東

父キングカメハメハ

母ヴィルシーナ

3サトノジェネシス牡3[2-0-1-0]1680900堀宣行美浦

父ディープインパクト

母マルペンサ

4カントル牡3[2-1-1-1]2500900藤原英昭栗東

父ディープインパクト

母ミスアンコール

5アドマイヤジャスタ牡3[2-3-0-1]5380+02300須貝尚介栗東

父ジャスタウェイ

母アドマイヤテレサ

6ダノンファンタジー牝3[4-1-0-2]180807700中内田充栗東

父ディープインパクト

母ライフフォーセール

7ダブルクラッチ牡3[0-0-0-5]1000野中賢二栗東

父トーセンジョーダン

母プルーフオブラヴ

8レジーナミノル牝3[0-0-0-0]00本田優栗東

父ダンカーク

母ダイワエンジェル

9ホウオウサーベル牡3[1-0-0-2]700400奥村武美浦

父ハーツクライ

母バランセラ

10バイキングクラップ牡3[0-0-0-0]00堀宣行美浦

父ハーツクライ

母マジックストーム

11ダノンレジーナ牝3[0-0-0-0]00高柳瑞樹美浦

父ダノンバラード

母ダノンボンジュール

12ルモンド牡3[1-0-1-2]950400中内田充栗東

父ディープインパクト

母ウィステリアアーチ

13エスタジ牝3[0-1-2-2]5850木村哲也美浦

父ロードカナロア

母マリーシャンタル

14マイネルゾンターク牡3[0-0-0-3]00勢司和浩美浦

父トーセンジョーダン

母シーユーサンデー

15タンタラス牝3[1-1-0-2]900400池添学栗東

父キングカメハメハ

母ブエナビスタ

16レースガーデン牝3[1-0-1-3]1250400池江泰寿栗東

父ディープインパクト

母ウィンターコスモス

17アメジストヴェイグ牡3[0-0-0-1]00角居勝彦栗東

父ハービンジャー

母グルヴェイグ

18タニノミッション牝3[1-1-0-3]1162400角居勝彦栗東

父Invincible Spirit

母Vodka

19ダノンジャスティス牡3[1-1-0-3]1742400中内田充栗東

父Kingman

母マンビア

20ラズライトノヴァ牡3[0-0-0-3]00藤原英昭栗東

父オルフェーヴル

母アナスタシアブルー



下位に沈んだ面々も、上位指名で京成杯を勝ったラストドラフト、フェアリーSを勝ったフィリアプーラ、指名するなど、重賞で活躍する馬を見極められるかどうか。
これを更に磨いていかないといけないですね。

今回のシーズンは上位にこう言う馬を指名したのが敗因。
戦略が甘すぎました。

1サトノバリオス牡3[0-1-1-0]3800池江泰寿栗東

父ディープインパクト

母ヒアトゥウィン

2ブラックパイン牝3[0-1-0-0]2400藤沢和雄美浦

父King's Best

母Snow Pine

3ランフォザローゼス牡3[1-3-0-0]4800+02250藤沢和雄美浦

父キングカメハメハ

母ラストグルーヴ

4ジャミールフエルテ牡3[1-1-0-2]1490400大久保龍栗東

父オルフェーヴル

母プリティカリーナ

5プライドランド牡3[1-1-0-2]780400高野友和栗東

父ディープインパクト

母ザズー

6アストライア牝3[0-0-0-2]500池添学栗東

父キングカメハメハ

母ハープスター

7セントレオナード牡3[0-2-2-0]7100堀宣行美浦

父ディープインパクト

母リリーオブザヴァレー

8ロジャーズクライ牡3[0-0-1-0]1800国枝栄美浦

父ハーツクライ

母ロジャーズスー

9カレンブーケドール牝3[2-2-1-1]78403800国枝栄美浦

父ディープインパクト

母ソラリア

10オーサムウインド牝3[0-0-0-1]00友道康夫栗東

父ディープインパクト

母オーサムフェザー

11ワールドウォッチ牡3[1-0-0-1]700400藤岡健一栗東

父Iffraaj

母Baldovina

12カリボール牡3[2-1-0-0]1740900須貝尚介栗東

父ジャスタウェイ

母レイズアンドコール

13ヴィクトリアピース牝3[1-0-0-1]700400橋口慎介栗東

父ヴィクトワールピサ

母ツルマルワンピース

14スパンザグローブ牝3[0-0-0-0]00中竹和也栗東

父ハーツクライ

母ネットオークション

15クリエイトザライフ牡3[1-2-2-2]1210400高野友和栗東

父オルフェーヴル

母スターオブサファイア

16エクセランフィーユ牝3[1-1-0-0]700400木村哲也美浦

父Frankel

母エクセレンス2

17ホウオウソルジャー牡3[0-1-0-0]330+1300池上昌和美浦

父スウェプトオーヴァーボード

母アルヴァーダ

18シティーオブスター牡3[0-0-0-3]1850矢野英一美浦

父ハーツクライ

母テルアケリー

19フォートワズワース牡3[1-0-0-3]610400西村真幸栗東

父Verrazano

母Opulence

20マリー牝3[0-0-0-3]00堀井雅広美浦

父キンシャサノキセキ

母オスカルフランソワ

みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

こちらのページでは厩舎別の考察を行います。
今回は 中内田充正厩舎 です。

※POGに参加する一個人の見解が記載されております。
一部未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。

私たちの仲間内POGでは、必ず一度は中内田厩舎の評判で、
漏れ聞こえてくる噂話が出てきます。
押し並べて評価は高いんですが、快くない評判も風の噂程度ではあっても耳にする事もあるとか・・・

しかし、ここ最近の活躍は目を見張りますよね。
昨年末にダノンプレミアムがGI初制覇。
さらに、POG期間後とは言えグレイトパールが重賞を勝利。

あとは牝馬なんですが、パールコードと言う成功例はあれど本格化したのは秋華賞。
ちょっとPOG期間としては、もう少し上積みが欲しいです。

レース検索

レース検索  年・年月別集計

年・年月 着別度数 賞金合計1走当賞金平均着平人気
2018年 9- 7- 8- 24/ 4817460万円363万円5.9着3.3人気
2017年 22- 7- 5- 45/ 7932492万円411万円5.3着3.9人気
2016年 18- 18- 9- 55/10023542万円235万円5.3着4.6人気
2015年 16- 14- 9- 55/ 9414706万円156万円6.0着4.5人気
2014年 0- 7- 5- 26/ 382755万円72万円6.1着4.8人気
集計期間:2014. 3.15 ~ 2018. 6.17


ダノンプレミアム様さまの成績ですが、2017年はフロンティア(新潟2歳S)とベルーガ(ファンタジーS)の2頭で、稼いでくれた賞金が大きく加算されてもいます。
2億円程度の賞金は当たり前に稼げる厩舎ですので、如何に重賞で積み増すか。
ここに今後の取捨選択が掛かってきます。

そうは言ってもそれ以外のクラスで、成績が下支えできているのかも大事。
ちょっと最近は活躍が派手になっていますが、何でもOKなのかって言うが疑問なところ。

レース一覧・調教師:中内田充

レース一覧・調教師:中内田充  年・年月別集計

年・年月 着別度数 賞金合計1走当賞金
2018年 7- 6- 7-19/397520万円192万円
2017年18- 6- 5-39/6814292万円210万円
2016年17-17- 8-50/9217212万円187万円
2015年16-14- 9-54/9314706万円158万円
2014年 0- 7- 5-26/382755万円72万円
集計期間:2014. 3.15 ~ 2018. 6.17


こちらのデータは新馬・未勝利・500万における成績のみを集計したもの。
今年は2歳戦でどれだけ稼げるのかが分からないのですが、少なくとも例年に比べて3歳戦の成績が、あまり奮っていません。
その代わりですが500万の勝ち上がり率自体は上がっており、1走あたりの賞金だけはキープできています。


2018年 (参考までに)
新馬・未勝利勝ち上がり率 29.4%
3歳馬  5/17 29.4%
500万勝ち上がり率 33.3%
芝の下級条件最長勝利距離=2200m
レース一覧・年・年月:2018年/調教師:中内田充

レース一覧・年・年月:2018年/調教師:中内田充  クラス別集計

クラス 着別度数 賞金合計1走当賞金
新馬 1- 1- 0- 3/ 51020万円204万円
未勝利 4- 3- 4-13/243320万円138万円
500万下 2- 1- 3- 3/ 92900万円322万円
集計期間:2018. 1. 8 ~ 2018. 6.17

レース一覧・年・年月:2018年

レース一覧・年・年月:2018年  距離別集計

距離 着別度数 賞金合計1走当賞金
1200m 2- 2- 1- 4/ 91670万円185万円
1400m 0- 1- 1- 4/ 6330万円55万円
1600m 1- 0- 0- 1/ 21000万円500万円
1800m 3- 1- 3- 4/112850万円259万円
2000m 1- 1- 0- 1/ 3790万円263万円
2200m 0- 0- 1- 2/ 3250万円83万円
2400m 0- 0- 1- 1/ 2350万円175万円
集計期間:2018. 1. 8 ~ 2018. 6.17
限定条件:[簡易絞り込み:3歳馬 のみ]



2017年 
新馬・未勝利勝ち上がり率 47.2%
2歳馬  8/16 50.0%
3歳馬  9/20 45.0%
500万勝ち上がり率 9.1%
芝の下級条件最長勝利距離=2000m
レース一覧・年・年月:2017年

レース一覧・年・年月:2017年  クラス別集計

クラス 着別度数 賞金合計1走当賞金
新馬10- 3- 1- 7/218130万円387万円
未勝利 7- 2- 3-21/334640万円140万円
500万下 1- 1- 1-11/141522万円108万円
集計期間:2017. 1. 7 ~ 2017.12.23

レース一覧・年・年月:2017年

レース一覧・年・年月:2017年  距離別集計

距離 着別度数 賞金合計1走当賞金
1200m 1- 0- 0- 3/ 4775万円193万円
1400m 0- 0- 0- 1/ 10万円0万円
1600m 3- 1- 2- 2/ 82470万円308万円
1800m 4- 0- 0- 4/ 82820万円352万円
2000m 1- 3- 1- 3/ 81755万円219万円
2200m 0- 0- 1- 0/ 1130万円130万円
2400m 0- 0- 0- 1/ 10万円0万円
集計期間:2017. 1. 7 ~ 2017.12.23
限定条件:芝のみ



2016年 
新馬・未勝利勝ち上がり率 40.0%
2歳馬  4/13 30.8%
3歳馬 10/22 45.4%
500万勝ち上がり率 20.0%
芝の下級条件最長勝利距離=2000m
レース一覧・年・年月:2016年

レース一覧・年・年月:2016年  クラス別集計

クラス 着別度数 賞金合計1走当賞金
新馬 4- 3- 1-10/183890万円216万円
未勝利10- 8- 5-23/467580万円164万円
500万下 3- 6- 2-17/285742万円205万円
集計期間:2016. 1. 5 ~ 2016.12.24

レース一覧・年・年月:2016年

レース一覧・年・年月:2016年  距離別集計

距離 着別度数 賞金合計1走当賞金
1000m 0- 0- 0- 1/ 10万円0万円
1200m 1- 0- 0- 3/ 4640万円160万円
1400m 1- 2- 0- 4/ 71430万円204万円
1600m 2- 0- 0- 5/ 71000万円142万円
1800m 1- 0- 3- 6/101410万円141万円
2000m 5- 1- 0- 1/ 73870万円552万円
2200m 0- 0- 0- 1/ 1100万円100万円
2400m 0- 1- 0- 2/ 3400万円133万円
集計期間:2016. 1. 5 ~ 2016.12.24
限定条件:芝のみ



2015年
新馬・未勝利勝ち上がり率 36.6%
2歳馬  5/17 29.4%
3歳馬 10/24 41.7%
500万勝ち上がり率 14.3%
芝の下級条件最長勝利距離=2200m

レース一覧・年・年月:2015年  クラス別集計

クラス 着別度数 賞金合計1走当賞金
新馬 4- 6- 2- 9/215040万円240万円
未勝利11- 7- 5-34/578096万円142万円
500万下 1- 1- 2-11/151570万円104万円
集計期間:2015. 1. 5 ~ 2015.12.26

レース一覧・年・年月:2015年  距離別集計

距離 着別度数 賞金合計1走当賞金
1200m 1- 0- 0- 2/ 3575万円191万円
1400m 1- 3- 0- 3/ 71210万円172万円
1600m 2- 1- 0- 7/101565万円156万円
1800m 2- 4- 2- 3/112420万円220万円
2000m 0- 2- 1- 5/ 8940万円117万円
2200m 1- 0- 0- 0/ 1460万円460万円
集計期間:2015. 1. 5 ~ 2015.12.26
限定条件:芝のみ



2014年
勝ち上がり率 0% 2歳馬のみ 0/16
レース一覧・年・年月:2014年

レース一覧・年・年月:2014年  クラス別集計

クラス 着別度数 賞金合計1走当賞金
新馬 0- 1- 4- 6/111000万円90万円
未勝利 0- 6- 1-17/241755万円73万円
500万下 0- 0- 0- 3/ 30万円0万円
集計期間:2014. 3.15 ~ 2014.12.20


ここで何が言いたいのかと言いますと、2200m以上になるとガクッと成績が悪くなると言うことです。
1番人気に支持されて敗れた2018年の日本ダービー・ダノンプレミアムの敗因を色々とほじくり返す事は可能ですが、やはり血統的な背景の他に

そもそも中内田充正厩舎に、2400mは明らかに長かった説

を唱えたくなります。
厩舎全体の力が無ければ下級条件の勝ち上がりで順調な推移も、厩舎経営の下支えも出来ませんので決して力不足な厩舎だとは思いません。
これから更に預かる2歳馬のレベルも上がってくるでしょうし、POG期間内に賞金をしっかり加算してくれるケースも増えてきても、全く不思議ではありません。

ただ、芝の下級条件でもそうですが・・・
明らかに2400m戦のノウハウを貯めようと言う姿勢が、感じられなかったのです。
ようやく2018年になってから500万などでも2400mを使うようになってきましたし、厩舎の稼ぎ頭がオークスや日本ダービーに出走するようになりましたが、
ダノンプレミアムですら重賞の最長勝利距離は2000m。

今後この壁を破る事ができるのかが、今後のPOGでは一つのポイントになってきます。
ここまでのデータだけを見ていると2400mの重賞で馬券になるような進歩は

いきなりは無いだろう

とは思っています。

もちろん2018-2019シーズン以降のPOGで、距離限界へ果敢に挑んではくれると思います。
厩舎開業後、初めて2400mGIに参戦したのが2017-2018POGの昨シーズンでしたし、
・優駿牝馬=オールフォーラブ 5番人気9着
・東京優駿=ダノンプレミアム 1番人気6着
結果が出なかったのは当たり前で、今までと違う傾向が出てから「ダービーを狙える馬の指名が出来る」と評価しても、遅くは無いと考えるからです。

レース検索

レース検索  種牡馬別集計

種牡馬 着別度数1走当賞金平距離平速度
キンシャサノキセキ 2- 0- 0- 0/ 21800万円1300.0 60.58
ヴィクトワールピサ 2- 2- 1- 1/ 61333万円1933.3 59.31
ディープインパクト 9- 4- 2-10/25908万円1872.0 59.45
ローエングリン 2- 0- 0- 4/ 6836万円1633.3 60.39
Siyouni 1- 0- 0- 0/ 1700万円1800.0 58.70
集計期間:2014. 3.15 ~ 2018. 6.17
限定条件:芝のみ
ソート:1走当賞金順


まず、中内田充正厩舎の種牡馬別成績を、1走あたりの賞金で並べなおしてみます。
キンシャサノキセキを別にすると、それぞれのデータにはまだ変化が見られません。

ヴィクトワールピサが、平均距離1933.3m
ディープインパクトが、平均距離1872.0m

前者はパールコードのみの成績ですので、2400mを走れなかった事を加味する必要があります。
ですが、2頭をオークス・日本ダービーに送り込んだディープインパクト産駒は、
2200m以上のレースで勝つためのデータが乏しいのが現状です。

平均速度が59.45と言うのは、もしもタイムに換算すると1872mを1.53.6と言う時計になります。
あと128m足せば2000m、528m足せば2400mですが、
平均時速で走った場合は、こんな感じの走破タイムが考えられます。

2000m = 残り128m ÷ 速度59450m/h ×60(分)×60(秒) =7.75(秒)
1.53.6 + 7.7 = 2.01.3 ~ 2.01.4

2400m = 残り528m ÷ 速度59450m/h ×60(分)×60(秒) =31.97(秒)
1.53.6 + 31.97 = 2.25.3 ~ 2.25.4

500万ならまだしも、これで重賞を勝ち負けするのはかなり厳しいですよね。
でも、これは未勝利の成績も全部込みなので、重賞の成績だけを抜き出してみます。
レース検索

レース検索  種牡馬別集計

種牡馬 着別度数1走当賞金平距離平速度
ディープインパクト 3- 0- 0- 2/ 53140万円2000.0 60.35
キンシャサノキセキ 1- 0- 0- 0/ 12900万円1400.0 60.80
ヴィクトワールピサ 0- 2- 0- 1/ 32050万円2000.0 60.05
ダイワメジャー 1- 0- 1- 3/ 5924万円1560.0 60.78
ローエングリン 1- 0- 0- 4/ 5864万円1680.0 60.29
集計期間:2014. 3.15 ~ 2018. 6.17
限定条件:芝のみ [簡易絞り込み:重賞 のみ]
ソート:1走当賞金順

重賞でも2000mが平均距離でしかないのです。
牡馬と牝馬を混ぜなくてはならず、実績はまだ伸びしろも有るとは言え、もしこの平均速度を先程と同じように当てはめると、平均タイムは1.59.3となかなかの好タイムですが・・・

2200m = 残り200m ÷ 速度60350m/h ×60(分)×60(秒) =11.93(秒)
1.59.3 + 11.93 = 2.11.2 ~ 2.11.3

2400m = 残り400m ÷ 速度60350m/h  ×60(分)×60(秒) =23.86(秒)
1.59.3 + 23.86 = 2.23.1 ~ 2.23.2

さすがにこのタイムで走破出来ていれば、相手が古馬でも太刀打ちできる内容ですが、現実はこんなタイムで走れていない訳ですよ。

牝馬のオールフォーラブに関しては、多少弁解の余地があるとは言え、オークスのレースタイムが
2200m=2.12.2
2400m=2.23.8
自身=2.25.4

牡馬のダノンプレミアムも日本ダービーのレースタイムが
2200m=2.11.4
2400m=2.23.6
自身=2.23.8

平均時速から大きく劣っていないとは言えども、最後の最後で理想値より0.6は遅いタイムなんです。
勝つためには中間の調整も含めて試行錯誤をしてくれたことを加味しても、任せておける安心感も欲しいところです。

とは言え、ダノックスさんの場合は平均距離が短い馬主さんでもあるので、中内田充正厩舎としてはかなり頑張ったと言えますし、たらればですが最善の策とは言えどやはり

皐月賞回避はデカかった

と言うしか有りません。過去の例でも日本ダービーまでのレース間隔が開くと上手く行っておらず、弥生賞から日本ダービーに直行して上手く行ったケースはありません。
馬グループ戦歴(166頭)

馬グループ戦歴(166頭)  クラス別集計

クラス 着別度数 賞金合計1走当賞金平距離
新馬 14- 8- 6- 34/ 6213920万円224万円1712.9
未勝利 16- 17- 9- 94/13613416万円98万円1791.2
500万下 6- 8- 9- 28/ 5111411万円223万円1749.0
OPEN特別 2- 2- 0- 9/ 134690万円360万円1692.3
G3 1- 3- 0- 10/ 147950万円567万円1728.6
G2 1- 0- 2- 10/ 139140万円703万円1907.7
G1 2- 0- 0- 8/ 1014700万円1470万円1840.0
集計期間:2013. 1.12 ~ 2018. 6.17
限定条件:芝のみ

こちらは過去5年間で2・3戦のデータを出していますけど、ダノンプラチナ・ダノンプレミアム・ダノンシャンティに至るまでGI馬はマイル戦でこその成績。
ダノンシャークを含めても2000mGIを一度も制してこられなかったのは、大きいですよ。

なのでこれからは、ディープインパクト産駒に限らず2200m以上の距離を意識して使ってくるか。
ここに注目していく必要があります。

過去30年を遡っても、前哨戦から日本ダービーまでの期間は長くても中6週。
最長は中10週で臨んで勝った1997年のフサイチコンコルドだけ。
こちらの場合は前走がすみれS(2200m)でした。

中11週は過去30年で1頭も馬券にならなかったのです。
それでこの差なら健闘を称える他には無いですが、やはり2200m以上を意識して使って勝てるかどうかが、今後は試される・POG指名馬選びでは重要なポイントになってきそうです。

既に入厩が確定しているメンバーでは、ディープインパクト産駒×兄姉が2000m以上で勝っているのは

シャルムダムール

しか居ないんですけど、この牝馬がオークス・期間後のエリザベス女王杯をどれぐらい走ってくれるかによっては、
2019-2020以降のPOG指名馬選定で、中内田充正厩舎と言うファクターが強力な後押しになってくれると言えそうです。

みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

こちらのページでは厩舎別の考察を行います。
今回は 木村哲也厩舎 です。

※POGに参加する一個人の見解が記載されております。
一部未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。

次世代の関東エース候補と、私たちの仲間内POGでは評価されています。
私個人はそこまでの期待をなんとなくですが、掛けてはいません。
まだGIを勝っているワケでは無いって言うのも大きいですが、念のため言っておきます。

このまま低空飛行は無いでしょうよ

ただ、確証に繋がる様なデータもまだ無いのが事実。
今後の指名には避けて通れない厩舎だけに、方向性を毎年アップロードしていく必要はありそうですね。
あーアタマ痛いわ。


まずは、ここ5年間の成績を出してみます。
昨年度(2017-2018)のPOGではステルヴィオが大活躍。

1走あたりの賞金も、まだ2歳戦がちょっとしか始まっていないのに、賞金合計額もぐぐーんと伸ばしてくれました。
比較の為に掲載しておりますが、実質大切なのは2015年や2016年の成績でしょう。

レース検索

レース検索  年・年月別集計

年・年月 着別度数 賞金合計1走当賞金
2018年 11- 8- 5- 29/ 5321750万円410万円
2017年 13- 14- 12- 41/ 8021945万円274万円
2016年 18- 22- 10- 73/12322013万円178万円
2015年 19- 9- 9- 63/10022891万円228万円
2014年 9- 8- 12- 84/1139779万円86万円
2013年 6- 6- 5- 80/ 975811万円59万円
集計期間:2013. 1. 5 ~ 2018. 6.16

木村哲也厩舎は牝馬では結果を出しやすく、牡馬では奮わなかったのが2017年までのPOGで見せていた傾向でした。
いよいよ牡馬にも・・・と思いたいところですが、毎年のように各クラブなり有力な馬主さんから預かっていながら、もっと結果が出そうな気もしてくるんです。

それがなんでこんなに時間が掛かったのかを考え、今後の戦略に生かしていくしかなさそうです。

ちなみに、この集計期間内に賞金を稼いだトップ5を挙げてみましょう。
何か傾向があるかもしれません。
レース検索

レース検索  馬別集計

着別度数 賞金合計1走当賞金
ステルヴィオ    3- 2- 0- 2/ 713500万円1928万円
$アルビアーノ    3- 1- 0- 0/ 48420万円2105万円
プリモシーン    2- 1- 0- 2/ 55330万円1066万円
フローレスマジック 1- 2- 2- 1/ 64160万円693万円
ヴェラヴァルスター 2- 1- 1- 1/ 53000万円600万円
集計期間:2013. 1. 5 ~ 2018. 6.16
ソート:賞金合計順

ディープインパクト以外で結果を出しているのが、かなり目立っていますよね。

そもそもの話。
馬主さんの実験台のような、そんな馬を預かっていたのも原因。
これは責めないでおきましょう。

その上で、ロードカナロア×ヌレイエフ(Nureyev)または、ニアリークロスになるフェアリーキング。
出来れば5×3にしたいけど、最低でも5×4でどうにか。
このトレンドにあるプリモシーンやステルヴィオを、とりあえずクラシックに載せた実績を考えれば、楽しみなのはむしろこれからです。

兄弟が走る馬を管理させ、どれだけのパフォーマンスを見せてくれるのか。
ここが注目ポイントになるでしょう。

ただ、先程も申し上げたようにディープインパクトでなかなか稼げない。
もっと言えば、キングカメハメハでもなかなか稼げていません。
ここがどうしてなのかを、POGクリニックなりに考えます。

レース検索

レース検索  種牡馬別集計

種牡馬 着別度数 賞金合計1走当賞金平均着平人気
ディープインパクト 6-12- 5-18/4114460万円352万円5.0着3.8人気
ロードカナロア 3- 2- 0- 2/ 713500万円1928万円2.7着2.3人気
Harlan's Holiday 3- 1- 0- 0/ 48420万円2105万円1.3着2.3人気
ステイゴールド 5- 4- 8-10/276790万円251万円4.4着4.1人気
ハービンジャー 5- 2- 6-14/276029万円223万円3.9着4.1人気
ハーツクライ 3- 4- 2- 8/174290万円252万円4.5着3.9人気
Dubawi 3- 2- 2- 3/103860万円386万円2.6着3.4人気
キングカメハメハ 5- 0- 2-10/173477万円204万円5.3着3.8人気
ダイワメジャー 3- 1- 2- 7/133162万円243万円4.5着4.8人気
ルーラーシップ 2- 3- 3- 2/103150万円315万円2.9着1.2人気
集計期間:2013. 1. 5 ~ 2018. 6.16
ソート:賞金合計順

まず①として、
ウッドチップコースで仕上げる過程が、1走で1500万以上稼ぐ仕様ではない

次に②として、
馬の絶対能力に頼るしかない

これから改善していくとは思いながらも③として
馬の状態把握が理路整然としていない

④として、
騎手起用が戸崎圭太騎手・C.ルメール騎手の2択で、来日している一流の外国人騎手を確保できるかどうかが不透明

と言うのが大きく分けるところです。
個人的な見解ですが、楽しみは確かにこれからなんですけど、運が良ければ・・・の範疇を出ないんです。
だから取捨選択はハッキリしやすいのかなぁと言うのが、これまでを振り返ると正直なところです。
なので、見向きもされない厩舎に成り下がっていく可能性すらあるんですよ。

でも、POGクリニックとしてはせっかくサラリーマンの世界から調教師になってくれた方をただ切り捨てるつもりも無いですし、
美浦トレセンの空気を変えるぐらいに活躍し、競馬界を更に盛り上げて欲しいなと強く願っています。

しかし、POGの指名馬を選ぶ上では心を鬼にしなくてはなりません。
各項目についてご説明をしましょう。



①ウッドチップコースで仕上げる過程が、1走で1500万以上稼ぐ仕様ではない
木村哲也厩舎の代名詞とも言える、美浦のウッドコース4ハロン追い。
短いのがダメだと言っているんじゃないんです。
もちろん5ハロンや6ハロンから追い出したりとか、そう言う事も交えつつ4ハロンも有効活用してくれれば良いんです。
ディープインパクト産駒に限らず、キングカメハメハ産駒でも結果が出ないと言うことでピンときたのは、競馬王と言う雑誌などに連載している本島修司氏の受け売りでもあるあの説。

強いキングカメハメハ産駒の見分け方は、
勝負どころのコーナーで加速しながら回ってくる事ができるかどうか

これなんですよ。
木村哲也厩舎は確かにコース調教もかなり多くしてくれますが、牧場であらかた仕上がっているので最終追いきりが微調整と言うような調教内容なのが、非常に多く目立ちます。

例えば、ウッドコース4ハロン追いとした場合、通る位置がコースの外側を示す[7]とか[8]なんてケースがまずありません。
大体が[3][4]と言うところを通ります。
そして追うにしても、直線で強めに追う程度。

しかもウッドコースの外側を使って追い切るにしても、大体が馬なり余力と言うパターンが殆どなんです。

トップスピードを出しながら曲がる事が難しいのは、乗馬をやったことが無い人であっても、学校の校庭などで走ったり自転車をこいでいれば、コケるなどして体感出来る事です。

キングカメハメハ産駒・ルーラーシップ産駒の長所が埋没してしまい、
ディープインパクト産駒の持つ切れ味+競り合いで求められるメンタル面と筋持久力を鍛える機会が少なくなる。

其処により早く走らせるチャレンジを、なかなかしてくれない
栗東では当たり前のようにされて居る事を、取り入れてはくれない
これが関西馬と当たった時にモロに出てしまっています。

僅かな差かもしれませんが、塵も積もれば山となります。
中山競馬場でどうにかなっているのは、関東馬同士で当たっていたり関西馬は輸送で本来の能力を発揮しきれないケースにも助けられたからでしょう。

レース検索

レース検索  場所別集計

場所 着別度数 賞金合計1走当賞金
札幌 1- 1- 0- 1/ 31880万円626万円
函館 4- 2- 0- 6/ 122619万円218万円
福島 0- 2- 2- 16/ 201155万円57万円
新潟 5- 6- 5- 27/ 435385万円125万円
東京 34- 28- 22-175/25943536万円168万円
中山 31- 22- 22-128/20343869万円216万円
中京 0- 1- 0- 11/ 12250万円20万円
京都 1- 1- 0- 2/ 41120万円280万円
阪神 0- 4- 1- 3/ 84245万円530万円
小倉 0- 0- 1- 1/ 2130万円65万円
集計期間:2013. 1. 5 ~ 2018. 6.16

厩舎の存在意義は何なのかを考えると、故障させない事を第一に考える調教師もいらっしゃいます。
これも確かに凄く大事な事。
ただ、調教師としては「レースに勝たせるために最善を尽くす」必要もあるのですから、より鍛えて強くする事の知識・経験で差を付けられてしまいます。

調教助手・調教師自身も調教助手経験がありますので、馬の乗り方で何が難しいのかは良く分かっていると思います。
これが単なる乗り役の実力不足なのか、意図的な厩舎方針なのかは次の項目でも考えてみます。



②馬の絶対能力に頼るしかない
結局のところ、調教で能力・経験の積み増しが出来ないとなると、馬の能力だけで勝負するしかなくなります。
ほんの僅かの差が1着と2着を分けるのが競馬の世界。
そこに、絶対能力でリードしている2歳馬なんて、早々滅多には居ません。
もし仮にいたとしても世代で片手行くかどうかぐらいなものでしょう。

だからこそデビュー前とデビュー後の調教は大事なのですし、
ましてや故障や怪我だってしてしまうサラブレットなんですから、
調教師の存在・育成方針は非常に重要視される事項です。

現に重賞を勝てる調教師と、まったくウダツの上がらない調教師では、やって居る事と考えて居る事と、オーナーとの付き合い方だった全く異なります。

先程①でコース追い切りの「単なる乗り役の実力不足なのか、意図的な厩舎方針なのか」について言うと、
もし乗り役の実力不足なだけなら、美浦の騎手を上手く使う事だって出来るわけですから、やはり意図的な厩舎方針だと考えるのが自然です。
よく言えば馬優先ですけど、言葉を選ばず言えば「オーナーの期待に応えるため」の最善策を、未だ模索中と言うしかないのでしょうね。

もちろん愛馬を預ける先の選択肢としては、3歳クラシックにこだわらなければ有力な厩舎と考えて差し支えないはずです。



馬の状態把握が理路整然としていない
こればかりは素人がいくら騒いでも、実行するのは センセイ なんで、あくまでも参考程度でしかないんですが、木村哲也厩舎をPOGで指名することの最大のリスクだと思っています。

まず、参考資料として2017年頃に掲載されたと思われる、某一口馬主クラブのインタビュー内容を御覧下さい。
https://www.tokyo-tc.com/trainers_voice/pdf/trainers_voice_vol_12.pdf

注目して欲しいのは中程の少し上にある「厩舎としてのポリシーや約束事をお聞かせ下さい」と言うところです。

判断や決断に迷った時「とにかく馬をよく見ろ」と。

これだけなら確かに模範的な回答です。
何も捻くれてこんな文章を書いている訳じゃありませんよ。

では、その判断や決断に何故迷うのか。
獣医学部を卒業した大竹正博調教師と非常に密接な関係を持ちながら、馬の管理で判断や決断に迷うとするとなると、やはり「とにかく馬を良く見る」だけでは解決できない事にもなってきます。

馬との接し方、疲労度、得意不得意、メンタル面・・・
これと言った木村哲也厩舎ならではの基準、ナレッジがまだ出来ていないからでしょう。
アイルランドでも競馬を学んできた経験があるんでしょうし、競馬を観る視野の広さは美浦でも群を抜いていると思うんですが、決定的に違うのは

 じゃあ、栗東はどうなんだろう。
 どんな事をやっているんだろう。

このアンテナの張り方と経験値・知識が、ロジユニヴァースの遠征時に帯同していた大竹正博調教師とはやはり差があります。

競馬をすれば、勝つのはたった1頭。
負けてしまう馬が殆どの世界です。
その中で、少しでも有利に戦うためには、馬を見るのも大事ですが「どんな情報を得ているのか」がカギを握っています。

便の状態、歩様に気配、尻尾やタテガミの毛先の艶・・・
パドックでも窺い知る事ができるものを、どう活かしているのか正直気になりますよ。

先程のPDF資料には、GIに使った後の状態についても

大レースに使った後は成績が低迷しがち。
肩に力が入って調教をやりすぎていないか、知らず知らずのうちに馬にプレッシャーを掛けていないか・・・

とあるんですよ。
コレ、一体どうやって測っているんでしょうね。
調教をやりすぎているかどうかは血液採れば結構分かるでしょうし、食べているもの・量の減り方でも敏感に感じ取れると思うんですよ。
プレッシャーを感じているとすれば、どのように取り払うのかとかも、今後誰から学んで伸ばしていくのかが気になるところ。

現時点ではPOG期間内にどうにかするためのノウハウ・人材・ブレーン不足なのではないかと疑いたくなっても、致し方ありません。



④騎手起用が戸崎圭太騎手・C.ルメール騎手の2択で、来日している一流の外国人騎手を確保できるかどうかが不透明
ここも今後変わっていくでしょうけど、戸崎圭太騎手もC.ルメール騎手も確保できなくなった場合、ポイントは他の厩舎が管理している馬に行くのですから、これもリスクヘッジがまだ上手く出来ていない点です。

C.ルメール騎手に関しては今後も藤沢和雄厩舎は勿論、矢作芳人厩舎からも争奪戦がより一層激しくなると思います。
戸崎圭太騎手を安定して確保できなくなったとしたら、やはり厳しくなってきます。

そして、2017年の朝日杯FSではクリスチャン・デムーロ騎手を確保する事で、なんとかステルヴィオは2着を確保できたのですが、こちらもクラブ馬(特にサンデーレーシング)で無ければ叶わない可能性が高くなってきます。

ここ一番の勝負どころで自動的に着順が悪くなる事から、どうやって逃れていく事ができるのか。
それが出来たとしても①②③の部分で、馬の仕上がりには疑問をつけざるを得ない状況がもうしばらく続くと考えたくなります。



そうは言いましても、毎年のように素質馬が入厩してくるだけに、期待は掛けられているのは事実。
POGの雑誌に対するインタビューでも、リップサービスだけはしっかり行っていますので、「具体的なコメントを出してきている」かどうかを判断材料に使っていく必要があります。

例えばですが
血統に関する話
配合に関する話
馬体に関する話(骨格、筋肉量など)
母馬の実績に関する話
生まれた頃は小さかったですが、今では大きくなってきました
距離適性に関する話

本に書いてある活字なら、こんなの疑って掛かれと言う事です。

血統や配合はデータベース見れば一発。
馬体に問題があれば競走馬登録なんて出来ないし、骨格や筋肉量でどうにかなるのはダートの未勝利戦ですよ
母馬だって波があるし、生まれてきた時はみんな小さいんですよ。

これが大きくなったのならば、馬体重が兄のステルヴィオを超えてとか、
体高がプリモシーンの同じ頃を超えたとか
そう言うのが記載されていない時点で、字面から「強さを感じさせない」んですよ。

馬体から見てこの馬はこれくらいの距離が合っていそうって言うのも、ドラフト対策で記事にしたいと思うんですが・・・その壁をどうにかするのが調教師の仕事では無いんでしょうかねって、思ってしまいます。



今年は指名馬が1頭居るのですが、同じフランケル産駒のソウルスターリングと共通点があるとすれば、母がフランスの重賞を勝っている(オークスは3着)って事ぐらい。
もしも絶対能力の違いがあれば、中山のフェアリーステークスやフラワーカップあたりでポイントを稼いでくれるんじゃないかと、ひそかに期待しています。

仮にもサンデーレーシングなので(ミスエルテの前例はあるにしても)、鞍上確保に冠しては若干でもアドバンテージはあるのが、せめてもの救い。
でも、絶対能力が無ければPOG指名としてはジ・エンドですね。
アルビアーノでノーザンダンサー系の育成に、何かヒントやノウハウがあれば・・・とは思ったんですが、それは今になってみると飛んだ見当違いだったのかも知れません。

みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

こちらのページではPOG期間中の考察を行います。
今回は スタートダッシュについて です。

※POGに参加する一個人の見解が記載されております。
一部未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。

さて、POGで他のメンバーよりポイントを上回るとなると、
最終的には「より賞金額の高いGIを勝つ」のが決定打になります。

ですが、仲間内でPOGをやっていると、数年に一度はこんな現象が起きます。

ダービー馬を誰も指名して居ませんでした
皐月賞馬も誰も指名して居ませんでした


こうなるとGⅡをどれだけ制していたのかとか、細かいポイント争いになってきます。
最後の最後まで僅差の接戦で面白くなり、勝負の行方を左右するいろんな展開も予想出来るワケですが、そう言う時にモノを言うのが実は

 2歳戦の貯金

だったりします。
現在の2歳戦はホープフルSがGIに昇格しており、賞金総額自体は圧倒的に牡馬有利となっていますが、牝馬でしっかり稼いでおくことが実は大切なポイントになんですね。

今回は明け3歳になってからの事は一旦置いといて、2歳戦で如何にポイントを稼ぐのが。
この部分について調教師データを分析してみます。

・一旦おさらい
2歳戦の重賞ですが、1着賞金が高いレースを振り返ってみます。

(GI)
7000万円
  • ホープフルステークス
  • 朝日杯フューチャリティーステークス

6500万円
  • 阪神ジュベナイルフィリーズ(牝馬限定)

(GⅡ)
3800万円
  • デイリー杯2歳ステークス
  • 京王杯2歳ステークス

(GⅢ)
3300万円
  • 東京スポーツ杯2歳ステークス
  • ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス
  • サウジアラビアロイヤルカップ

3100万円
  • 函館2歳ステークス
  • 新潟2歳ステークス
  • 小倉2歳ステークス
  • 札幌2歳ステークス

2900万円
  • ファンタジーステークス(牝馬限定)
  • アルテミスステークス(牝馬限定)

確かに重賞を勝ってくれれば、それだけで新馬戦4頭分以上のポイントを稼ぎ出してくれるのですから、有効に使わない手はありません。
また、2歳のうちにある程度結果を出しておけば、焦らず育成を進めて3歳戦に備える事も可能です。

各々の戦略にとっても、やはり2歳戦で今後の展望を明るくしておく事は必要でしょう。
これから各データによって、2歳戦をしっかりと分析します。
※データは2013-2017年の5年間で集計しています。



①前半(6~9月)の新馬戦
これはまさにスタートダッシュとなるのですが、新馬戦で偶然強い馬と遭遇してしまい、僅差で惜敗するケースもあります。
結果2着となって次走で勝ち上がっても、ポイント上では同じになるケースも多々ありますので、まずは連対率順にみてみましょう。

2歳シーズン前半の新馬戦は、明らかに西高東低です。
特に最近目覚しい活躍をしている厩舎が、スタートダッシュを決めに行くケースが多いですね。
レース一覧・クラス:新馬

レース一覧・クラス:新馬  調教師別集計

調教師 着別度数 勝率連対率複勝率
(栗)角居勝彦 4- 8- 3-10/2516.0%48.0%60.0%
(栗)池江泰寿17- 5- 6-19/4736.2%46.8%59.6%
(栗)庄野靖志 9- 3- 1-13/2634.6%46.2%50.0%
(栗)藤岡健一 4- 6- 3- 9/2218.2%45.5%59.1%
(栗)中内田充 6- 5- 5- 9/2524.0%44.0%64.0%
(栗)藤原英昭 5- 6- 6-10/2718.5%40.7%63.0%
(栗)昆貢 4- 7- 1-15/2714.8%40.7%44.4%
(美)堀宣行 4- 2- 2- 7/1526.7%40.0%53.3%
(栗)角田晃一 7- 5- 2-18/3221.9%37.5%43.8%
(美)萩原清 4- 5- 1-14/2416.7%37.5%41.7%
集計期間:2013. 6. 1 ~ 2017. 9.30
ソート:連対率順

ちなみに、勝率順で並べた場合も掲載します。

現役では池江泰寿厩舎が強いんですが・・・栗東の庄野靖志厩舎は9勝ながら1/3を超える勝率を稼ぎ出しています。
近年はスワーヴリチャードで共同通信杯を制し、日本ダービー2着など芝重賞でも結果を出すようになってきました。
2歳GIを狙いに行くよりは、オープン特別を勝ったり重賞でポイントを稼ぐ傾向は強いですが、過去にはニシケンモノノフで兵庫ジュニアグランプリを制するなど、手堅いレース選択が見受けられます。

レース一覧・クラス:新馬

レース一覧・クラス:新馬  調教師別集計

調教師 着別度数 勝率
(栗)池江泰寿17- 5- 6-19/4736.2%
(栗)庄野靖志 9- 3- 1-13/2634.6%
(栗)松田博資 5- 1- 1-10/1729.4%
(美)藤沢和雄11- 3- 5-20/3928.2%
(美)堀宣行 4- 2- 2- 7/1526.7%
(栗)矢作芳人13- 5-10-24/5225.0%
(栗)松永幹夫10- 2- 5-23/4025.0%
(栗)杉山晴紀 1- 0- 1- 2/ 425.0%
(栗)中内田充 6- 5- 5- 9/2524.0%
(美)鹿戸雄一10- 2- 3-27/4223.8%
(栗)今野貞一 5- 2- 2-12/2123.8%
集計期間:2013. 6. 1 ~ 2017. 9.30
ソート:勝率順・比較のため抹消調教師データのうち、松田博資師のみ掲載。


②前半(6~9月)の未勝利戦
新馬戦を叩いた事でようやく闘争本能に火が付く競走馬も多いですし、たまたま相手が悪かったと言える伝説の新馬戦も含めると、未勝利戦の成績も非常に大事になってきます。
レース一覧・クラス:未勝利

レース一覧・クラス:未勝利  調教師別集計

調教師 着別度数 勝率連対率複勝率
(栗)角居勝彦 3- 1- 2- 1/ 742.9%57.1%85.7%
(栗)斉藤崇史 2- 0- 0- 3/ 540.0%40.0%40.0%
(美)戸田博文 3- 1- 1- 3/ 837.5%50.0%62.5%
(栗)高橋義忠 5- 0- 2- 7/ 1435.7%35.7%50.0%
(栗)友道康夫 4- 2- 4- 2/ 1233.3%50.0%83.3%
(栗)長浜博之 1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%
(美)藤沢和雄 7- 6- 3- 8/ 2429.2%54.2%66.7%
(美)木村哲也 2- 2- 0- 3/ 728.6%57.1%57.1%
(栗)藤原英昭 2- 2- 0- 3/ 728.6%57.1%57.1%
(栗)吉村圭司 2- 1- 0- 4/ 728.6%42.9%42.9%
(栗)笹田和秀 2- 0- 0- 5/ 728.6%28.6%28.6%
集計期間:2013. 6.15 ~ 2017. 9.30
ソート:勝率順・比較のため抹消調教師のうち長浜博之師のみ掲載


素質馬をすぐに軌道に戻す意味合いもあるかと思いますが、勝率では角居勝彦厩舎がリード。
実績自体では5年間で
9勝
(栗)山内研二
(栗)宮本博

8勝
(栗)清水久詞 
(美)斎藤誠
7勝 
(栗)加用正
(美)藤沢和雄 
(栗)浅見秀一 
(美)伊藤圭三 
(美)武井亮   
と言う成績は残していますが、やはり勝率で届いていない厩舎が多いですね。
結果としてこれが、指名馬のポイント差を埋められないと言うことにも、最後の最後まで響いてきているように感じられます。


③前半の(6~9月)OP特別・重賞
OP特別はどちらも1着賞金が1600万円ではありますが、九州産馬限定のひまわり賞のみ1400万円に設定されています。
レースによってはどうしても、勝っても次に繋がらないレースも存在します。
しかし、こればかりは仕方ありませんね。

ただ、2歳のうちから才能の片鱗を見せてくれる場合もあります。
中央4場(この期間では阪神・中山)で行われる芝1600m以上のオープン特別で、勝つか0秒1差程度の惜敗なら、その後の展望もどうやら開けてきそうです。
レース一覧・クラス:OPEN特別

レース一覧・クラス:OPEN特別  調教師別集計

調教師 着別度数 賞金合計1走当賞金
(栗)橋口弘次 4- 0- 2- 1/ 76750万円964万円
(美)菅原泰夫 3- 0- 0- 2/ 54840万円968万円
(栗)森秀行 1- 1- 3- 7/123680万円306万円
(美)藤沢和雄 1- 3- 0- 0/ 43480万円870万円
(栗)西村真幸 2- 0- 0- 2/ 43200万円800万円
(栗)安田隆行 2- 0- 0- 1/ 33200万円1066万円
(栗)坂口正則 2- 0- 0- 0/ 23200万円1600万円
(栗)庄野靖志 1- 2- 1- 1/ 53080万円616万円
(栗)川村禎彦 1- 0- 1-11/132980万円229万円
(美)木村哲也 1- 2- 0- 0/ 32880万円960万円
(美)蛯名利弘 1- 2- 0- 4/ 72810万円401万円
(栗)音無秀孝 1- 1- 1- 2/ 52800万円560万円
集計期間:2013. 7.21 ~ 2017. 9.30
ソート:賞金合計順

近5年ではこの期間に重賞勝ちをして、その後GIも勝っているのは全て牝馬
牡馬でのGⅢ勝ちは、3歳以降もポイントをドンドン積み増したい場合には、あまり歓迎すべきではないのかもしれません。
(重賞やGIで2~3着などに入り、ポイントをジワジワ加算する事はあります)
レース一覧・クラス:G3

レース一覧・クラス:G3  調教師別集計

調教師 着別度数 賞金合計1走当賞金
(栗)須貝尚介 2- 0- 1- 4/ 76780万円968万円
(栗)中内田充 2- 0- 0- 0/ 26200万円3100万円
(美)小島茂之 2- 0- 0- 1/ 36000万円2000万円
(栗)音無秀孝 1- 0- 1- 2/ 44160万円1040万円
(栗)橋口弘次 1- 0- 1- 1/ 33750万円1250万円
(栗)清水久詞 1- 0- 0- 5/ 63570万円595万円
(栗)中竹和也 1- 0- 0- 3/ 43450万円862万円
(栗)矢作芳人 1- 0- 0- 5/ 63400万円566万円
(栗)松田博資 1- 0- 0- 2/ 33300万円1100万円
[地]河津裕昭 1- 0- 0- 0/ 13100万円3100万円
(美)二ノ宮敬 1- 0- 0- 0/ 13100万円3100万円
(栗)本田優 1- 0- 0- 3/ 43100万円775万円
集計期間:2013. 7.21 ~ 2017. 9. 3
ソート:賞金合計順

既に勇退された調教師も数多く名を連ねておりますが、主だったところですと近年のダービーやオークスなどGIを制している厩舎の名前がありません。
やはりいつかは逆転されてしまう運命ではあるのですが、スタートダッシュとしてはローカル開催の2歳重賞を、牝馬で取れる厩舎が一つの目安になってきます。

現役では、須貝尚介厩舎(レッドリヴェール)と本田優厩舎(レーヌミノル)のみ。
両師ともJRAの騎手経験がありました。
勇退した松田博資師(ハープスターを管理)も騎手経験がありましたので、
早期デビュー組では栗東の騎手経験調教師×牝馬が、今後も作戦になってくるかもしれませんね。



④後半(10~12月)の新馬戦
俗に言う「年内始動」ってやつです。
データを出すといろんな傾向が出てきますが、ここで今年の2歳世代を、厩舎経営上の「軌道に乗せる」感が強いです。
厩舎経営上のと書いたところがミソ・キモなのですよ。

本当に強い馬はここで始動しているかどうか・・・、そこのあなた。
一度調べてみると良いですよ。
レース一覧・クラス:新馬

レース一覧・クラス:新馬  調教師別集計

調教師 着別度数 勝率連対率複勝率
(美)堀宣行15- 7- 5-11/3839.5%57.9%71.1%
(栗)友道康夫13- 5- 3-18/3933.3%46.2%53.8%
(栗)角居勝彦14- 8- 2-21/4531.1%48.9%53.3%
(栗)池江泰寿13- 8- 6-25/5225.0%40.4%51.9%
(栗)藤原英昭 9-12- 4-13/3823.7%55.3%65.8%
(栗)松田国英 9- 1- 3-25/3823.7%26.3%34.2%
(美)久保田貴 7- 4- 6-14/3122.6%35.5%54.8%
(美)尾関知人 9- 6- 2-25/4221.4%35.7%40.5%
(美)加藤征弘10- 3- 4-30/4721.3%27.7%36.2%
(美)萩原清 7- 7- 2-18/3420.6%41.2%47.1%
集計期間:2013.10. 5 ~ 2017.12.28
ソート:勝率順

勝率順では東西のリーディング上位の厩舎が来ています。
勝てるレースをしっかり勝たせることに関しては、美浦の堀宣行厩舎が5年分の集計ではダントツ。
もはや右に出るものは居ません。

でも、堀宣行厩舎のデータをまとめた時にも言っていますが、
期間中にGIを勝ったのは1頭だけ。
そう言った常に有力馬を集めている厩舎が、デビューする2歳馬を「経営を軌道に乗せるため」に、
この時期の新馬戦はちゃんと勝ちに行くと言うのが正しい捉え方でしょう。

良くインターネットの掲示板などで「年内始動でよかった」とか、「年内に勝ち上がっておけば」と言うコメント。
その後の成績を数字で出すと、実は結構悲惨なものなんですよ。

なので2歳戦でリードをするなら、この時期のデビューはかなりリスキーで、オッズの高い馬券に運命をゆだねるのと同じ事なんです。

『無理せず来年デビューで』
『焦らず行こうよ、まだまだ間に合う』
『日本ダービーだけが目標じゃない』

こんなコメントは一口馬主ならではの視点でしょう。
2歳戦が一番のハイライトになる指名馬でなければ、如何に冷静で正しい事を物語っているか。
それはこの時期の勝ち上がりが、GI馬を量産していない事にも繋がってきます。


⑤後半(10~12月)の未勝利戦
同じく勝ちあがりと言う点では、未勝利脱出と言うのも「経営を軌道に乗せるため」の側面が強いです。
勝利数上位を見ると、近年のPOGで結果を出している厩舎がやはり名を連ねてきていますが、本当の大将格・エース格はここで勝ちあがっているケースは殆どありません。

むしろ、ここからどうにか重賞を勝ったりするケースもありますが、
それでお茶を濁している厩舎・馬主なのかどうか。
ここを見極めて「○○厩舎に入厩するなら」を考えなくてはなりません。
レース一覧・クラス:未勝利

レース一覧・クラス:未勝利  調教師別集計

調教師 着別度数 勝率連対率複勝率
(栗)安田隆行 16- 9- 12- 56/ 9317.2%26.9%39.8%
(美)木村哲也 16- 4- 3- 34/ 5728.1%35.1%40.4%
(美)国枝栄 14- 5- 8- 44/ 7119.7%26.8%38.0%
(栗)友道康夫 14- 5- 3- 20/ 4233.3%45.2%52.4%
(栗)須貝尚介 13- 14- 13- 54/ 9413.8%28.7%42.6%
(栗)本田優 13- 14- 11- 81/11910.9%22.7%31.9%
(栗)高野友和 13- 6- 8- 60/ 8714.9%21.8%31.0%
(美)手塚貴久 13- 5- 8- 61/ 8714.9%20.7%29.9%
(栗)矢作芳人 12- 13- 7- 78/11010.9%22.7%29.1%
(美)斎藤誠 12- 10- 4- 45/ 7116.9%31.0%36.6%
(栗)浅見秀一 12- 8- 12- 93/1259.6%16.0%25.6%
(栗)中竹和也 12- 7- 6- 86/11110.8%17.1%22.5%
(美)藤沢和雄 12- 5- 4- 18/ 3930.8%43.6%53.8%
(栗)藤原英昭 12- 4- 2- 22/ 4030.0%40.0%45.0%
集計期間:2013.10. 5 ~ 2017.12.28
ソート:着別度数順

ちなみに未勝利戦の単純な勝率だけで言えば、こちらも美浦の堀宣行厩舎がダントツ。
POG期間に間に合うかどうか・・・それを全く度外視した勝ち上がりも結構な割合でありますので、驚異的な勝ち上がり率を残す=POG向きかどうかはよく考える必要があります。

むしろ、この数字だけを、強力に推してくる意見もあると思います。
もしそれだけで勝てるなら、その論者は指名馬を一度「全部堀宣行厩舎だけ」として欲しいです。

売り物の商業誌で、サラリーマンが無責任なネタとしてはやるでしょうけど、勝ちたいなら絶対そんな事はしないはずです

1年間戦って1勝しか上げられなかった馬ばかりの結果がどうなるかなんて、シーズンが始まる前から分かってなきゃおかしいレベル。
もしそれが分からないとすれば・・・

  • 競馬やPOGを知らない初心者だったのか
  • 全くデータがなかったのか
  • もはや付ける薬が無いほどのおバカさんだったのか

・・・のいずれかだと思いますよ。
レース一覧・クラス:未勝利

レース一覧・クラス:未勝利  調教師別集計

調教師 着別度数 勝率
(美)堀宣行 11- 2- 1- 15/ 2937.9%
(栗)友道康夫 14- 5- 3- 20/ 4233.3%
(美)藤沢和雄 12- 5- 4- 18/ 3930.8%
(栗)藤原英昭 12- 4- 2- 22/ 4030.0%
(美)木村哲也 16- 4- 3- 34/ 5728.1%
(美)清水美波 2- 1- 0- 5/ 825.0%
(栗)池添学 11- 8- 1- 27/ 4723.4%
(美)戸田博文 10- 4- 8- 27/ 4920.4%
(栗)角居勝彦 10- 10- 7- 23/ 5020.0%
(美)松山康久 2- 0- 0- 8/ 1020.0%
(栗)佐山優 1- 1- 1- 2/ 520.0%
(美)国枝栄 14- 5- 8- 44/ 7119.7%
(栗)白井寿昭 3- 1- 1- 11/ 1618.8%
(美)大久保洋 3- 1- 0- 12/ 1618.8%
(栗)笹田和秀 4- 1- 1- 16/ 2218.2%
(美)鹿戸雄一 11- 3- 4- 43/ 6118.0%
集計期間:2013.10. 5 ~ 2017.12.28
ソート:勝率順



⑥後半(10~12月)のOP特別・重賞
OP特別が重賞になったケースが多く、今後は1800m以上の距離でこそ注目が必要。
例えばアイビーステークスや萩ステークスで、
・牝馬なのに牡馬との混合戦で勝利(しかも0秒2差以上の完勝)
・牡馬で相手に0秒4以上の完勝
相手のレベルも重要ですが、まずは最低限必須になってくるでしょうか。
レース一覧・クラス:重賞

レース一覧・クラス:重賞  調教師別集計

調教師 着別度数 勝率連対率複勝率
(美)藤沢和雄 4- 2- 2- 5/1330.8%46.2%61.5%
(栗)矢作芳人 3- 2- 1-15/2114.3%23.8%28.6%
(栗)中内田充 3- 0- 0- 3/ 650.0%50.0%50.0%
(栗)池江泰寿 2- 3- 2- 5/1216.7%41.7%58.3%
(美)手塚貴久 2- 3- 2- 2/ 922.2%55.6%77.8%
(栗)須貝尚介 2- 1- 3- 6/1216.7%25.0%50.0%
(栗)松田国英 2- 1- 1- 4/ 825.0%37.5%50.0%
(栗)安田隆行 2- 1- 0- 6/ 922.2%33.3%33.3%
(栗)友道康夫 2- 0- 2- 3/ 728.6%28.6%57.1%
(栗)松永幹夫 2- 0- 0- 5/ 728.6%28.6%28.6%
(美)本間忍 2- 0- 0- 0/ 2100.0%100.0%100.0%
集計期間:2013.10. 5 ~ 2017.12.28
ソート:着別度数順

重賞実績では藤沢和雄厩舎がリードしていますが、前走が0秒2差以上の1着でないと苦しい・・・と言う傾向は変わりません。
その傾向でも結果を出したのが2016年の年末でした。
数字自体は評価できても、実際にそれに似合うだけの勝ちっぷりが出来るかどうかが、勝負の分かれ目になります。
デビュー前にそう言ったことを予測するのは困難ですが、コメントや動画などから推測し、実力が他とアタマ一つ抜けていると言う存在を探し出すのも楽しみの一つですね。

レース一覧・クラス:重賞

レース一覧・クラス:重賞  調教師別集計

調教師 着別度数 賞金合計1走当賞金
(美)藤沢和雄 4- 2- 2- 5/1330300万円2330万円
(美)手塚貴久 2- 3- 2- 2/ 921000万円2333万円
(栗)池江泰寿 2- 3- 2- 5/1216380万円1365万円
(栗)須貝尚介 2- 1- 3- 6/1215480万円1290万円
(栗)矢作芳人 3- 2- 1-15/2114880万円708万円
(栗)中内田充 3- 0- 0- 3/ 614420万円2403万円
(栗)松田国英 2- 1- 1- 4/ 813100万円1637万円
(栗)安田隆行 2- 1- 0- 6/ 911540万円1282万円
(美)国枝栄 1- 2- 0- 3/ 611100万円1850万円
(美)田村康仁 1- 1- 1- 7/1010160万円1016万円
集計期間:2013.10. 5 ~ 2017.12.28
ソート:賞金合計順

他の厩舎ですと、賞金額2位の手塚貴久厩舎はパターンがはっきり。
2歳10-12月の重賞で連対するのは外国人騎手(短期免許)。
日本人騎手では3着に入るのが精一杯。

池江泰寿厩舎は、1600mのGIでは人気をことごとく裏切り続けています。
2000mで行われるホープフルステークスで中心視すべきでしょう。
1600m以下のGⅡ・GⅢではまず3着以内を確保してくれますが、関西の騎手でないとその期待にも応えてくれないのが、やや強く出ています。

矢作芳人厩舎は牡馬では結果が殆ど出ないので、2歳戦は牝馬に狙い撃ちをします。
単純に距離延長が×。
前走と同じ距離で出走するOP特別・重賞、もしくは距離短縮で出走するOP特別・重賞なら、過去5年しっかりと結果を出しています。
指名したあとは1400m以上の距離でデビューしてくれる事を祈りましょう。

中内田充正厩舎は、新馬戦が0秒7差以上つけた楽勝であると、
重賞ではキッチリ勝ってくれるのが他の厩舎には無いポイント。
もちろんGIでも、前走の重賞が0秒3以上の勝利であると、より信頼度は高まります。
現時点では典型的なピンかパータイプ。
牧場の評判が「他とモノが違う」レベルの発言は最低限欲しいですし、他を圧倒しているようなイメージを抱けない馬を指名するのは、やはり危険でしょう。



では、そろそろまとめます。

2歳戦でリードを拡げておきたいと考えるなら、このような戦略を提案します。
  • 牡馬1~2頭、牝馬1~2頭の、GI候補=大将格を用意
  • GI舞台が阪神・中山なので、なるべく関西馬を優先
  • 関西馬でも関東圏で強い厩舎・輸送でも結果を残している厩舎がより良い。(ホープフルステークス用)
  • 8月までに未勝利脱出を果たせる馬が優先、順調さを欠いて秋以降デビューなら、むしろ年明け以降デビューを見越すこと。
  • ローカル開催競馬場の2歳ステークスは、そのGⅢ勝利だけで終わってしまう場合が殆どなので、無理に狙う必要はない → あえてライバルに狙わせてしまうのもテクニック
  • 厩舎別の得意な分野(この厩舎は2歳の牡・牝に強い、実績がある)に絞る。
  • 11頭以上指名できる場合に限り、とんでもない大穴候補で2歳GIを狙いに行くのはアリ
  • 3歳の重賞やGIとはアプローチが違う事を忘れない事。仮に大将格が2歳で燃え尽きたとしても大丈夫なように指名枠を残し、2歳戦のみに全力を注ぎすぎないようにしましょう。
その指名馬は何のために獲るのか。
獲った後の成績は、2歳のうちがハイライトだったのか、3歳になってからが良かったのか。
コミュニケーションも兼ねた仲間内のPOGは、ここを分析する人が非常に少ないのです。

しかし、ここを突破すればPOGに勝つと言う道が開けるだけでなく、
負けから分析して馬券に役立つと言う、副産物までも手に出来る事でしょう。

負けに不思議の負けは、無し
POGは如何に、ロマンや感情に流されずに指名するか。
これが必勝の大前提です。

※2018-2019はかなりロマンに流されまくった著者が何言ってんだか・・・って思ったあなたは、来年更なる飛躍を遂げるはずですよ!

みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

こちらのページでは厩舎別の考察を行います。
今回は 堀宣行厩舎 です。

※POGに参加する一個人の見解が記載されております。
一部未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。

私たちの仲間内POGでは、1時間に一回ぐらい
堀厩舎の漏れ聞こえてくる噂話が出てきます。

 良いお話も、陰謀論のようなお話も(笑)

押し並べて評価は高い厩舎なんですが、皆さん薄々気付き始めてる事があるんです。
素質のある馬を預かってくれて、故障率もかなり少なめ。
しかも主戦として外国人ジョッキーもしくは戸崎圭太騎手や福永祐一騎手を起用してくれる可能性もある。
と思ったらバシシューで撃沈した諸兄は数知れず ←ここ余計

でも、なんだか食指が動かない

薄々気付いている理由を、データを用いて表に出す。
そして明確な意図を持って堀宣行厩舎の入厩する2歳馬を指名する。
今後はそう言った方針を貫くしかないでしょう。

では、まずは近5年の成績を出してみます。
レース検索

レース検索  年・年月別集計

年・年月 着別度数 勝率連対率複勝率
2017年13- 9- 7-35/6420.3%34.4%45.3%
2016年18- 5- 6-26/5532.7%41.8%52.7%
2015年21-13- 2-34/7030.0%48.6%51.4%
2014年16- 5- 5-31/5728.1%36.8%45.6%
2013年12-11- 5-33/6119.7%37.7%45.9%
集計期間:2003. 3.23 ~ 2018. 6.10

POG期間に活躍している年もあります。
波が大きく、勝率が3割を超えるときもあれば2割ソコソコの時も。
つまり勝負を仕掛ける時とそうでない時はどうしても存在します。

毎年のようにネームバリューに翻弄されて、やたらめったら指名する必要はないって事ですね。
続いて、堀宣行厩舎の生産者別成績を上位のみ抜粋して観ましょう。
レース検索

レース検索  生産者別集計

生産者 着別度数 賞金合計1走当賞金
ノーザンファーム 33- 14- 7- 53/10779734万円745万円
社台ファーム 23- 13- 8- 53/ 9729800万円307万円
社台コーポレーション白老ファーム 8- 9- 2- 27/ 468284万円180万円
Fox Straus KY 3- 3- 0- 0/ 65740万円956万円
追分ファーム 5- 1- 3- 7/ 163825万円239万円
集計期間:2003. 3.23 ~ 2018. 6.10
ソート:賞金合計順

当然と言えば当然ですが、ノーザンファーム強し。
ただ、社台ファームも条件次第では指名候補に追加できます。

また、マル外の好走歴もあれば、他の生産者の競走馬でもGIを獲っているのも忘れてはいけません。
POG期間では上位2牧場+海外生産馬をメインに考えて観ましょうか。

・ノーザンファーム
一言でまとめると、牡馬のみチョイスしておけば良いんじゃないかってぐらい、牡馬偏重傾向があります。
そして、父がサンデーサイレンス系以外で、有力馬主肝いりの2歳馬である事。
これが狙い目。

主な例はドゥラメンテ'(父キングカメハメハ、春2冠)、サトノクラウン(父Marju、日本ダービー3着)ですね。

ディープインパクト産駒の場合、超ロングヒットを期待するのは厳しい現状ですが、
マウントロブソン(スプリングS)のように重賞を勝つなどコツコツ活躍して、賞金を稼ぐ戦略が合いそうです。
母父はノーザンダンサー系が全くない方が期待値も上がりますが、いずれにしてもナスルーラ系(ボールドルーラー系も含む)の血が色濃く出ているのが理想的です。

レース一覧・生産者:ノーザンファーム

レース一覧・生産者:ノーザンファーム  種牡馬別集計

種牡馬 着別度数 賞金合計1走当賞金平均着平人気
キングカメハメハ 5- 2- 2- 6/1534035万円2269万円4.2着2.4人気
ディープインパクト15- 9- 2-19/4523215万円515万円4.1着3.0人気
Marju 3- 0- 1- 1/ 514100万円2820万円2.4着2.4人気
ヘニーヒューズ 2- 2- 0- 1/ 51775万円355万円2.0着1.0人気
ネオユニヴァース 2- 1- 0- 1/ 41680万円420万円4.3着2.0人気
ハーツクライ 1- 0- 0- 5/ 61240万円206万円5.3着5.3人気
クロフネ 1- 0- 0- 3/ 4950万円237万円6.5着6.8人気
アドマイヤドン 1- 0- 1- 5/ 7812万円116万円6.0着5.0人気
キンシャサノキセキ 1- 0- 1- 4/ 6802万円133万円6.0着2.0人気
ジャングルポケット 1- 0- 0- 0/ 1500万円500万円1.0着2.0人気
ステイゴールド 1- 0- 0- 0/ 1500万円500万円1.0着1.0人気
集計期間:2013. 3. 3 ~ 2018. 5.26
ソート:賞金合計順


・社台ファーム
こちらは牝馬に偏重傾向が見られるほど、牝馬の活躍が多いです。
ただ、重賞を勝つよりは2着などでコツコツ活躍して、賞金を稼ぐ戦略が合いそうです。

コツコツ稼いでくれるタイプはシンプルに、父がサンデーサイレンス系の種牡馬(現在で言えばディープインパクト)であること。
そして母系の血にミスタープロスペクター系が必須。
こう言うことになりそうです。

近5年間の牝馬の勝ち上がり率は 11/12 で91.1%。その後伸び悩むケースも多々あるとは言え、なかなかエグい数字ですなぁ。
レース一覧・生産者:社台ファーム

レース一覧・生産者:社台ファーム  馬別集計

着別度数 賞金合計1走当賞金平均着平人気
エバーブロッサム  1- 3- 0- 0/ 47800万円1950万円1.8着5.5人気
オメガハートロック 2- 0- 0- 0/ 24100万円2050万円1.0着1.0人気
オハナ       2- 0- 0- 3/ 52230万円446万円7.4着5.6人気
ハナレイムーン   1- 0- 0- 3/ 41510万円377万円3.8着2.5人気
オメガインベガス  2- 0- 0- 0/ 21200万円600万円1.0着1.5人気
集計期間:2013. 1.12 ~ 2018. 6.10
限定条件:牝馬のみ
ソート:賞金合計順


・海外生産馬
基本的には猪熊広次氏(バローズ)のアメリカ生産馬
吉田和美氏のオーストラリア・ニュージーランド生産馬
この2パターンで当面は良さそう。

もちろん、個人的な信条で他の馬主さんが所有するマル外を指名は大いに結構です。
当たれば確かにデカいですよね。


さて、ここから話をガラッと変えます。
何故堀宣行厩舎に対して、なんとなく食指が動かないのか。
この部分です。

単刀直入に言うと、二つの実績が相反するイメージを植えつけているので、
食指が動かなくなってしまうと言う事なんですよ。

これはどう言う事かと申し上げますと、POG期間の成績が良さそうなイメージが、どうしても拭いきれていないのが原因なんです。
事実、期間中にGIを勝ったのはドゥラメンテだけなんですもの。

ただ、GIをキンサシャノキセキなどで勝っている間に、他の調教師では出来なかった実績を持っているので、POGで活躍できそうなイメージがどうしても植えつけられてしまっているのです。

それは何か。
2012年までの成績を遡ると出てくるのですが、

シンボリクリスエス産駒で稼いだ

のがデカいんです。
ノウハウがあるのは勿論ですが、他の調教師が上手く行かなかったことを平気でやってのけた。
唯我独尊みたいなあの雰囲気は、自信の表れでもあるんでしょうね。

まずはこちらのデータを見てもらいましょうか。
レース検索

レース検索  調教師別集計

調教師 着別度数 賞金合計1走当賞金平均着平人気
(美)藤沢和雄 19- 15- 11- 77/12219535万円160万円5.8着3.8人気
(美)手塚貴久 8- 5- 3- 28/ 4418120万円411万円6.7着5.9人気
(美)堀宣行 8- 2- 4- 12/ 2615840万円609万円5.4着3.9人気
(栗)角居勝彦 11- 13- 10- 22/ 5615120万円270万円4.1着3.2人気
(栗)池江泰郎 8- 4- 6- 25/ 4313795万円320万円6.1着5.5人気
集計期間:2007. 6.24 ~ 2018. 6.10
ソート:賞金合計順   レース機会数 : 20 回以上

こちらは、シンボリクリスエス産駒の成績を2007年から2012年に限定し、2~3歳のみに絞って抽出したものです。
賞金総額は管理していた藤沢和雄調教師がトップ。
そりゃ、同じような癖とか修正点があれば、上手く対応も出来るでしょう。

ただ堀宣行厩舎は、当時まだ40代半ばのセンセイをはじめとして若手の集団でもあったんですから、他の調教師や馬主さん、それから一般の競馬ファンから見ても

かなり目立つ活躍

だった事は言うまでもありません。特に次のデータでも示す「1走当たりの賞金額」は他の厩舎を突き放す成績、いわゆる断然トップ=ダントツのものでした。
レース検索

レース検索  調教師別集計

調教師 着別度数 賞金合計1走当賞金平均着平人気
(美)堀宣行 8- 2- 4- 12/ 2615840万円609万円5.4着3.9人気
(美)手塚貴久 8- 5- 3- 28/ 4418120万円411万円6.7着5.9人気
(美)大久保洋 4- 1- 8- 20/ 3311915万円361万円7.5着5.4人気
(栗)藤原英昭 7- 7- 1- 18/ 3311845万円358万円6.0着4.6人気
(栗)池江泰郎 8- 4- 6- 25/ 4313795万円320万円6.1着5.5人気
集計期間:2007. 6.24 ~ 2018. 6.10
ソート:1走当賞金順   レース機会数 : 20 回以上

500万クラス以上のレースに絞っても、賞金は2位。
唯一後塵?を配したのは美浦の手塚貴久厩舎でしたけど、これは朝日杯FSを勝ったアルフレードって言う飛び道具が効いているワケで、堀厩舎は平均的に実績を積み上げたんですよね。

OP特別頃のだったホープフルステークスで2009年にはアリゼオ(翌年スプリングSを制覇)、
2012年にもサトノネプチューンで勝利。
当時からオーストラリアや香港でトップクラスだったC.ウィリアムズ騎手、R.ムーア騎手を起用するなど、他の厩舎よりアドバンテージが大きくPOGでも結果を残せそうな厩舎というイメージを植えつけるには十分だったんですよね。

レース検索

レース検索  調教師別集計

調教師 着別度数 賞金合計1走当賞金平均着平人気
(美)手塚貴久 4- 2- 0- 5/1114670万円1333万円4.4着3.5人気
(美)堀宣行 4- 1- 3- 4/1213020万円1085万円3.6着2.8人気
(美)大久保洋 2- 0- 3- 3/ 89640万円1205万円5.8着3.8人気
(栗)池江泰郎 3- 0- 2- 3/ 89550万円1193万円4.3着2.9人気
(栗)藤原英昭 3- 1- 1- 6/117790万円708万円7.2着6.5人気
集計期間:2007. 6.24 ~ 2018. 6.10
限定条件:[簡易絞り込み:500万下以上 のみ]
ソート:賞金合計順   レース機会数 : 5 回以上

加えて以前は吉田和美氏の競走馬が相次いで活躍。
預けた馬がGIを勝つことを何度も目の当たりにしていると、それがいつ勝ったものなのか・・・記憶があいまいになります。

すべてPOG期間を過ぎてからの活躍です。
以前は取材に応じてくれた時期もありますが、日本ダービーまでの成績だけをクローズアップするPOGに協力的ではないのも、むしろ自然な事です。
「ウチの馬は4歳になってからが本格化」と言いたくもなるでしょうし、指名馬検討用の情報量が減ると、指名する側の思考回路に憶測も混じりこんできます。
レース一覧・馬主(レース時):吉田和美

レース一覧・馬主(レース時):吉田和美  馬別集計

着別度数 賞金合計1走当賞金平均着平人気
$キンシャサノキセキ 7- 4- 3-10/2466930万円2788万円4.4着2.5人気
モーリス      4- 2- 0- 0/ 645700万円7616万円1.3着1.5人気
$ロックドゥカンブ  2- 0- 2- 2/ 616400万円2733万円4.0着2.0人気
ジャガーメイル   1- 4- 1-16/2238560万円1752万円6.2着6.8人気
$キャンベルジュニア 0- 3- 0- 6/ 95600万円622万円8.0着5.0人気
集計期間:2006. 2.25 ~ 2018. 6. 3
ソート:着別度数順

ここまでの話を総合すると、堀宣行厩舎のノウハウや強みは
・馬のピークにあわせた調教・育成方針が一貫して行える
・POG期間の活躍には、全くにこだわらないものである
・勝つための騎手を高確率で確保できる
・厩舎のエース格は2000m以上でも強い

と言うことになります。
最後の部分が肝心で、このイメージが強く印象に残っているため、適性距離の2400mでも強いのではないか=ダービーでも好走できるんじゃないか?って理屈が出来上がってしまいます。

本来の強みは一番上にある「馬のピークにあわせた調教・育成方針が一貫して行える」事にあるので、時期を誤認してしまい不要なまでに加熱してしまった1位競合を生み出していたのです。
そりゃ冷静になっている側からしたら

今年もいただき

ってなりますわな。
レース検索

レース検索  距離別集計

距離 着別度数 賞金合計1走当賞金平均着平人気
1000m~1300m 6- 4- 4- 25/ 3955280万円1417万円6.6着6.4人気
1400m~1600m 16- 11- 11- 87/125162350万円1298万円7.3着6.9人気
1700m~2000m 16- 14- 7-113/150148630万円990万円7.5着6.3人気
2100m~2400m 6- 4- 3- 26/ 3996710万円2479万円6.6着6.4人気
2500m~ 5- 4- 2- 27/ 3860060万円1580万円6.4着5.9人気
集計期間:2003.12. 6 ~ 2018. 6.10
限定条件:芝のみ

堀宣行厩舎が2000m以上で強い事に関しては、期間中の成績を芝のみに限定したデータを掲載しておきます。
エース級に成長した馬は、キンサシャノキセキを除いては2000m以上の重賞やGIで活躍してきた馬ばかり。
もともとの素材もありますが、中長距離で強い馬を作りあげるノウハウがあることが、良いイメージを生む土台になっていたのです。
それをシンボリクリスエス産駒でかなりの結果を出した事が、インパクトとしても絶大だったワケですね。

堀厩舎に入る2歳馬のPOGの傾向として
・牡馬は 非サンデーサイレンス系 の種牡馬産駒で、アツいケース
・牝馬は 社台ファームで生産された、サンデーサイレンス系×母父ミスタープロスペクター系
を除いては、古馬になってからの楽しみを優先するのがセオリーになってきそう。

あと少しで大きなところに進めそう、勝てそうだったのにと言うケースも、今後は主戦が あの騎手 になると見込んでいますから、快勝できる余地に変わる可能性もありますね。
ここを含めて見所があるのは大きなアドバンテージです。

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