みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

2021.5.30が日本ダービー予定日、
POGシーズンのドラフト会議までは、初回更新時点で残り約1ヶ月。

クラシック本番を前に、これまでの傾向から、指名候補の一部を検証開始します。
もちろんヒトでPOGを戦うのですが、馬の要素を無視している訳ではありません。

いよいよ赤、青、黒、丸ごと、と他も含めてPOG雑誌が発売されました
第四回目は丸ごとの読み込みをしながら考察をしておきます。

指名戦略の参考にしても、されなくてもどっちでも良いのですが、
頭の中を整理して戦略を練るのに役立つなら、うれしいです。

※2021年6月スタート、2022年の日本ダービー開催日までを期間とする、POGに参加する一個人の見解が記載されております。
未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。

【一応、この企画のバックナンバーもあります】
POG戦略 指名候補馬 2021-2022暫定版(1)
POG戦略 指名候補馬 2021-2022暫定版(2)

POG戦略 指名候補馬 2021-2022暫定版(3)
POG戦略 指名候補馬 2021-2022暫定版(4)
POG戦略 馬主・厩舎 2021-2022暫定版
検討の結果→2021-2022 POG 指名リスト

お知らせ

あなた独自の戦略をバージョンアップ!




今年も丸ごとPOGを愛読します

一時期は赤や黒を一緒に読み込んでいましたが、
ここ10年ぐらいは赤や黒は少し眺める程度にしています。

どの雑誌も年々内容も良くなっているとは思うんですが、
①複数購入で予算を割くわりには、投資としてリターンが少ない
②出版社とスポーツ新聞社では立場が違う
③クラブの広告が表装や裏表紙にあるのか、無いのか
④値上げは仕方ないしやるべきだけど、内容が薄くなっていないか
が大きな違いだと思ってます。

ここらへんで考えると、②と③についてはサンケイスポーツ(競馬ブックと並んで、毎週雑誌を発売している)の存在が大きいです。

もちろん、サンケイスポーツや競馬エイトの予想・取材・TVへ出演した時のスタンスが、すべてにおいて完全無欠とは思えません。
むしろ、こんな体たらくなの?と思うことや、取材先に忖度しやがって・・・なんて思うこともあります。
でも、それを踏まえて比較的ニュートラルな情報(借りに忖度であっても、読み取りやすい忖度)を安定して出し続けることは、とても重要で助かるのです。
この姿勢は他を押しのけて、ゼニを支払う価値がありますよ。

個人個人どのスタンスが合うかは別々ですが、そこから既にPOGって始まるんですよね。
大切なのは情報をどう使うか、ですよ。
さて、雑誌も届きましたしどんどん読み込んで追記していきますよ。


社台ファーム

今年も青田力也氏の取材コメント。
いつも的確なコメントをしてくれる方なので、ひと安心。

ニューダイアリーズ 牡 栗東・杉山晴
キングカメハメハのラストクロップと言う触れ込みから入る。夏になれば別馬になっていそうと言うコメント自体は確かに期待していそうだが、成長途上とハッキリ記載がある。
母同様芝でもダートでもと言うコメントは確かにそうなんだが、それがジャッジできないのがPOGとしてはネック。長い目で一口馬主を楽しむなら大いに結構なんだが・・・

ヴェールランス 牡 栗東・藤岡
移動時期未定、坂路を全く苦にしないのは良いことなんだが、この時期で苦にする様なら、そもそもケガや病気とかでない限りは能力に疑問がある。

Bチェルノボーグ 牡 栗東・藤原英
全兄のギベオン以上にディープインパクトらしいと評判。このこと自体だけなら良くも悪くも取れるが、遅生まれ(5月15日)なのに3月中旬にはもう山元トレセンまで移動している順調さは評価すべき。
GIでは一歩足りない事を飲み込んで、重賞でコツコツと稼いでくれるなら十分検討できる。
スピードが足りないので2000m以上で活路を見出してくれると思われる。全兄も管理している藤原英昭センセイがマイルとか試して終~了~なんてリスクも僅かに考えないといけないが、さすがにそれは無いか。
※最終でC→Bに評価更新

ウィズグレイス 牝 美浦・国枝
社台ファームの牝馬で国枝センセイとくれば、その時点でかなり良い。ただ、成長途上でまだまだよくなる段階であるのだけが引っ掛かる。
国枝センセイも「順調なら夏ぐらいから」とは言っているけど2歳戦は半分棄てて、マイルはダメだろうから2000m以上で、と割り切れるなら当然指名できる。
厩舎の先輩であるカレンブーケドールに比べたら少しだけスケールダウンするが、見劣りしない素材だと言っても差し支えなさそう。
※ちなみに吉田照也氏のインタビューでは、ディープインパクト産駒の牝馬で一番手で登場。「かなりの大物なんじゃないか。そんなに焦らないような感じで進めていきます」とのこと。

スカーレットオーラ 牝 栗東・中内田
ロードカナロア*ダイワスカーレットと言う時点でも肩入れしたくなるが、骨瘤を取り除いたりサイズがなかなか大きくならなかったりと、やや順調さを欠いている。
距離はマイル前後になりそう。スピードタイプの馬にマイルが得意な厩舎って点ではベストマッチしているが、デビュー時期が読めないのが難点。それさえ5月下旬までに読めればリストに入れられる。

クロステック 牡 栗東・大久保龍志
半兄のサトノインプレッサが重賞を勝っていて、父がディープインパクト→ロードカナロアに変わった。仕上がりが順調で余程の事が無い限り夏にはデビューが出来そう。
母が名マイラーでマイルが主戦場になりそうだが、距離が伸びても行けそうな雰囲気もある。ドラフト指名戦略だと社台ファーム生産馬なので順位を少しぐらい下げても取れそうだが、先述のチェルノボーグ同様に兄の実績を考えて、早めに取っておいた方が良さそう。

レリジールダモーレ 牝 栗東・高橋義忠
コイウタからオペラ演目へ飛んでしまった。マイルあたりが活躍の舞台になりそうだが、母より柔軟性は高いとコメント。具体的にスピードとか体力のコメントが無いので評価を上げる必要もなさそう。

トゥーレツリー 牝 栗東・安田翔伍
デビューまでだいぶ時間が掛かりそうだし、もはやトゥーレさえ付けば何でも良いのか?

ゲーテ 牡 栗東・武幸四郎
気性面を含めて成長待ちではあるが、ゲート試験はすでに合格。ディープインパクト産駒で身体が大きく492kgを計測しており、静止画では今後相当体幹が強くなりそうな印象を受ける。それ込みで下位指名を検討したい。
キーファーズさんのHPでは山元トレセンで成長を促す予定、早くても秋口以降デビューとなりそう。

エーデルフォルム 牡 美浦・堀
堀厩舎のディープインパクト産駒なので、POG向きか?と言われると正直分からんのでDに近いCランク。
2021年末ぐらいには結構良い走りになっているのではないか?と言う期待値込々で、上記のゲーテと良い勝負かもしれないが、社台OCで6,000万の値段が付くだけの素質ではある。
引退までにそれだけの賞金を稼ぐか?と聞かれたら、おそらくYESと答えられそうなグッド・ルッキング・ホース。

レッドデクスター 牡 栗東・橋口慎
東サラの動画を観ると、2020年12月時点では随分気が散っている様子だったが、2021年2月には負荷をかける調教にも随分慣れてきた様子。
足元が頑丈では無いし早期デビューは無いだろうが、父同様に調教を強めてピリッとしてきた点は評価したい。情報次第ではCに上がる余地がある。

アイリスバイオ 牝 栗東・須貝
こちらも情報次第でCに上がる余地がある。ステイゴールド系・癖馬に実績のある須貝厩舎が何年も連続してクラシックを賑わせるか?と言われると正直分からんが、もしそう言う勢いが続くとしたら成長力のある+個別取材コメントが無かったこの馬あたりも候補になってくるだろう。



ノーザンファーム早来

《木村浩崇厩舎》
コマンドライン 牡 美浦・国枝
なんと、巻頭表紙&ページグラビア1番手。
血統だけで言えば牡馬と言うだけでBランク以上は行ける存在、しかも6月デビュー予定まで順調な調整が進んでいる。
吉田勝己代表の記事でも「誰もが良い馬と言うほどきれいな体をしています」とコメントされるほどだが、ディープインパクト産駒で536kg。この扱いはスルーする割合を高めにして良いはず。
無論、粗探しをしたくないほど良い馬なんだけどね。期待していた分この扱いなのが地団駄モノ。

ホウオウプレミア 牡 美浦・奥村武
グラビア1ページ2番手は、2019年のセレクトセールで2億9,160万円と高額落札。 木村浩崇厩舎長のコメントは「身体の強さが売りで、キツい調教にも身体が減らない」にはなっている。ここまでは及第点。
3ハロン43秒台の時計は楽に出せる、それはむしろ当たり前。それよりもっと進んでどうなのかに言及してくれないあたりが眉唾。前進気勢が控えめでガツガツ行くタイプではないので、2200m以上でどうにかするしかない。

ソクラテス 牡 栗東・音無
半兄のアリストテレスと同じ近藤英子オーナー&音無厩舎。父が代わってコメントで「馴致に時間をかけた」と言うのが気になる。小さかった馬体が大きくなったのは好感が持てるが、そもそもアリストテレスの弟なのに、馬名でもっと古い時代の哲学者になるのはいかがなものか?順番がテレコになってないか?

《山内大輔厩舎》
セレブレイトガイズ 牡 栗東・友道
20-21シーズンは1番手のドゥラモンド、2番手のワンダフルタウンが活躍した山内大輔厩舎長が、1番手で紹介し「乗り味は抜群!」と太鼓判。
2019年のセレクトセールで2億3,760万円と高額なので、そりゃいいセリフしか出てこないだろうと思いきや、友道厩舎-大塚オーナーのライン。
「手先が軽く、今まで見たこと無い動きをするハービンジャー」のセリフそのままだとしたら、ワールドプレミアやアルアインも手掛けている山内大輔厩舎長の、ほぼ同じようなコメントは十分信頼できる。
※最終でB→Cに評価更新

アルファヒディ 牡 栗東・池江泰
サンデーRで1億円の募集馬と言う時点でかなり割引く必要性はあったが、的確に「まだ少し動きに硬さがある」「精神面も幼く身体も大きくないのでじっくり進める」「いかにも奥手のハーツクライ」と三拍子が揃った。
長い距離が合っているだろうけど、アルアインより全然スピードが無いのは十分理解できた。ハーツクライよりも他に合わせる種牡馬居たんじゃなかろうか。

ブラックボイス 牡 美浦・宮田
2020年のセレクトセールで4,620万円とまずまずの価格帯で落札。グラティアスなどでおなじみのスリーエイチレーシングが所有。
ダートもこなせる牝系だが、ブラックタイド*Giant's Causewayの黄金配合がどう出るかも、芝マイル~2000m程度が主戦場になりそう。
体質が弱そうに見えて全くヘコたれずに調教できた身体の強さは、オーナーの運も持っているなと思わせる。さすがにGIを狙えるかは「?」でも、雨が土砂降りになった場合は可能性が出てくる。
空き巣泥棒的な活躍でポイント加算を狙うなら指名はアリだし、B評価にしても良いぐらい。

《伊藤隆行厩舎》
グールドベルト 牡 美浦・高橋文雅
G1レーシングで2,400万募集にしては、体質の弱い兄姉とは別物のタフさをここまで見せている。
サートゥルナーリアも手掛けており多忙で取材時には不在にしている伊藤隆行厩舎長が今年は「可動域・飛びの大きさは父似」「早くから活躍できそう」と明確にコメントしており、4月3日に美浦トレセンへ入厩しているにも関わらず「更なる成長が見込める」とコメント。
リップサービスの可能性もあるが厩舎長が取材に対応し、グラビア6番手の馬をここまで褒めるのは滅多にないこと。預託先の厩舎実績が少ないとか、頭がデカいってのは目を瞑るとして(苦笑)これは軽視禁物なのかも。

【気になる】
20-21シーズンでは
・サトノスカイターフ
・ジュリオ(OP)
・ミッキーセレスタ
・ヒカルアマランサスの2019 
・レッドアムニス
・ワンデイモア(OP)
を手掛けた桑田裕規厩舎のコメントは、本当に傾向が掴めにくい。

既にD評価を付けている馬もいるが、今年のコメントは
ダンテスヴュー 既にD評価、半兄ヨーホーレイクなど
レッドベルアーム 既にD評価、半兄レッドベルアームなど

特にダンテスヴューとレッドベルアームに関しては、情報が180°変わってきたのが驚き。どちらも父が代わっているのに人気になるだろうけど、より多くのポイントを稼ぐのであればレッドベルアームが理想的。

ここから牝馬育成担当
《村上隆博厩舎》
マイシンフォニー 牝 栗東・松永幹
2020年のセレクトセールで2億6,400万円。キーファーズさんの高額落札だけあって、褒めちぎるコメントが多い。とは言え、20-21年の1番手であるサトノレイナスと遜色ないコメントを残しており「食べたものがちゃんと実になっている」は素直に評価したい。
ゲート試験も合格しており一旦馬体の回復をさせているが、6月頃デビューが出来そうなほど順調なので、このまま行けるならの前提条件付きでBランクに上げられるかもしれない。
※最終でC→Bに評価更新

アドマイヤラヴィ 牝 栗東・友道
こちらも村上隆博厩舎長が「食べたものがしっかり実になっている感じ」コメント。
進んでいる組にしては1F=13秒台に突入したところで、まだまだハードトレに進めていないことが気掛かり。友道厩舎はキングカメハメハやロードカナロアと言ったところだけでなくミスプロ系全般の実績が細いのがネックなのでC評価だが、本来ここまで揃えばB評価以上にしても問題ない程。
父のスピード、母(アドマイヤミヤビも村上隆博厩舎で育成)のスタミナとハイブリッドが評価どおりなら、すでに4/2栗東入厩&4/8ゲート試験の順調さを加味しても指名候補に入るんじゃないだろうか。
※最終でC→Bに評価更新

《岡真治厩舎》
ベルクレスタ 牝 栗東・須貝
当初の気難しさが消えるほど「学習能力が高い馬ですよ」コメントは最低限あったし、「スピードもありながら伸びとバネのある走り」と総合力が高い様子はかなりプラス。
2月生まれのアドバンテージも活かして育成は進められ、既に栗東に入厩して好時計も出しており、一旦外厩へ放牧出来るほどの順調さはトップクラス。
本来ならA評価にあるが、20-21シーズンではドゥラメンテ産駒の牝馬に実績が出ていないのだけが難点。それを加味しても上位指名したくなるほどの存在である。
※最終でB→Aに評価更新

アカデミー 牝 栗東・吉岡
育成場に来たのが遅めだったのもあり、本州移動は6月以降になりそう。小柄(3月上旬時点で445kg)であることからじっくり育成されているが「効果はしっかり出ている」とコメントされているように焦らず育てて行く模様。
「気性面は問題が無い」とコメントがあっただけに、スタミナは全く問題なさそう。体質強化を焦らず行って姉に劣らない期間中の活躍を見込むなら、セレクトセール出身馬でも無い訳だし、十二分面白い存在。
預託先がまだまだこれからの厩舎なので、その分人気しないのであれば若干順位は下げられる。B評価に近いCだが今後の情報を待ちたい。
それにしても、本来ならドラフトの中盤には消えていてもおかしくないレベルにある。

ヴァラダムドラー 牝 栗東・松下
トモ高の体系でまだまだ成長の余地があるにもかかわらず、兄姉(サトノフラッグ・サトノレイナス)同様の期待から既に栗東に入厩済。
普段から手のかからないタイプでもあり、スピードもかなりあるようで「2歳戦から十分に動けるだけの状態にある」とコメントされているのは兄姉譲りでもある。
ジャスタウェイ産駒であっても母の繁殖実績を考えて、相当早くに消えそうではあるが今のところはB評価。5月末までの栗東坂路時計を確認してA評価に上げるかどうかを考えたい。
※一度はD→B評価にしたが、最終評価は名前の通りDで更新。

《野崎孝仁厩舎》
レディナビゲーター 牝 美浦・萩原
美浦に入厩&POG期間内の牝馬GIでは苦しいハーツクライ産駒なのは折り込み済みだが、3/20に美浦に入厩&3/26にはゲート試験もパスするほど順調で、リスグラシューやクロノジェネシス&ノームコア終いなどを手掛けた野崎孝仁厩舎長が「相当な器」とコメントするんだから、A評価。
動きの柔らかさだけでなくパワーも兼ね備えたタイプと、社台OCなのに褒めちぎる。個人馬主ならいざ知らず、これだけのコメントを出すOCの馬って、記憶にないんだよなぁ。
後ろ向きのコメントならまだしもこれだけ揃って「今のところ何も言うことはありません」と太鼓判。A評価の中でも、牡馬を含めてかなり上の位置に居ると思っている。

テーオーアリエス 牝 栗東・岡田
早期デビュータイプでは無く成長途上で、あくまでも秋以降のデビューとなりそうだが「走りがしなやかで柔らかみもあって、ダイワメジャー産駒の中ではあまり見ないタイプ」との評価は珍しい。
厩舎とテーオーの小笹さんだと、これまでどうしても重賞やGIでパンチ不足なのが欠点だが、前例を覆しそうな「調教のペースを上げて行っても体重が減らない点も心強い」とコメントされているように、先物買いするにはもってこいなのかも。
ボヤボヤしていたら仲間内で誰かに取られそうではある。

ステルナティーア 牝 美浦・木村哲
全兄にステルヴィオ。育成に関しては極端にプラスなコメントは無かったが、成長を見せていることは確か。5月上旬に美浦へ入厩予定。
「このまま気難しいところなどが出なければ」とコメントされているように、距離を縮めて使いたがる木村哲也厩舎はベターなのかも。
最悪でもチマチマとポイントを稼いでくれそうなタイプになってくれれば良いが、馬名からしてもDに近いC評価。

《村上隆博厩舎》
ラクスバラディー 牝 栗東・清水久
3頭の重賞勝ち(OP勝ち)馬を兄姉に持つ血統馬らしい「安定感のある走り」とコメントされ、すでに栗東にも入厩しゲート試験も合格している点は順調そのもの。
欠点は清水久嗣厩舎は圧倒的な牡馬偏重なのと、比較的古馬になってからの成長曲線であること。それからマイルで通用する程スピードが勝っている訳ではない点。
母が高齢、母に似て【他の馬を本気で蹴りに行く】程の気の強さ。気が弱いよりはマシだけどね。
3月末には54.5-39.5-26.3-13.3と栗東坂路で時計も出しており、厩舎の先輩であるクールホタルビを上回る活躍が見込めるかもしれない。一旦しがらき辺りに放牧されているようだが、6月~7月の阪神や中京辺りでデビューできそう。
この馬にドゥラメンテ産駒の奥深さを求めると酷かもしれないが、指名できるだけの仕上がりにはなっている。
※最終でC→Bに評価更新

《山根健太郎厩舎》
アンジーニョ 牝 栗東・高橋義
既にゲート試験も合格しているが、スピードを活かす競馬がしたい割には、馬体を大きくさせるべく放牧中。
20-21シーズンに馬体が小さいまま使い詰めしたロゼットの例もある高橋義忠厩舎、5月中に坂路で良い時計が出るようなら考え直すが、良い素材を活かし切れるか?を考えると、やや信頼感は薄い。


ノーザンファーム空港

さてさて困った
困った困った、こまどり姉妹w
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ここ数年の丸ごとPOGで、空港のグラビアに掲載された馬たちが
軒並み低打率

まったく勝てていない訳ではありませんが、こうなるとグラビアに載ったら割引と考える方が自然なのかもしれない・・・と思うほど。
しかも今年は特に「緩い」「じっくり」「うるさい」「まだまだこれから」のオンパレード。

吉田勝己氏も「早来は例年の3~5倍。後継種牡馬を目指すべく、よりハードトレになった」と言うあたりに手応えはあるが、空港では取材対応者のやや歯切れが悪いコメントが続いていた。
とは言え、20-21シーズンで重賞勝ち馬を全く出していない訳ではなく、どうやら法則らしきものはある模様。

・見開き2Pグラビア掲載に同じ馬主の写真があったら、
450~500kgの馬体重により近い方を選ぶ
同じぐらいの馬体重なら、プラスのコメント(悪いところが無い)が多い方を優先する
もし、同じ馬主が無い場合は種牡馬で比較して良い(ただし、バゴ産駒を除く)
(例)
18-19 ◎ダノンキングリー ×ダノンジャスティス
19-20 ×パイネ ◎ミヤマザクラ
20-21 ◎アカイトリノムスメ ×ヨアケノラブソング
20-21 ×トレデマンド ◎シャフリヤール
20-21 △ジャカランダレーン ×アレクスラー

もしこの法則通りだとすると、該当するのは以下の通り。
グラビア掲載以外に良い馬が空港に居ますし、空港じゃなくても早来にはもっと仕上がりの良い馬が居ますから、あくまでも中盤辺りで検討してみるのが良さそう。
でも、GIはさておき重賞を確実にとってポイントを追加したいと考えているので、少し下駄を履かせることにします。

コリエンテス - サリエラ】
サリエラの方が早く生まれているのに、緩さが残って成長を促していかなくてはいけない。
となると、佐々木淳吏厩舎長が「冬場にイメージをはるかに超えて成長した」コリエンテスに軍配。

コリエンテス 牡 美浦・堀
グラビアの1ページ目、しかもシルクで1億円の募集馬。ジンクスどおりなら鬼門のど真ん中に掲載されたが、表紙に掲載されちゃったコマンドラインよりはいくらかマシだろう。
堀厩舎*ディープインパクトのコリエンテスは父こそ違うが、サリオスのような活躍を見込んでも良さそう。吉田勝己氏も冬場の成長にはかなり期待している様子。
デビューは夏の新潟もしくは秋の東京開催を見込んでいるとのこと。天栄から入厩しようとした矢先の4月末に熱発したようだが、早期デビューを焦らなくても良いと考えるならもう少し順位を上げて良いはず。
※最終でA→Cに評価更新

ディーンズリスター 牡 栗東・矢作
もともとA評価をしているが、年末に休ませた影響もあってデビューは早くても秋以降になる予定。
見開きでキャロットの馬が他に居ない事、メンタルと内臓が弱かったため休みながらペースアップしていたが「今はしっかり乗り込めているので問題ない」ことが、ジンクスとしては気になるところ。
大木誠司厩舎長が「気性的にまだ幼い面はありますが、課題を一つ一つクリアしてくれる」とコメントしてくれた上で「今後の成長が本当に楽しみ」と言ってくれている。
過去に大木誠司厩舎長はダービー馬で同じような言い回しをしていたので、敢えて評価を下げる理由は無さそう。
そう言えば姉(ラヴズオンリーユー)なんかは2018年の4月末時点で名前が決定する前だったりして、見開きではディープインパクト産駒がもう1頭ようやく居るような状況。5月に移動予定→7月デビューなんて書かれてて結局11月デビューだった。
性格にキツいところがあった兄(リアルスティール)も12月デビューだし、年明けデビューでも良いと腹を決めて指名するのが良さそう。もともと兄も急がず進めていたクチである。
矢作先生も「兄姉に劣らないと思います」と明言、吉田勝己氏ですら「兄姉同様に体や背中は素晴らしい」と言っているので、夏場まではじっくり体質強化に努めてもらうしかなさそう。

【シャトンアンジュ - コルドンルージュ】
どちらも夏以降に変わってきそうとのこと。コルドンルージュの方が順調だが、ここに来ての成長がよりダート向き・捌きが硬くなってきているのが難点。どちらもD評価で良いと思う。

サトノアヴァロン 牡 栗東・須貝
見開きでディープインパクト産駒が4頭掲載。ロムネヤは馬体重が418kg、ベネンシアドールの2019はダノックスさんの高額落札で気性面・フィジカル面がまだまだ鍛えないといけない状況。
キャンプロックの2019は野田みづき氏の所有だがだいぶモッサリ、のんびりしているとのこと。
比較では段違いでこの馬だし、栗東坂路で終い2F=12.7-12.7を計時するなど4月の時点でスピードが水準にある。
樋口政春厩舎長が「気性的な心配はありません」とお墨付き。空港から指名するなら、せめてこのレベルにある馬を狙って良いと思う。

【カラパナブラック - サラビ
金子馬同士、僅差だが友道康夫調教師が「神経質な面も解消されてきて、楽しみな一頭」とコメントを出し、夏場にゲート試験を行ってそのまま使える可能性を示唆している点でもサラビが優勢。

サラビ 牝 栗東・友道
ホームランを狙えるか?と言われるとどうかも、空き巣泥棒的な活躍で重賞を・・・と言う活躍なら十分考えられそうな距離適性・スピードは持っている。おそらく1400~2000mぐらいは持ちそうだし、友道厩舎なのでオークスすらこなせる可能性も。
中川晃征厩舎長が「イヤなことはイヤと主張する我の強いタイプですが、頭のいい子なので、一度受け入れてくれれば、その後は全く問題ありません」とコメントするように、繊細なところがあったのは事実。
それを補って余りあるパワーにあふれた珍しいタイプのハーツクライ牝馬、厩舎の色にもマッチしやすい成長過程は他の候補と遜色なく評価して良い。
ちなみに見開きでハーツクライ産駒があと2頭居たが、1頭はスパイダーバローズで佐々木淳吏厩舎長のコメントが「優等生タイプ、イメージしていたより完成が早まりそう」と言うもの。
もう1頭は友道厩舎のフィデル。杉野公彦オーナーの高額落札馬だが「操縦性が難しい」とのこと。
バローズさんの法則どおりだとしたら完成度はスパイダーバローズだけど、やはりサラビが上だなぁ。

【マンクスポップ - マリーナドンナ】
順調度ではマリーナドンナ圧勝。但し、なぜか安田隆行厩舎のコメントは無し。
最初の頃、馬体が小さかったことを鈴木俊昭厩舎長はスルー。育成場に来たのが遅いことには言及しているけど、安田隆行厩舎の牝馬POG期間内活躍はサンデーサイレンス系かノーザンダンサー系しかない。ミスプロ系種牡馬はやっぱり評価しなくていいんじゃないだろうか。

【ブラジリアンソング - カメハメハタイム
既にC評価しているが、足立稔厩舎長が「何も言うことが無い優等生」と褒めているのは僅かでもプラスになりそう。

ラスール - ソリスルクス】
こちらも既にC評価しているが、馬体重でアドバンテージがあるのは牝馬のラスールと言うのも強調材料に欠ける。鈴木俊昭厩舎長が「気の強い部分があって高ぶりやすいのが課題」と言うのがネック。
シャケトラの妹だがPOG期間内に過大な期待はしないで、チマチマ賞金を稼ぐ程度にしておいた方が良さそう。

細かな比較だとハービンジャー産駒のナミュール、キタサンブラック産駒のリップスポイズンの2019が居るが、どちらも決定打に欠けるので比較したうえでDより上の評価は見送り。


追分ファーム

こちらも超低空飛行が続いているが、今年は様子が違う。
だからと言って食指が伸びるのか?と言われると、それもまたのかもしれない。

まず、いつもは追分ファームの代表と、G1レーシングの代表が2人揃って取材を受けていたが、今回はG1レーシング代表のみ。

続いて、笑顔で歯が見えている写真。
これまではどちらかと言うと、硬い表情だったG1レーシングの代表。しかしサンケイスポーツのチョイスは笑顔を取り上げてきた。どこかに当たりが居るのかもしれない。

そして、サングレーザー&ペルシアンナイトが活躍した16-17シーズン以来となる「座っているのに腕時計が見える」写真。
しかもデカデカと映っている。ひょっとしたら豪快な三振の前触れ・・・なのかもしれないが、例年とは明らかに違っているのがこの3点。

【例年の傾向】
見開きのインタービューページで写真が載っている馬はダメ。
インタビュー記事にフォームの優位性や、性能(キレ・伸び)に言及している馬が居る事。

ところがG1レーシングの高額馬がインタビューページの写真&グラビアのトップ・セカンド。
セリフォスは「いいスピードがありそう」「芝で切れのある走りを見せてくれそう」とはコメントしているが、言い切っていない。
ブレスクは「この牝系は柔軟性があるし、いい瞬発力を発揮してくれそう」とやはり言い切っていない。

唯一言い切っているのは
パリヘンジ 牡 栗東・友道
「しなやかな走り」と代表が評価。友道先生のコメントは無かったが、下位で指名する隠し玉としてはこれ位の注目度が丁度良いでしょう。名前に関しては食指が動かないですが・・・。
母父Monsunはヴェロックス、ソウルスターリングが成功例。ドイツ血統なので合う合わないはあるにしても、今まで友道厩舎に居なかったタイプ。今年は案外ハマるとしたらこう言うのかもしれない。
キングカメハメハ産駒は友道厩舎とあまり相性が良くないが、1勝クラス勝ちで良いならちゃんと実績はあるので、下位で検討してみましょうか。


大山ヒルズ

こことは本当に相性が良くなくて、ラヴェリータ・キズナ・ワンアンドオンリー・コントレイル・・・
いずれもまったくピンとこなかった上に、コントレイル以外で優勝をかっさらわれた苦い思い出しかありません(泣)

あくまで私見ですが・・・
トゥデイイズザデイ 牡 栗東・池江
「いかにも父ディープインパクトと言う感じ。軽く柔らかいキャンターをしていて、切れ味が問われるような馬場で真価を発揮しそう」と齋藤慎ゼネラルマネージャーのコメント。
前田幸治氏も「軽さが身上」「滞空時間の長い、大きなフットワーク」とベタ褒め。2番手掲載だが、1番目がコントレイルの全弟であるサンセットクラウドなので、実質1番手と考えて良さそう。
この馬に関しては池江泰寿調教師も「ディープインパクト産駒らしい強くてしなやかな馬体」と、特徴を的確に把握。
いよいよ前田葉子オーナーもGIタイトルを手にする日が来るのかも。


マイネル系

ここではラフィアン、ビッグレッドファーム、ノルマンディー、系列育成の気になるところをピックアップします。

どこぞの媒体で「走るゴールドシップは分かった!」と豪語され、そのままの勢いでユーバーレーベンがトライアルなどで大活躍。
総帥がお亡くなりになってしまったが、一昨年はデアリングタクト大先生のお蔭で本当にいい思いをした分、今年は軽視しないようにしてみます。

・・・と言っても、好素材がワンサカって程では無いです。

《ビッグレッドファーム・コスモビューファーム》
コスモパサージュ 牡 栗東・宮
厩舎を観た瞬間「え?」と思ったが、コスモファントムもコパノリチャードも宮厩舎。
期間内実績で嫌う理由は無いと判断。
坂路5Fで65秒台(≒1F=13秒台)まで出すと言うハードトレ。キンサシャノキセキ産駒なのでマイルぐらいが限界かもしれないが、これにヘコタレ無いんだから相当な器。

《ウインビューファーム》
ウインバリオス 牡 栗東・加用
だいぶお世話になった厩舎とは言えPOG実績だけで言ったら問答無用でDなんだが、ドゥラメンテ産駒の成功法則になぞらえると相当な器。
コスモビューファームの横山知之調教主任が「坂路調教でもストライドが大きく、素質の高さを感じさせる動き」と一番手で絶賛。メンタル面で気負う部分があると公式近況には掲載されているので、Dに近いC評価。

ウインルシファー 牡 美浦・手塚
ウインマリリンの半弟で横山知之調教主任が「兄姉と遜色ないか、それ以上かも」と思うのはオルフェーヴル産駒にしては硬さが無く、柔らかくしなやかな動きをするからとのこと。調教のペースが上がってきているのに自分からハミを取るようになっているのもプラス。5月中旬の情報次第ではBに近いC評価になるかも。

ウインモナーク 牡 美浦・奥平
牧場では一番の動きをしていたビッグアーサー産駒。距離はマイルだと長いはずなのでそれでも良ければ、にしてもウインの中では先陣を切って美浦に入厩。5月中旬までにはゲート試験をパスできそう。
POG評価はDに近いCではあるが、奥平厩舎のスタンスがより進化している感じを受け取れたので、リストに載せるかは一旦保留も意義のある一頭。

ウインメイフラワー 牝 栗東・梅田
POG実績はあるが、ウインだとイマイチ殻を破れてこなかったのが難点。それを差し引いても調教番長とも思えるウインアウォードをセリ負かすほどの動きを見せ、スピードとパワーは牝馬で抜けた存在なのは間違いなさそう。
期間中2000ポイントを超えられるかどうかも、1700ポイントぐらいまでは計算できそうな雰囲気で悪くない。

ウインアウォード 牡 栗東・杉山晴
ロベルト系*Danzigと言う血統もさることながら、冬毛ボーボーの2月で坂路3F=42秒台を叩き出すんだから、スピードと素質は相当なもの。
トラックコースを併用し始めたところさらに馬体の幅が増えてきたと、良い傾向が出ている数少ない存在。情報次第ではBに近いC評価になりそう。
※最終でC→Bに評価更新

《ノルマンディファーム》
コルレット 牝 栗東・吉岡
「併せ馬で負け知らず。柔らかくて伸びしろがすごくある」と岡田牧雄氏が絶賛するノルマンディファームの実質1番手。おそらくノルマンディーのクラブ馬では信じられない程にドラフト会議で人気するとは思うが、中盤より前に取っておくのが良さそう。
※最終でB→C
に評価更新


ホウオウベリテ 牡 美浦・高木
「スピードは兄以上」とコメント。兄たちはダートの強豪ばかりだが、岡田牧雄氏が「芝でも走れるんじゃないか」と言うぐらい。基本はダートの厩舎なので評価はC止まりだが、これだけやれるなら指名しても良いかと思うぐらいの水準にはある。

シャンブレー 牝 美浦・和田雄
注目度は高くないが、厩舎の先輩で20-21シーズンではかなり頑張ったウインアグライアと同様に「スピードがある」「運動神経が良い」「体格がある」とコメント。さすがに新馬勝ちした兄と比較するのはどうかと思うが、しっかりと「兄以上」と岡田壮史氏が太鼓判。
兄のジャガードと同じ栗坂崇オーナー。1200m~1400mを中心に走っている兄と比較して「それより長い距離が合いそう」と適性は確かにそうなりそう。
ネオユニヴァース産駒だし突然変異を起こしてくるようなら、と言うホームラン候補。



その他

sagishi

※POGに参加する一個人の見解が記載されております。
未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。

《シュウジデイファーム》
グリーンバローズ 牡 栗東・上村
岸本洋明場長が「1F=15秒を切るメニューでも体力が有り余っている」と及第点のコメント。預託先は栗東坂路で綺麗な後継ラップを描かないので割引く必要があるが、強引にダートへ使っていく傾向のある厩舎に「芝の長距離で試したい」なんてコメントが出る存在を入れるなんて珍しいこと。
持っているスピードが足りない恐れはあるが、今後の情報次第で上にも下にも振れる余地はある。馬主がバローズさんなので、バローズさんの法則通りだとするならかなり良い存在。

アシタカ 牡 栗東・矢作
広尾レース(広尾SC)で最高額タイの5,000万円応募馬だが、厩舎の先輩・バスラットレオンがチャンピオンヒルズを有効活用して重賞を勝ったように、今まで以上に順調な仕上がりのエース格は評価を上げる必要が出てきた。
こちらも岸本洋明場長が「軽やかで俊敏な動きが目立っていた」「付くべきところに筋肉が付いて力強さも出てきた」「賢くて手が掛からない優等生」と及第点以上のコメントが並ぶ。
矢作厩舎に入厩するだけの素質はあるだろうし、好素材なのは間違いなさそう。「調教では適度にピリッとした面もあって、性格の面も言うこと無し」なんてコメントはそうそう滅多に出ない。
※最終でC→Bに評価更新

タイセイレーヴ 牡 栗東・矢作
515kgの大型馬だが「前向きで行きっぷりが良く、動きに重さを感じさせない」と岸本洋明場長も及第点以上のコメントは出してくれている。
問題はタイセイさん*矢作厩舎でホームランが出にくいこと。それから「坂路で1F=14秒台で乗っても全く本気を出していない感じ」であること。
岸本洋明場長は「かなりのスピードとパワーを秘めていそう」とジャッジしているし、浦川の酒井牧場が生産しているので本当はとんでもないバケモノなのかもしれない。上にも下にも振れるのをコミコミで一旦C評価。

モンローテソーロ 牡 美浦・栗田徹
イスラボニータ産駒で2月19日生まれと言うこともあるが「骨格がシッカリしていて皮膚が薄い」「まじめで走ることに前向きな性格」「1F=15秒を切る調教も馬なりでこなしています」と言うコメント。
馬体重も程々の487kg。母系の影響でダートが主戦場になる可能性もあるが、堅実にポイントをチマチマ稼いでくれるかもしれない。

《西山牧場》
ニシノタマユラ 牝 美浦・深山
西山牧場で1F=13秒台を楽にマーク、母:ニシノステディーに似てきており、スプリントからマイルぐらいまではこなせそうな雰囲気。464kgと牝馬にしては細すぎない点もプラス。
父がリーチザクラウンなのでかなり、下位でも焦らず取れるだろうが、デビューすればすぐ2歳Sを勝てるだけの素質はありそう。ドラフトを行う相手によっては中盤ぐらいで消えてもおかしくない。

ニシノラブウインク 牝 美浦・小手川
先述のニシノタマユラに必死について行っている調教パートナー。マイルより少し長いくらいの距離が良さそうで、半姉:ニシノアカツキ並みの賞金を稼いでくれるとしたらかなりの穴候補。
現状は距離に対応できるよう長めの調教も行う方針とのこと。

《ダーレー・キャッスルパーク》
デヴィルズマーブル 牡 栗東・斎藤崇
タワーオブロンドンと3/4同血で、「背腰が似ている」「素軽さはこちらが上」とコメントされるほど。似てるけど非なるものだが、同じぐらいのポイントを稼いでくれる可能性も一考。
リストに掲載していた馬が切れるぐらいに、他のメンバーとモロに被るなら指名するかもってぐらいの位置。

《エクイワンレーシング》
ブッシュガーデン 牝 美浦・武井
「1F=15秒ペースでは物足りないと感じる手応え」なのは、褒めてるのかどうなのか疑問にしても「ペースダウンしたところですぐに平常心拍まで下がるほど、心臓が良い」と瀬瀬代表がコメントするのだから、今までにはないタイプかもしれない。
好位から抜け出して、後続を完封するようなレースが出来そうなイメージ。

《ケイアイファーム》
今年に関してはダノンの馬を全く取り上げないページだったので、3頭は限りなくDに近いCとして評価します。

ロードカテドラル 牡 美浦・斎藤誠
既に坂路で13秒を切るタイムも出している。新馬戦は勝てると思うがそのあとどれだけお釣りが残って居るかは不明。

ラストファンタジー 栗東・吉岡
持ったままで坂路1F=13秒を出せているとのこと。13秒と言っても13.9なのか13.0なのかで大きく変わってくる。距離は2000mぐらいまで持ちそうとのことだが、オークス向きで無いのは不満が残る。

ソメット 美浦・尾形
ラストファンタジーと牝馬のツートップ。「飛びが大きく前進を使って走る、良い動き」とコメント。こちらも持ったままで坂路1F=13秒を出せているとのこと。
気性面のうるささを上手く制御できれば、と言うのが減点材料。

《ディアレストクラブイースト》
タイセイプロシード 牡 美浦・高橋裕
2歳戦要員になると思うが、ストロングリターン産駒でスピード感あふれる動きを見せている。「坂路で終い1F=13秒でも余裕です」とのコメントは過信禁物も、厩舎はルーチェドーロで2歳戦を賑わせており、下位で獲得するのは十分アリ。

《三嶋牧場》
アートハウス 牝 栗東・中内田
藤井健太調教主任が「育成の手応えは世代で一番」とコメント。既に本州に移動済みのようだが「1F=13秒でも余裕十分ですし、タメが利くので距離も持ちそう」とスクリーンヒーロー産駒の牝馬を高評価。
母のパールコードで実績十分なシェイク・ファハド氏と中内田充正厩舎のタッグに、牝馬クラシックを賑わせるに十分な逸材が加わったとなれば、これはドラフト中盤までに消えたとしても仕方なさそう。
なお、牧場の公式動画では「敢えて弱点を挙げるとすれば気性、レースで自滅するぐらい。それぐらいやる気にはあふれている」とのこと。

ナリタボルテックス 牡 栗東・松永昌
厩舎ではかつて、オルフェーヴルの3冠で後塵を拝したウインバリアシオンを輩出。ダートもこなす血統だが芝でも相当良いところまでは行けそうな感触があり「(育成を担当した)母や一族を含めても1番」と藤井健太調教主任が牡馬では一番とお墨付き。
丸ごとPOG紙面には「スピード、パワーとも申し分なし。心配能力は水準以上」と具体的な数字が載っていなかったが「併せたら1F=12秒台もすぐ出てしまう」と、かなり熱の入ったコメント。
こちらも気性面がキツいタイプだが「人間が油断すると歯向かう・襲ってくるだけで、珍しいタイプ。決して周りが見えなくなっている訳ではない」と公式動画でコメント。負けん気の強さと騎手の腕が噛み合ったら、そう滅多にはレースも崩れなさそう。

《ビクトリーホースランチ》
タイキグラミーの2019 牝 美浦・菊沢
馬名は5月10日に募集締め切り。1F=14秒でも余裕があるのは良いが、売り切る為にリップサービスした感が強い。ましてタイキの馬だから、クラシックに乗れるような嬉しい誤算も望み薄。

《No.9 ホーストレーニングメゾド》
カガヤキホコレ 牝 栗東・辻野
既に(3)で取り上げているが追加の情報としては、木村忠之代表が「1F=14秒でも余裕がある」「フットワークがダイナミックなので距離はある程度あった方が良い」と言うぐらい。今年のバゴ産駒は半信半疑だけど、おそらくこれだろうか。

キャプテンローレル 牡 栗東・羽月
名前が強気だが、厩舎はダートで堅実ってのはだいぶアンバランス。1F=14秒台を馬なりでマークしている順調さはあるが、指名リストに載せるとなるともっと材料の上積みが欲しい。

《ALPHA TRAINING BASE》
サエールフェイス 牝 栗東・石橋守
ダートで活躍した母系だし、厩舎もダートで堅実。POG期間に芝で、とはならない可能性大。1F=13秒台まで進んでいて「真面目で一生懸命、調教負荷を上げても堪えるような面が無い」のは優秀。

《三橋ステーブル》
イエローブーケ 牝 美浦・武市
すでに掲載しているので続報。育成場では1F=14秒のメニューも順調に消化していたとのことだが、芝のクラシックをどうとか・・・のコメントが無いから、美浦に入厩済でも現状維持で良いだろう。

《フィリップファーム》
ヨドノスマイルの2019 牡 栗東・北出
「ヨドノ」の海原オーナー所有と考えられるが、そうなるとダートが主戦場になってきそう。北出厩舎には母も近親もみんな入厩してゴリゴリのダート路線に行かされるので、せっかくアドマイヤマックスを種付けたのに芝適性はどうなるんだろうか。
終い1F=13秒台まで出せるように育成は順調、動きも軽いとなれば芝を何度か試してもらえるかもしれない。少し馬体が小さめだがスプリント~マイルまで対応出来そうで、あくまでもリストが切れるようなら追加するかもレベル。




更新履歴
2021.04.29 初版公開、社台ファーム追記
2021.05.01~2020.05.05 ノーザンファーム・追分ファーム、ノースヒルズ、マイネル系追記
2021.05.09 その他追記
2021.05.10 三嶋牧場を追記
2021.05.30 最終評価を更新

牧場以外の厩舎・馬主は別の記事で特集する予定です。
早めに動いて大枠を固めたら、ドラフトを一緒に行うメンバーとの対策を練らないと。