みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

2021.5.30が日本ダービー予定日、
POGシーズンのドラフト会議までは、初回更新時点で残り約2週間。

クラシック本番を前に、これまでの傾向から、指名候補の一部を検証開始します。
今回は「ヒトでPOGを戦う」の具体的な部分についてお話いたします。

これまでの四回は馬の部分をメインにしてきましたが、
馬主とJRA厩舎に関する考察をしておきます。

指名戦略の参考にしても、されなくてもどっちでも良いのですが、
皆さんの戦略を練るのに役立つなら、うれしいです。

※2021年6月スタート、2022年の日本ダービー開催日までを期間とする、POGに参加する一個人の見解が記載されております。
未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。

【一応、この企画のバックナンバーもあります】
POG戦略 指名候補馬 2021-2022暫定版(1)
POG戦略 指名候補馬 2021-2022暫定版(2)

POG戦略 指名候補馬 2021-2022暫定版(3)
POG戦略 指名候補馬 2021-2022暫定版(4)
POG戦略 馬主・厩舎 2021-2022暫定版
検討の結果→2021-2022 POG 指名リスト



厩舎選びは大切よ

まずは、厩舎についてのお話から。

どの馬を選ぶのかは大事ですが、どの厩舎に入るのかもとても大事です。
この考え方は何人かの方が書籍にしているのですが、例えば亀谷敬正さんだとこんな本。


これ、ものすごーく平たく言いますね
当時の池江泰郎厩舎(池江泰寿調教師の父)にディープインパクトが入厩してくるんですが、これが角居勝彦厩舎だったらどうなっていただろうか?
とか、その逆だったらシーザリオはオークスを勝っていただろうか?って考え方です。

もちろん、どこに預けられてもメチャメチャ強い馬は居ますけど、調教師の考え方ひとつでローテーションはかなり違います。
有名な所では連闘で安田記念を勝った、モズアスコットの矢作芳人調教師。
海外の競馬にも精通している師は当時「連闘と言うのは、それこそ海外では2日連続でレースに使うこと。状態さえ問題なければ中6日など、そんなにキツいローテーションでもない」と質問した記者をバッサリ。

こういう風に、馬の長所を伸ばせるかどうかはとても大事です。

人間だって、業績がどうだとか言いながら結局、人間関係で転職するじゃないですか。
働きやすい環境、実力を出せる環境ってのは、精神論で片付けられないほど重要なんですよ。
これは厩舎スタッフでも、競走馬でも同じです。



禁断のPOG用厩舎データ

色々と文句がある方もいらっしゃるとは思うんですが、さすがにそろそろこれは出しておかないとイカンと思います。
理由は様々ですが、大きく3つに分けられます。

①他のサイトで掲載してくれない
JRA-VANのデータをもとに、過去3シーズン(2018年6月~2021年5月。掲載時点なのでNHKマイルC週まで)の2歳戦・3歳戦を集計しています。
知っていても誰かに知られたくない、またはブログなどを行うのが面倒と言うのは分かりますが、発信しながら自分の考えを練り直すのも、乙なものだと思いますよ。

②客観的な事実である
そりゃ、データですからね。
大事なのはこの後です。

③仮に有用だと思っても、踏み込む勇気が無い
読んでいる皆さんが21-22シーズンのPOGに即反映するか?となると、これはなかなか難しいと思います。事実を採用するに足りるエビデンスと言うか、根拠が乏しいからです。
どんなデータでもそうですが過去の事なんです。未来の事は一切含まれていません。
だから、躊躇するのは当然です。
一方でこのリスクを踏み込んで、時には怪我をしながら遊ぶのがPOGです。
仕事や人生でそれをやるのはかなり勇気が必要ですが、遊びの時ぐらい楽しんで小さな怪我ぐらいしましょうよ。あなただって子供の頃はよく道や公園で転んだでしょ?
そういう気持ちでたまには童心に帰ってみてもいいじゃないですか。
未来に踏み込める下地を作れたら良いなと思っています。


では、早速行ってみましょう。
ちなみに18-19シーズン以降の3シーズン、20-21シーズンNHKマイルC終了時点までで、OPクラス以上の成績に特化しています。
調教師着別度数賞金合計1走当賞金平均着順
(栗)角居勝彦3-2-2-17/2447290万円1970万円6.1着
(美)萩原清1-1-1-6/914600万円1622万円7.7着
(栗)松下武士2-2-2-8/1420500万円1464万円5.5着
(栗)中内田充8-7-8-22/4562580万円1390万円4.4着
(栗)矢作芳人12-1-3-45/6183370万円1366万円7.2着
(栗)杉山晴紀3-1-3-15/2227890万円1267万円5.1着
(栗)奥村豊4-0-2-3/911240万円1248万円3.4着
(栗)須貝尚介5-5-3-20/3340970万円1241万円5.2着
(美)手塚貴久6-7-6-21/4049490万円1237万円6.4着
(美)上原博之1-0-1-5/78200万円1171万円7.4着
(栗)斉藤崇史7-7-4-22/4046390万円1159万円5.1着
(栗)池江泰寿6-4-5-17/3236800万円1150万円6.0着
(栗)安田隆行5-3-3-13/2427500万円1145万円6.5着
(栗)友道康夫12-11-9-34/6673580万円1114万円5.1着
(美)国枝栄5-7-4-20/3639690万円1102万円5.2着
(美)堀宣行4-4-4-24/3639450万円1095万円6.8着
(栗)高橋義忠3-1-4-10/1817400万円966万円5.4着
(栗)中竹和也6-4-1-19/3028710万円957万円6.0着
(美)林徹2-1-1-5/98600万円955万円7.4着
(美)藤沢和雄6-6-3-31/4643860万円953万円5.7着
(美)鹿戸雄一3-2-1-17/2321220万円922万円7.7着
(栗)渡辺薫彦2-4-0-15/2118640万円887万円6.9着
(美)木村哲也4-2-8-18/3228100万円878万円5.7着
(栗)五十嵐忠1-0-1-4/65010万円835万円5.2着
(栗)大久保龍4-4-2-17/2722210万円822万円5.4着
(栗)梅田智之2-2-1-11/1612640万円790万円6.6着
(栗)武英智4-1-0-12/1713270万円780万円7.4着
(栗)西村真幸5-6-1-23/3527040万円772万円6.8着
(美)高橋文雅2-0-0-5/75400万円771万円7.3着
(美)鈴木伸尋1-1-0-2/43060万円765万円4.0着

集計期間:2018.6.1~2021.5.9




各厩舎を分析・解説

※20-21シーズンのオークスとダービーを前に記事を書いて公開していますので、一部データを除外して計算しております。
※2021年6月スタート、2022年の日本ダービー開催日までを期間とする、POGに参加する一個人の見解が記載されております。
過去の傾向からPOG指名で実験を行うための準備として、公開時点で未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。



(栗)角居勝彦
もうすぐ解散なので、POGで特に申し上げることはありません。
18-19シーズンは日本ダービーをロジャーバローズで制しました。まさに有終の美。


(美)萩原清

18-19シーズンはダノンキングリーと言う飛び道具が居たおかげでランクイン。
嵌ればデカいが、一旦嵌ると数シーズンお休み状態。
過去の傾向を考えると
・5代血統表にサンデーサイレンス
・5代血統表にNorthern Dancer5*5以上のクロスが存在
・母母、もしくは母母の母がRaise a Native系もしくはミスプロ系であること。可能であれば5代血統表にRaise a Nativeがあるとベター。
・馬名に伸ばし棒
・可能であれば個人馬主が望ましい

これらを全部網羅する馬は21-22シーズンは居ないが、どれか足りないのであれば居る。
チュラーダ Northern Dancer5*5以上のクロスなし
トリメストラーレ Raise a Nativeが母父の母方にある
ルージュエクレール Raise a Nativeが母父にある
レディナビゲーター Raise a Nativeが母に無い

どれかを選ぶなら早期デビューが見込めるし、やはりレディナビゲーターだろうか。

萩原清18-1919-2020-21
年間勝利数1387
6月010
7月000
8月000
9月121
10月200
11月011
12月400
1月212
2月201
3月020
4月102
5月110
未勝利月数566

過去3年間のPOGでは勝ち星が右肩下がりで、シーズンの半分は勝てない月が続いている。特に夏場の2歳戦は諦めモードに近い。
冬の冷え込みが厳しくなると、エンジンが噴き出す傾向は戻ってくるだろうか。


(栗)松下武士

レシステンシアで大きく稼いだのが貢献しているが、他が続かない。
厩舎としても当たりがそろそろ欲しいはずだが、もしレシステンシアと同じように「サンデーサイレンス」「Sadler's Wells」「デインヒル」が全部入っているのが良いとすれば、21-22シーズンでは入厩済のショウナンハクラクが該当。

松下武士18-1919-2020-21
年間勝利数968
6月000
7月100
8月000
9月202
10月113
11月210
12月010
1月021
2月101
3月101
4月110
5月000
未勝利月数576

過去3年間のPOGでは、少数の精鋭が活躍するor満遍なく活躍するのどちらか。大きな当たりを一度に大量保有するとは考えにくいので、的確な戦略を立てて指名するに限る。


(栗)中内田充正

ここ3シーズンはとにかくミスプロ系大好き、マイル大好き。
5*5+5(9.38%)以上でミスプロのクロスがあるのが理想。
21-22シーズンは該当馬なし。

そうかと思えばハーツクライ産駒やジャスタウェイ産駒で、コツコツのようでえげつない稼ぎもある。
これは母の5代血統表にHigh Hat もしくはその子である High Lineが入っている事。
これまた21-22シーズンは該当馬なし。

かつてはサンデーサイレンス系の種牡馬*Roberto系もしくは濃い目Gray Sovereign系で成功していた。これに関してはアートハウスと、アメジストブラックが該当。
それとも新たな成功法則が出てくるのだろうか。

中内田充18-1919-2020-21
年間勝利数201617
6月011
7月001
8月210
9月220
10月121
11月103
12月123
1月430
2月125
3月512
4月211
5月110
未勝利月数223

勝利数もさることながら、近年は勝てない月を殆ど作らない点でも信頼できる。2200m以上の信頼度を一旦横に置いて、堅実にポイントを稼いでくれそうな馬を指名したい。


(栗)矢作芳人

着度数で12勝は友道厩舎と同じも、2着や3着がガクっと減るのが矢作芳人厩舎の不思議な所。
それとGIではなく、GⅢを狙い打ちするシーズンもあるのが注意点。

命名法則で言えば英語表記にしたときo,n,rがすべて使われているのが理想。この点ではサンセットクラウドは×。モズの2頭と、エンジェルシリカも×になる。
ノーザンファームで生産された馬に限っては、カタカナのリが使われていればOK。これはディーンズリスターが該当している。
(英語表記ならoとnがあっても良いが、GIでは奮わないのでGⅢが勝負になる)

矢作芳人18-1919-2020-21
年間勝利数232623
6月000
7月004
8月201
9月032
10月542
11月440
12月211
1月213
2月051
3月324
4月335
5月230
未勝利月数432

6月のスタートダッシュを望むのは無謀だが、未勝利で終わる月はそう滅多に無いし、平均的に稼ぎに行っているので現役屈指の信頼度。20勝以上で推移出来ているのも群抜。


(栗)杉山晴紀

デアリングタクトを除くと成績が振るわない。新たな成功法則が出るまで時間が掛かりそう。
5代血統表にミスプロはあった方が良さそうだけど、それだけでは収まらない感じ。
母や母母がOPや重賞で勝ち負けできるような馬が最低ラインなのかも。

杉山晴紀18-1919-2020-21
年間勝利数7229
6月100
7月010
8月022
9月111
10月010
11月230
12月022
1月001
2月141
3月121
4月031
5月130
未勝利月数624

スタートダッシュは鈍く、勝負は11月。将来が楽しみな馬が11月にデビューしないと、年明け以降ジリ貧のシーズンとなりそう。スピード自慢の母や母母を持った馬を狙い撃つのが理想。


(栗)奥村豊

葵Sを勝ったディアンドルで大きく稼いでいるが、1走あたり1248万円と成績は破格で、POG孝行な厩舎と言って良さそう。
20-21シーズンもストゥーティが活躍、気が付いたらポイントが結構溜まっているタイプ。
成功法則はハッキリしないが、おそらくこう言うことと思われる
・ノーザンファーム生産馬(ゆくゆくは他の牧場も加わってきそう)
・馬名は文節が切れない
・英語表記にしたとき、同じ子音が2つ以上入っている
・カタカナ表記にした際「ティ」または「ディ」が入る
強烈な該当馬が居ないのでさすがに最後のはどうかと思うけど、もしそうだとしたらインディゴブラックに名前が決定したのが1頭居るので、コッソリ?追跡してみるか。

奥村豊18-1919-2020-21
年間勝利数1356
6月000
7月100
8月001
9月110
10月011
11月000
12月100
1月121
2月210
3月201
4月202
5月300
未勝利月数486

シーズンの半分以上は勝てていないが、稼ぎ頭(シーズン2000ポイント以上)は遅くとも8月までに勝ち上がっている。次に牝馬の穴狙いがハマるのはいつになるだろうか。


(栗)須貝尚介

ソダシにしても、ステラヴェローチェ&ヴェローチェオロにしても、突然変異と言えば突然変異。
成功法則はあってないようなものだけど、一応上げるとしたらこんな感じ。
・光を意味したり、光を発するもの、もしくは光を反射する性質があるもの
・父や母の名前が光を発したり、反射させるのはOK
(例:アドマイヤジャスタ→ジャスタウェイが小型爆弾)
・王を意味する言葉はダメ。頂点ならOK。
・ヨーロッパの地名も、須貝厩舎はOK
・該当馬が居れば「ジュ」または「ジ」+「ュ」の馬名

この法則通りだとしたらプルパレイサトノアヴァロンベルクレスタが該当。
ゴールドシップ→ローブティサージュに続く、2年連続GI好成績となるか。

須貝尚介18-1919-2020-21
年間勝利数111120
6月011
7月112
8月011
9月013
10月102
11月222
12月113
1月130
2月102
3月201
4月113
5月100
未勝利月数341

20-21シーズンは20勝以上が確定。21-22シーズンに関してはどこよりも意欲的で早めの仕上げを心掛けているし、2歳戦で一気に波に乗ってくるようなら勢いは止まらないだろう。


(美)手塚貴久

シュネルマイスターがGIを制し、アサマノイタズラはトライアルで爆走。
孝行娘のユーバーレーベンはしぶとく粘るなど、20-21シーズンはたっぷり外しまくりましたが、法則が朧気ながら見えてきました。

・誕生日が1,2,4,7のみで完成するのが理想
・そうでない場合は他の数字1つ+1,2,4,7から1つ、合計2つの数字で成立する誕生日(例)1月19日、3月23日など
・馬名にドイツ語もしくは、馬名にマ
・ゴールドシップ産駒(牝馬?)に限り、母方の5代血統表にRibotの直仔が居る(6代血統表にRibotがある)

マが付く馬ならマイネルメサイア、クロンマクノイズは居るけれどヴァーンフリートが候補になるだろうか。
あとは個人的な好みでチョイスするのも良いし、ひょっとしたら数年の潜伏期間に入ると仮定してスルーするのもアリ。

手塚貴久18-1919-2020-21
年間勝利数112317
6月232
7月112
8月230
9月012
10月222
11月121
12月031
1月002
2月001
3月042
4月132
5月210
未勝利月数521

18-19シーズンの不振を脱却したカギは、4月と5月に3勝以上出来たこと。20-21はシュネルマイスターでクリアしており、21-22シーズンは20勝が無理でも15勝以上を狙える空気はある。



(美)上原博之

上原博之厩舎は、そろそろ定年だからPOGに関する考察はしなくても良いでしょう。
ダイワの大城オーナーが亡き今、いきなり盛り返されても困惑しますわ。


(栗)斉藤崇史

この厩舎に関しては3/13~3/14の記事で、ラウダシオンの半弟であるローウェルを取り上げた際に



単純にこの馬が順調でなかったのもあるにしても、Raise a Nativeが父・母どちらも1本以上で合わせて3本は欲しい斉藤崇史厩舎に、その毛がゼロのキズナがそう滅多には合わないと言うのも良く分かったシーズンだった。

と触れているのがポイントになりそう。
これをどうにか打破できるとすれば、おそらく他の血で補完すると言うことになりそう
例えばステラリアのように母方のミスプロは1本だけだが、Storm BirdのクロスとMill Reef - Never bentで補完。
それからダートであればノーヴァレンダのようにTurn-Toで補完。これらのパターンが良さそう。

以上を踏まえるとコルドンルージュぐらいしか該当馬が居ない。新たなパターンで活躍馬を出して来ることも視野に入れつつ、21-22シーズンはお休みで来年以降に期待しても良いと思ってる。
もちろん各個人の判断で指名強硬してもOK。

斉藤崇史18-1919-2020-21
年間勝利数161414
6月020
7月201
8月000
9月100
10月321
11月324
12月202
1月210
2月231
3月112
4月003
5月030
未勝利月数454

悪くても14勝以上、未勝利月も半分以下と非常に優秀。GI勝ちを排出できなくてもアベレージは高い。10月以降に固め撃ちをするので、早期デビューに拘らない方が上手く流れに乗れそう。


(栗)池江泰寿

そろそろ覚醒?と思いながらも、シャフリヤールが毎日杯をレコードタイで制するに留まっている。半弟のアルファヒディは好みが分かれるとは思うが、アルアインに似たタイプの模様。

ここ10年程の傾向は、母父がアルファベット表記(日本で走っていない)である馬がガンガン走っているので、候補になるのはトゥデイイズザデイブレイズアウトゼッフィーロ ハーツアズワンあたりになるだろうか。

父親まで日本で走っていないバハルダール は好みで加えても良いだろうけど、今年も宝探しの難易度が上がっていない事を祈りたい。

池江泰寿18-1919-2020-21
年間勝利数181515
6月000
7月111
8月200
9月121
10月011
11月513
12月221
1月201
2月343
3月024
4月100
5月120
未勝利月数343

悪くても15勝と実績は十分で大崩れはしない。メンツの割にそろそろ大きな当たりがあっても良さそうだが、着実に重賞勝ち・1勝クラス卒業でポイントを稼ぐのも妙味。過剰な期待は禁物。


(栗)安田隆行

ここ最近の傾向をザックリ捉えると
・トニービンもしくはRibotが5代血統表にある。両方ともある場合はなお良し
・5代血統表にHaloとNorthan Dancerのクロスが両方ある

3歳夏以降とか、古馬になってから活躍しても良いなら別の方法で良いが、POGだけを考えるならシンプルなフィルターで対応したい。
21-22シーズンは少し弱いラインナップだがグレッチャーレオノーレ、それから一度募集停止になっているクリスピノが対象。ダノンザキッドの活躍をもって21-22シーズンをスルーするのもアリ。

安田隆行18-1919-2020-21
年間勝利数281518
6月011
7月112
8月310
9月102
10月143
11月222
12月412
1月231
2月402
3月412
4月211
5月400
未勝利月数131

未勝利をどれだけ多くの馬が勝ち上がるかで、波の大きさが決まってくる。各競馬場の2歳重賞を制する逸材が居る時は強気で攻めても良いが、そこでコケると1年間苦しくなってしまう。


(栗)友道康夫

ディープインパクトを失ったとしても、大丈夫そうな法則はある。
・5代血統表がアウトブリード、もしくはNorthan Dancerのクロスが無いこと。
仮に5代血統表にNorthan Dancerのクロスがあっても、同量以上のHaloクロスがあるか、以下の条件のうち3つ以上を満たしていればOK。
・可能であれば5代血統表にDschingis Khanがある。(せめて6代までには欲しい)
・父方にも母方にも9代血統表内にBlandfordがある
・母方の9代血統表内にTeddyがある
・9代血統表にPrincequilloのクロスが1.5%以上ある(牡馬は2%以上がより望ましい)

あとは命名法則。
日本語の意味として3つ以上の文節はマイナス。2つ迄はOK。
ジュンライトボルトはマイナス(それでも十分稼いでいるけどね)だが、ジュンブルースカイは○ってことになる。
最低限でも「順調なら秋の阪神でデビュー」ぐらいのコメントが欲しい。

どの馬を選んでも少しはポイントが入るのだが、宝探しの法則がコロコロ変わるのが難点。POGの最重要厩舎なので、敢えてどれが良いかは触れないでおきます。

友道康夫18-1919-2020-21
年間勝利数233024
6月110
7月121
8月110
9月544
10月313
11月314
12月221
1月033
2月113
3月173
4月132
5月440
未勝利月数102

19-20シーズンは未勝利月が0を達成する程で、少なくても23勝以上と実績は抜群。2~5月に未勝利月が無ければ翌シーズンも大崩れしないのかも。21-22シーズンも更なる飛躍に期待。


(美)国枝栄

ハーツクライは実績がほぼ無いので、避けるのが賢明。
誕生日の末尾が0,1,2,4,5,7,8は避ける。但し、下記条件のいずれかに合致した場合は指名OK。
・オーナーが父も所有していた場合のみ
→誕生日の末尾が2,4で、かつセール価格税込2億円未満

・キングカメハメハ産駒、もしくはロードカナロアなどの父父キングカメハメハの場合
→10日または14日生まれ

コマンドラインは20日生まれ、ブエナエルドラードは22日生まれ、サリエラも28日生まれだから今期もかなりしんどいだろうな・・・と思わせます。
これらの諸条件をクリアしているのはウィズグレイスルナソル。どちらも調整は比較的順調に進んでいるので、遅くとも秋にはデビューできそう。
あとは好みの問題。
フォーグッドは国枝厩舎でPOG期間に2,000ポイント超をした事例がある命名法則だが、今回は文節区切りがあるのでパスで良さそう。
ロジハービンは国枝厩舎だと冠名+母名ならまだしも、父名なので実績なし。
レッドランメルトに関しては冠名+そのまんま母名が残るぐらい丸パクリが良いので、その点では大きくマイナス。

国枝栄18-1919-2020-21
年間勝利数172217
6月011
7月110
8月210
9月121
10月025
11月123
12月301
1月352
2月012
3月431
4月211
5月030
未勝利月数412

安定して17勝以上は稼いでいるが、前評判ほどに勝ち星を稼げていないのが現状。2歳戦の夏場に未勝利月を発生させず、12月から1月でキッチリ稼げるかどうかが勝負の分かれ目。


(美)堀宣行

過去記事から、丸パクリします。

・ノーザンファーム
一言でまとめると、牡馬のみチョイスしておけば良いんじゃないかってぐらい、牡馬偏重傾向があります。
そして、父がサンデーサイレンス系以外で、有力馬主肝いりの2歳馬である事。
これが狙い目。

主な例はドゥラメンテ'(父キングカメハメハ、春2冠)、サトノクラウン(父Marju、日本ダービー3着)ですね。

ディープインパクト産駒の場合、超ロングヒットを期待するのは厳しい現状ですが、
マウントロブソン(スプリングS)のように重賞を勝つなどコツコツ活躍して、賞金を稼ぐ戦略が合いそうです。
母父はノーザンダンサー系が全くない方が期待値も上がりますが、いずれにしてもナスルーラ系(ボールドルーラー系も含む)の血が色濃く出ているのが理想的です。

・社台ファーム
こちらは牝馬に偏重傾向が見られるほど、牝馬の活躍が多いです。
ただ、重賞を勝つよりは2着などでコツコツ活躍して、賞金を稼ぐ戦略が合いそうです。

コツコツ稼いでくれるタイプはシンプルに、父がサンデーサイレンス系の種牡馬(現在で言えばディープインパクト)であること。
そして母系の血にミスタープロスペクター系が必須。
こう言うことになりそうです。
該当馬はレヴァンジルのみ。
過去の成功法則からは外れますがコリエンテスも相当肝入りなので、ここらでそろそろ・・・は考えても良いと思っています。
ひょっとしたら2018年以降はシルクの高額(6000万以上)馬+丸ごとPOGで吉田勝己氏がコメント、であれば案外相性良いだけだったりして…。

堀宣行18-1919-2020-21
年間勝利数212011
6月011
7月000
8月210
9月100
10月232
11月212
12月121
1月511
2月132
3月310
4月352
5月120
未勝利月数224

POG成績は急降下したが20-21シーズンは4月~5月が低調だったので、21-22シーズンは巻き返しが狙えそう。もともとじっくり育てながら使う厩舎だが、やる時はやるサインを見逃さないのが大切。


(栗)高橋義忠

POG期間を無視すると、アドマイヤムーン産駒の扱いに長けているのが特徴。アドマイヤムーンと同じようにミスプロ*サンデーサイレンスの傾向を持つ血統にはまずまず好成績を収めている。

これまで傾向を観るとこんな感じだが、さらに新しい法則が出来てくる可能性は大いにある。
以下の条件に3つ以上合致している事
・半兄や半姉を含めた兄や姉が重賞を勝っていない
・父キンカメまたはキンカメの子供*母父サンデーサイレンス系、もしくはその逆
・5代血統表にLyphardもしくはNijinskyのどちらかがある
・サンデーサイレンスはあるがキンカメまたはその子供、さらにはミスプロも血統表に無い場合は、5代血統表にSeattle SlewとSecretariatが欲しい

以上を踏まえると、キタサンブラック産駒でも同じような法則になる可能性があるブロセリアンドが候補。スプレンダーシチークロンヌドラレーヌは好みの問題、クリアしているので大化けがあるかも。

高橋義忠18-1919-2020-21
年間勝利数61012
6月000
7月022
8月000
9月011
10月001
11月003
12月012
1月011
2月222
3月010
4月310
5月110
未勝利月数944

勝利数も伸びて実績が積みあがってきた。すぐに2歳・3歳GIに手が届くとは考えづらいが、重賞の一つぐらい勝てるであろう素質のある馬が入ってきたら軽視禁物。


(栗)中竹和也

1走あたりの賞金額が伸びたのは、サートゥルナーリアが一時的にお世話になっていたのが大きい。仮にそれが無くても堂々とした成績を残しており、隙間重賞をかっさらう渋い活躍が光る。

以下の条件のうち3つ以上を、5代血統表でクリアしている事が傾向として挙げられる。
・Storm CatもしくはLyphardのどちらかを所有
・ミスプロもしくはFappianoのどちらかを所有(Fappianoは賞金額がやや低めになる)
・ミスプロのクロスがある
・Secretariatがある

21-22シーズンで条件に合致するのはクラウンアポロンクラウンハヴィミルトクリーガー。実績馬はすべて牡馬なので牝馬なのが気掛かりなアンソルスレール

中竹和也18-1919-2020-21
年間勝利数20156
6月210
7月210
8月100
9月131
10月220
11月110
12月401
1月310
2月101
3月133
4月110
5月120
未勝利月数037

全てがハマると年間未勝利月0なんて記録も出せるが、反動で成績が落ちている以上は新たな稼ぎ頭を育てるのが急務。需要と供給のバランスが噛み合うだろうか。


(美)林徹

20-21シーズンに実質初めて、牝馬2頭で荒稼ぎしたので傾向は他にもありそう。共通点を挙げると
・サンデーサイレンスの4*3クロスがある
・なおかつ5代血統表にSecretariat、Mr. Prospector、Nureyevが総てある
両方を満たしている該当馬は21-22シーズンでは居ないが、どれかが足りないのでも良ければ預託予定はあるので、狙うならイチかバチかとなりそう。

林徹18-1919-2020-21
年間勝利数868
6月000
7月110
8月001
9月100
10月000
11月111
12月210
1月001
2月012
3月202
4月111
5月010
未勝利月数665

年間10勝未満ながら、美浦で未勝利月数は半分程度に抑えているだけでも優秀。月間2勝以上と牝馬での勝ち星をどれだけ増やせるのかが、更なる飛躍の絶対条件となってくる。



(美)藤沢和雄

もうすぐ定年なので、追加で取り上げる要素はありません。
ありがとうございました。

参考までにデータを出します。
フルで臨めるラストシーズン、ダービーを・・・とか異常に煽っていたあの触れ込みは何だったんだろうか。
藤沢和雄18-1919-2020-21
年間勝利数25187
6月110
7月100
8月242
9月000
10月720
11月232
12月211
1月120
2月232
3月300
4月110
5月310
未勝利月数137


(美)鹿戸雄一

POGでは上に行ったり下に行ったりと、安定性に欠けるのが難点。「リア」の付く馬名+父Roberto系が鉄板なんだが該当馬が居ない。
21-22シーズンは突然変異で上ブレが起きるかもしれないが、下ブレを覚悟しておくのがおそらく正しそう。

鹿戸雄一18-1919-2020-21
年間勝利数8812
6月010
7月010
8月102
9月001
10月001
11月222
12月011
1月112
2月101
3月210
4月102
5月010
未勝利月数653

Robertoo系の大物が居れば再度活躍も期待できるが、そのためには5月に1勝するのが必要になってきそう。流れが悪い時は災難が立て続けに起こる傾向もあるので、冷静に判断しておきたい。


(栗)渡辺薫彦

朧気ながら傾向らしきものが見え始めているが、実験する価値はありそう。
前提条件として5代血統表にサンデーサイレンスがあり、以下の条件から3つ以上満たしている事
・Never Bent系の血が1本以上ある
・Never Bent系の血がさらにもう1本(合計2本)以上ある
・Sadler's Wellsのクロスがある
・ミスプロがある
・Ribot系の血がある
・Grey Sovereign系がある(例:トニービン、Caroなど)

以上を踏まえると、既に3月短信で取り上げていコパノフランシスハマーフェイスと、Bランク評価をしていたシゲルイワイザケ
さらにマグネティズムが該当。どれも上位で消える存在では無いので、狙い撃ちしやすい。


渡辺薫彦18-1919-2020-21
年間勝利数6710
6月000
7月000
8月000
9月211
10月111
11月203
12月010
1月111
2月020
3月012
4月002
5月000
未勝利月数865

成績も徐々に上がってきており、21-22シーズンは連続10勝以上に挑戦。5月~8月は大人しいのが恒例なので、秋以降に着実に稼げる精鋭がどれだけ出てくるかに掛かっている。更なる飛躍を狙う。


(美)木村哲也

美浦では数少ない20勝到達厩舎。2000ポイント声を達成する馬が19-20シーズンと20-21シーズンは3頭出るようになってきた。

傾向としては
・5代血統表にNorthan Dancer系が3本以上と、ミスプロもしくはUnderstanding(サンデーサイレンスの母父)のどちらかがある
のが大前提で、5代血統表に以下の条件の2つ以上を満たしている事。
もし3つ満たしていたら迷わず指名するべし。
・Bold Rular系の血統が1本以上ある
・トニービンを持っている
・NijinskyとStorm Birdが両方ある
・シンボリクリスエスとスペシャルウィーク、さらにノーザンテーストが総てある

21-22シーズンだと3つ以上満たしているのは居ないが、2つ満たしているのがカーペンタリアスコールトゥザヒロインポルトアレグレライラスターラウレッタ
乗り始めたら頓挫してしまう馬も出ているが、すでに入厩済のカーペンタリアとライラスターが順調な模様。

木村哲也18-1919-2020-21
年間勝利数121823
6月000
7月232
8月011
9月131
10月024
11月133
12月200
1月103
2月326
3月012
4月221
5月010
未勝利月数532

あれだけのメンツでこの結果が出ないワケがありませんって。いくら早期デビューが確実視されていても、本来はスロースターターなので早期デビューは7月で勝てれば御の字と考えるのが無難。


(栗)五十嵐忠雄

さすがに定年が間近に近づいており、平均賞金を上昇させたのはウインマイティ―1頭のみ。ここからの巻き返しはあるだろうか。チェンジザワールドは好きな人にはたまらないタイプ。

五十嵐忠18-1919-2020-21
年間勝利数3123
6月000
7月000
8月000
9月111
10月010
11月030
12月111
1月110
2月011
3月010
4月020
5月010
未勝利月数938

少数精鋭の為、誰も重賞を勝てないと成績が悲惨なことに。定年前のフル参戦ラストシーズンになるが、ノーザンファーム生産馬が入厩するなど色気は持てる状況。


(栗)大久保龍志

18日生まれ、もしくは非ノーザンファーム系・非社台ファーム系生産馬で2月下旬生まれとシンプルなフィルターが存在する。セール価格1億円超えはNG。
21-22シーズンは情報を精査してないマル外に、当たりが居るかもしれない程度。数年後には必ず巻き返してくるはず。

大久保龍18-1919-2020-21
年間勝利数11816
6月200
7月000
8月103
9月110
10月002
11月022
12月001
1月003
2月224
3月111
4月100
5月320
未勝利月数574

鬼の居ぬ間に洗濯を地で良く、隙間重賞ハンター。20-21シーズンはマイル重賞も制したが、基本は2000m以上で強いタイプがポイントを大きく稼いでいる。新たなスター候補を探し出せ。



(栗)梅田智之

母も所有したオーナーの預託と、母が梅田厩舎(梅田康雄厩舎を含む)であるケースがあるので、ファンタジストやレッツゴードンキの成功例をなぞるなら、何か他に法則があるはず。
それを見つけられる迄さらに時間が掛かりそう。

梅田智之18-1919-2020-21
年間勝利数1187
6月000
7月210
8月102
9月101
10月000
11月210
12月200
1月101
2月212
3月020
4月011
5月020
未勝利月数566

ファンタジストで大きく稼いだ貯金がモノを言っている。さすがに直近2シーズンが静かすぎだが、4カ月連続で勝ったら必ず未勝利月が2ヶ月以上発生する波が特徴的。


(栗)武英智

活躍と伸び悩みを交互に繰り返しており、2年連続で好成績を収められるかは懐疑的。しかも20-21シーズンはメイケイエールと言う飛び道具がハマったのも大きい。
セール出身馬で、父の馬名にア+ルが入っているのが良さそうだが、21-22は順番通り苦しいシーズンでも仕方なさそう。

武英智18-1919-2020-21
年間勝利数969
6月010
7月100
8月101
9月101
10月010
11月011
12月111
1月013
2月001
3月110
4月101
5月300
未勝利月数564

メイケイエールの躍進があってシーズン10勝に到達見込み。その分21-22シーズンはだいぶ全体が地盤沈下しそう。ジンクスを打ち破れるだけの成長は観られるだろうか。


(栗)西村真幸

19-20シーズンが出来すぎだったにしても、ある程度は成功法則らしきものがあるので狙い撃ちできそう。
以下の条件のうち、5代血統表に2つ以上該当すればチャンス
・Nureyevがある
・Native DancerもしくはRaise a Nativeの末裔が1本あり、Northan Dancerの5*5以上のクロスがある
・Native DancerもしくはRaise a Nativeの末裔が2本以上ある
・山本剛士オーナーの所有馬で牝馬
・安原浩司オーナーの所有馬

POG向きかどうかはやってみないと分からないところがあるにしても、対象となる馬は多い。
コンフリクトソリタリオタイセイドレフォンチャオベッラドゥライトアルディポルテーニャヴァランシエンヌと7頭も居る。
須貝尚介厩舎に負けない程、早いうちから13秒台以下の時計を出し始めている。6月2週目以降のデビューが多いと思うが、19-20シーズンの再現は十分考えられる。

西村真幸18-1919-2020-21
年間勝利数122210
6月041
7月000
8月130
9月220
10月014
11月230
12月310
1月010
2月043
3月401
4月021
5月010
未勝利月数726

全体が低調だったが、スタートで躓いたのがシーズンを通して響いた。6月に攻勢をかけられないようでは過剰な期待は禁物だが、悪いなりに10勝をマークできるんだし、実力は水準以上にある。


(美)高橋文雅

非社台系・非ノーザン系生産馬で重賞を勝っている、数少ない例。強いて言うとすれば、4月下旬生まれ、サンデーサイレンス系の種牡馬で、馬名にル+ブラがあることぐらい。
命名法則を横に置いたとしても該当馬なしだが、複数の社台・ノーザン系クラブから預託されているように、いつ確変したとしてもおかしくない存在。

高橋文雅18-1919-2020-21
年間勝利数493
6月000
7月010
8月010
9月010
10月000
11月001
12月110
1月121
2月010
3月200
4月001
5月020
未勝利月数958

19-20シーズンに未勝利(新馬)勝ち→次戦のOPクラス・重賞で連勝、が2頭も達成しておりその分の貯金が利いているだけ。1頭だけ思い入れのある産駒を指名するのが良さそう。


(美)鈴木伸尋

ダートの地方交流GIを勝っているようなオーナーで、サンデーサイレンスの血が入っていないケースであれば、穴として一考。さすがにそれもレアケース。

鈴木伸尋18-1919-2020-21
年間勝利数1054
6月000
7月000
8月000
9月000
10月100
11月002
12月110
1月101
2月210
3月400
4月001
5月130
未勝利月数698

1頭だけダートで活躍した貯金があるのみ。上のクラスでは厩舎全体の出走数そのものが減るので、相対的に1走あたりの賞金が高くなっただけ。過剰な期待は禁物。


その他の厩舎

1走あたりの賞金額で並べたので、実績があるのに出てこない厩舎もあります。
また、OPクラスの連対率が低い厩舎もあります。
数多く出走させている割にはポイントが伸びない厩舎は、今回の特集では載せずに後回し(虎の巻)で触れることにします。

一例を出すと、
美浦の栗田徹厩舎。

19-20シーズン以降、成績が安定するだけでなく、急上昇が続いているのが特徴。
勢いがこのまま続かないかもしれないが、預託予定のラインナップは多彩な面々が揃っており、大崩れしない厩舎運営が観られるのではないかと思っています。

年・年月着別度数連対率賞金合計1走当賞金
2021年1-1-1-4/728.60%11550万円1650万円
2020年1-2-0-8/1127.30%7930万円720万円
2019年1-1-0-9/1118.20%3400万円309万円
2018年0-1-0-4/520.00%1040万円208万円

20-21シーズンはタイトルホルダーの活躍もあり、その為なのか例年のように満遍なく勝ち上がる特徴から、何頭かの精鋭に突っ走ってもらって荒稼ぎする傾向が見受けられました。
どれを指名しても良いのではなく、やはり基本線の「馬場が渋っても問題が無い、パワーとスピードを兼用したタイプ」をチョイスするのが理想でしょう。
個人馬主に強い厩舎ですが、勝負服は黒い袖に暖色が1つ入っているのが活躍する傾向。これも21-22シーズン以降に続いて行くのでしょうか。

栗田徹18-1919-2020-21
年間勝利数151311
6月100
7月201
8月001
9月210
10月231
11月122
12月100
1月221
2月010
3月123
4月112
5月210
未勝利月数244


馬主さん毎の傾向

バローズさんの法則

基本は偶数年(夏季オリンピック開催年の1~5月)に集中しやすいため、ラインナップほど期待したくなる時期では無いのがネック。ただし、時期を関係なく細かく稼ぐ馬もいる。
以下の4つにすべて該当しているのが条件となる
【仮説としての条件】
①栗東所属
②サンデーサイレンスの血がある
③上の兄姉を猪熊オーナーが所持していない、かつ上の兄姉がGIを勝っていない
④冠名以外に同じ子音が出来れば2つ以上欲しい、短い名前(3文字)なら同じ母音が2つでもアリ
【21-22シーズン該当馬】
インディバローズ 須貝
プレストバローズ 友道
グリーンバローズ 上村
サニーバローズ 斎藤崇
ディライトバローズ 杉山
エリックバローズ 石坂公
オリビアバローズ 上村

さて、どうなりますでしょうか。

里見さんは「1億円を超えない良い馬を探す」

21-22シーズンは経費削減を指示しながら、「これで高額落札をしたのでは会社に示しがつかない」と、至極尤もな話をしたサトミホースカンパニーの里見代表。
過去にもそのようなシーズンがあって、苦戦したような記憶があったり無かったり・・・。
いずれにしても方向転換をしたことでマイナスにならないようにしている上に、丸ごとPOGの写真はひと目で人相が変わっているので、この施策は吉と出そう。


各クラブのラインナップ所感

ここからは各クラブのラインナップを観た所感をまとめます。

・サンデーレーシング
一時期の不振は脱したように感じられるが、1億を超えるラインナップは3頭から2頭へ減少。
そして代わり20-21シーズンで全く見せ場が無かったに等しい1億円募集馬は4頭から2頭へ減った。
キリを良くすれば善いってもんでもないはずなので、値段のつけ方に関しては過熱感が収まったように思える。

・キャロットクラブ
1億円以上が5頭居て、重賞で掲示板に入るのは1頭だけ。その代わり2,800万円募集のエフフォーリアが皐月賞を勝つなど大活躍。
今年は1億円以上が4頭に減少し、1億円ピッタリが3頭とやや暗雲立ち込めるような値付け。
ここ数年の勢いが一時的に弱まった印象。獲るのは問題ないが難易度が上がったように思える。

・シルクレーシング
昨年は1億円が1頭のみだったところから、1億円以上が3頭に。 最高額1億2,000万円が2頭居る体制は上ブレより下ブレを懸念したくなる。
5,000万を切る募集馬に狙いを定める方が面白そうに思えるほど。

・社台サラブレッドクラブ
丸ごとPOGに募集価格を載せなかったのだが、21-22シーズンはしっかり掲載。
最高価格が8,000万で牝馬でも最高価格が7,000万と、端数をキリ良くした以外は違和感を覚えにくい値段付け。
20-21シーズンと同じかそれ以上の成績は出してきそう。

・東京サラブレッドクラブ
20-21シーズンは最高額8,000万だったが7,600万円に縮小。
キリの良い数字より100万単位の端数が出ているメンツが狙い目のようにすら感じる。
下ブレ幅が大きくなる可能性まで一考。

・G1サラブレッドクラブ
20-21シーズンは最高額1億1,000万だったが8,000万円に大幅縮小。
流れが良くないが、22-23シーズンには過去最多の64頭をラインナップ予定。薄利多売に拍車がかかりそうだが、幅広いラインナップを揃えている。
ただ、これが吉と出るか凶と出るかはやってみないと分からない。
裾野を広げた分だけ当たりも増える可能性だってあるからだ。

・ウインレーシングクラブ
20-21シーズンは最高額3,800万だったが、一気に7,000万円まで大幅増額。
幅広いラインナップを揃えているため、どうにか踏みとどまりそうな結果となるだろうか。
それとも頼みの綱である牝馬もコケて、牡馬は地滑りのようなお粗末さで終わるか。
どちらにしてもバクチ要素が濃くなった。

・広尾サラブレッド倶楽部
20-21シーズンは最高額4,180万だったが、キリ良く5,000万円まで増額。
しかも2頭居る。(^^;) どちらかがPOG向きのはず。この2択は外したくない。

・ターファイトクラブ
シーズン最高額を9,000万円から7,500万円まで減額。
しかしながら、デビュー前の育成を滋賀県のチャンピオンヒルズに移動させて行っているように、搔き集めた原資を何とか有効利用させようとする気概だけは感じる。
結果がどう出るかに注目してみたいが、5月の時点で目を見張るだけの動きにはなっていない事を考えると、会員のガス抜きとして順調さをアピールしたいのかと勘ぐってしまう。

・その他
どことは言わないが、新たな施策やPOG向きのラインナップとは感じられないクラブもあった。
ユニオンオーナーズクラブだけは重賞に手が届くかもしれないし、盛大な空振りかもしれない。



更新履歴
2021.05.20 初版公開

すでにドラフトを一緒に行うメンバーとの対策を練っておりますが、
会議が終わるまでは、流石に非公開です。
どうしても早い目に観たい、知りたいと言う方は手始めに、
わぐりけいばさんの「指名馬はポートフォリオでバランス良く取ろう」をご覧ください。
私も一部を参考にしています。





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