みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

今年も「目が節穴」な筆者がPOGに特化した総評を、少しだけ行います。
【評価は>Dの5段階。C評価以上で指名検討】

懲りずに今回も週刊Gallop臨時増刊
丸ごとPOG2022-2023を参照しております。

注目馬?
有力馬?
ファンドの出資者には申し訳ないけど、そんなの周りが勝手に期待して、
好き勝手に言ってりゃ良いんだよ。

私は私の感性で判断する。毎年変わらずそのスタンス。
それを皆さんが、皆さんの感性で判断すれば、
きっと例年以上に納得いくPOG指名リストが出来るでしょうよ。

牧場やクラブが手放しで褒めるには、どこかに理由があるんだって。
気付いた人から、競馬がもっともっと楽しめる。ただそれだけです。



※2022年6月スタート、2023年の日本ダービー開催日までを期間とする、POGに参加する一個人の見解が記載されております。
未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。



牧場別の気になる馬

2022-2023シーズンの暫定版、掲載方針を少しだけ。

あまり時間も無いのでサクサクと各牧場グラビアで気になる馬だけ、コメントします。
今年はむしろ、注目馬ほどグラビアに載ったら負けと言う感じもしてきました。

昨年も注目されていた馬はエラいことになりましたものね。
どの馬とは言いませんが(^^;)
その方針そのままであれば、Gallop(フジサンケイグループ)が注目してムーブメントを作りたがっている馬は、眉唾物と考えた方が良いんじゃないだろうかと思ってます。

だって、また今年も堀センセイのコメント無しだもの。
まぁ、それは良いか。
堀センセイはPOG期間に全集中する厩舎じゃないんだし。


社台ファーム

では、早速。
青田力也場長のコメント、毎年ありがとうございます。

1番手紹介が美浦・田村康仁厩舎のレシプロシティ
2番手紹介に栗東・友道康夫厩舎のルモンドブリエ
どちらもD評価。

競走馬の一生はPOG期間だけじゃないんだけど、
この時点でノーザンファームからしたら、周回遅れ感が否めません。

特に今年は歯切れが悪い。
でも、そう言う正直なところ、私は大好き。

1・2ページ目にはスピードに関するコメントが不足しており、大きい扱いの12頭はやっぱり今年も過剰な期待はしない方が賢明と判断。
シャルラハロート、ソールオリエンス、メズマライジング、ライトクオンタム、スマラグドス、ランプシー、ミラーオブマインド、フルメタルボディー、ウララカの2020。
それぞれ強調材料があるなら、勿体ぶらずに出しとけって。
社台OCやRH、グリーンの会員にクローズな情報だけで、淡い期待で満足させるのはそろそろ止そうぜ。出資者の夢をもう少し大きさせる努力、放棄したままで良いのか?

唯一Cランク以上なのが

イリスレーン 牝 栗東・清水久
マイナス要素はこの厩舎だから3歳夏以降本格化しそうってことだけど、期間中未勝利卒業+1勝クラス掲示板ぐらいはどうにか確保してくれるんじゃないかな?
※2022.06.01 評価修正 C→D

以下は青田力也場長のコメントから、気になるところだけ抜粋

オーヴァルブルーム 牝 美浦・斎藤誠
さすがに期間内重賞で結果を残すとなると厳しいと思うが、DMMもそろそろ結果を程々には残したいだろうから、この辺りの手駒も「投資してよかった」レベルには押し上げて来るんじゃないだろうかと邪推。
※2022.06.01 評価修正 C→D

フォーカルフラワー 牝 美浦・国枝
姉のカレンブーケドールは過去の指名馬。さすがに姉と比較してしまうと酷。マイルには使わないと割り切れるなら期間内に未勝利勝ち+1勝クラス卒業目処は立ったりして。でも、社台RHである分、マイナスなんだよなぁ。
※2022.06.01 評価修正 C→D

グレノークス 牝 美浦・宮田
吉田照哉氏の所有だしPOGではかなりマークも薄くなると思う。青田力也場長のコメント「マイルから2000mあたりでグングン進んでいくイメージ」が本当なら、の条件付き。限りなくDに近いC。
※2022.06.01 評価修正 C→D

ハーエクセレンシー 牝 美浦・大和田
本来ならDランクだけど、コメントとしてはダイワメジャーの良いところがちゃんと出ていると、社台Fでもかなりマシな部類。この厩舎だから評価半値だけど、そろそろ息を吹き返すなんてことも?
※2022.06.01 評価修正 C→D

モズメイメイ 牝 栗東・音無
デビューが秋以降で良ければ下位指名候補。今後の情報が出にくいキャピタル・システム所有馬だけど、セレクトセールでは税込5000万以上。1200~1400m中心で良ければ手堅く稼いでくれるかも。


ノーザンファーム早来

グラビアのトップ扱い27頭ですが、例年通りの見立てで行けば牡馬1番手のサトノグランツは、あくまでもオーナーの思い入れが強すぎる馬扱いなんだけど、半兄にワーケアが居る血統。
しかも友道先生のところに入れている事を考えると、ジンクスとは別物でDに近いC評価は一旦上げて良いんじゃないだろうか。

あとは個人の好き嫌いがはっきり出ると思う。
良いと思えそうな馬でも上積み無ければ見送るまで。
昨年空港にひと泡食わされたリベンジを期待してみよう。


(牡馬・木村浩崇厩舎)
サトノグランツ 牡 栗東・友道
2400mは長いけど2000mはベストに近い感じ。デビューは早くても秋だろうと予想でDに近いC。とは言ってもグラビア一番手だから、せめて重賞で掲示板なら御の字ってところだろう。
※2022.05.14 評価修正 C→D

オーマイベイビーの2020 牡 栗東・藤原英昭
ダノックスさんの所有馬。ステラヴェローチェの全弟でまだ全体に緩さが残っている。首差しが寝ていてスピードは兄より低いと判断。1800mでは苦しくて2000m以上じゃ無いと持ち味が出なさそう。

レッドマグナス 牡 栗東・藤原英昭
藤原英昭厩舎なのはマイナスだけど、レッド(東京HR)の一番馬評価。素質だけで走っている状態で上積みに疑問は残るが、4月中旬に脱北済でNFしがらき?に居る模様。これなら蓋を開けたらハズレであってもロマンある。
※2022.05.14 評価修正 B→C

ミスドバウィの2020 牡 栗東・斉藤崇
名前が決まっていない林正道氏の所有馬なのでBランク止まり。このオーナー&調教師ならラーゴムの例があり、名前が決まって居たらAランクだった。半兄のソウテンも1勝クラス卒業と手堅い。
※2022.05.14 評価修正 B→C


(牡馬・山内大輔厩舎)
エピックラヴの2020 牡 栗東・安田隆
半兄のミッキーブリランテ、ダノンザキッドを考えれば腐ってもこの母・エピックラヴはC評価以上になるだろうけど、山内厩舎で「乗り味が抜群」としか強調コメントが無いのは気になる。
ダノックスの所有馬でこの厩舎、好きな人はどうぞどうぞ。出来れば情報を待ちたい。

シュバルツガイスト 牡 美浦・国枝
キタサンブラック産駒でインゼルレーシング。つまりキーファーズさんってこと。少し甘めの採点になったが、欠点らしい欠点も無くスピードも上々。2歳重賞の一つぐらい取れても不思議では無いかも。
※2022.05.14 評価修正 A→C


(牡馬・桑田裕規厩舎)
ヤングローゼス 牡 美浦・手塚
馬主は藤田晋氏で、本格化まで時間を要するタイプのようだが、とにかくゴマすりなのか育成厩舎の評価が高い。既にゲート試験合格済み。

リプレゼント 牡 栗東・中内田
セレクトセール高額馬だが、今後の情報次第では上方修正があるかも。なにせ馬主が藤田晋氏、高額馬であるセオリーが通じないことがある。


(牡馬・野崎孝仁厩舎)
エコロジョイアー、ボーマルシェ。
どちらも食指が動かないんだよなぁ。
しかも牝馬の野崎孝仁厩舎だったのが、牡馬担当になっちゃった。

マスグラバイト 牡 美浦・高木登
芝もこなせるだろうけど、本質はダート。スピードも十分あるし、体質も丈夫なのは何より。ゲート試験も合格済で6月東京デビュー、久しぶりにサンデーRからダートの大物が登場したのかも?
※2022.05.14 評価修正 B→D


(牡馬・小笠原博厩舎)
レヴォルタード、フラグランツァ。
大化けする可能性がありそうな気配もするが、どちらかと言うと早期デビューが見込める3番手が良さそう。

ヴァレンティヌス 牡 栗東・辻野
辻野厩舎がどれだけ実績残すか?に加えて新種牡馬のレッドファルクス、上位で消える存在ではない。ダートっぽい血統ながらフットワークは芝、しかも距離もこなせそうと及第点以上。
小川眞査雄オーナーは今年のすみれS勝ちを経験済で、それ以上を期待したくもなる。


(牝馬・村上隆博厩舎)
デューデット 牝 栗東・友道
母デニムアンドルビーで、父がモーリスなのにディープインパクトっぽいの評価枠。鋸歯の勝負服なら牝馬クラシックの実績もあるし、金子真人HDとの絆は相変わらず。馬体重が小さいのだけが懸念。
※2022.06.01 評価修正 B→C

2番手評価のヴォレトンクールは、1月生まれのアドバンテージが無い。
筋肉付いてくればって言うのが、やっぱりシルクの馬らしい。良い骨格になんで筋肉付いてきてないんやろ(笑)

マテンロウウェイ 牝 栗東・中内田
動きに切れが出たり、胴の詰まった体型が伸びてきたりと、馬体の成長面では問題が無い1頭。Dに近いCでジャスタウェイ産駒なのに、サンデーサイレンスのクロスがあるのも割引材料。
※2022.05.14 評価修正 C→D


(牝馬・岡真治厩舎)
トラミナー、テンペスト。
両方ともいまいち推しきれない弱さを秘めている。

サファイア 牝 栗東・辻野
半姉も実績もあるが、デビューは年内で期間内1勝クラス卒業で良いなら指名検討。素質を感じさせながら馬体重が小さいのは、母や姉たちの雰囲気に酷似。父ロードカナロアがプラスに働くなら面白い。
※2022.05.14 評価修正 C→B
※2022.06.01 評価修正 B→C


(牝馬・佐藤洋輔厩舎)
1番手のバロンゾラーレ・2番手のビップクロエは母の素質に疑問を抱くし、強く推せるコメントも無かった。
セントマーガレット、アースクロニクル、グラングストもかなり時間を要しそうだし、ここは来年以降に期待。


(牝馬・山根健太郎厩舎)
ビヌスアモリス 牝 栗東・松下
評価に悩む一頭。今年の栗東に入るサンデーRの牝馬では最高額タイなのに、読みにくい名前を付けてきた。
松下センセイもベタ褒めだけど、モンファボリなど姉兄が上積みに欠ける走りをしており、食指が動きにくい。栗東坂路時計など、情報を待ちましょう。

アズライトムーン、コナコースト、バロッサヴァレー、ガラディナーの2020とコメントにキレがない。
既に本州へ移動している馬もいるが、ここも来年以降に期待。


(牝馬・大谷渡厩舎)
新規開業ながら、東京HR名物・レッドファンタジア産駒を預かって脱北させるなど、仕事ぶりは評価した方が良いのかも。

それでもそのルージュベルメールはまだ緩いし、半兄に続いて江馬由将オーナーが所有するノットファウンド、2歳Sを狙う意気込みのミラクルキャッツ。
トップスリーのメンツに芝でバリバリ稼ぐ匂いがしてこない。まずは育成厩舎として実績作りではないかと様子見。


ノーザンファーム空港

本当に毎年、空港は読むのに骨が折れるよ。まったく。
登場順に厩舎を並べて、牡馬・牝馬ごとに分けるとこんな感じ。
牡馬1番手は高見優也厩舎、牝馬1番手は中川晃征厩舎の最初に取り上げられた馬だろうか。

21-22シーズンは久しぶりに空港が復権。
でも、それが長続きしそうでしないのがこれまでの傾向。
これをぶち破るだけの22-23シーズンとなるだろうか。


《牡馬・高見優也厩舎》
エゾダイモン、コンヴィクションⅡの2020、ノルドヴェスト、ショウナンハクウン

《牡馬・木村純一厩舎》
マキシ、プレドミナル、リードブロー

《牡馬・佐々木淳吏厩舎》
ブラストウェーブ、オープンファイア、モンテコルノ

《牡馬・足立稔厩舎》
チャンスザローゼス、クイーンビーⅡの2020、サトノエスポワール

《牡馬・藤波明厩舎》
ジェイパームス、ディオファントス

《牡馬・廣松孝博厩舎長補佐》
スーパーアグリ、ジャスティンボルト

《牡馬・田中洋二厩舎》
ウィキットリーパーフェクトの2020、シーズンリッチ

《牡馬・樋口政春厩舎》
フェイト、クロスライセンス、フリックスダール


《牝馬・中川晃征厩舎》
アスパルディーコ、アップトゥミー、アイリッシュパール、ダストテイル、ミッキークイーンの2020

《牝馬・佐藤信乃介厩舎》
リバティアイランド、アルメリア、ハレアカラフラ

《牝馬・菅原洸厩舎》
ドナウパール、ドゥアイズ、

《牝馬・東谷智司厩舎》
ベリファーニア、アラモードジェンヌ

《牝馬・橋口敦史厩舎》
マテンロウカノン、コスタレイ

《牝馬・鈴木俊昭厩舎》
ラディアンシア、コチョウラン

《牝馬・林寛明厩舎》
マンデヴィラ、メイクアスナッチ

その中で、コメントが特に気になった馬だけチョイスします。

エゾダイモン 牡 栗東・武幸
2000m以上に特化したローテーションとなるが、空港の一番手が藤田晋氏所有馬ならグラビア一番手は走らないジンクスを跳ね除けて、活躍する可能性はある。
素直で操縦性も高く、既に武豊騎手が早期デビューを進言している模様。
※2022.05.14 評価修正 B→C

アスパルディーコ 牝 美浦・蛯名正
母:アパパネの主戦騎手が調教師になり、そこに母そっくりの娘が入厩する。GIを勝った半姉:アカイトリノムスメと比較しても、2歳春時点で完成度の高さが上と言うのもプラス。
空港の一番手評価だが既に美浦入厩済で、これは着実に上位で消えるだろう。いよいよアパパネが優秀な繁殖牝馬の本領発揮か。
今年も参考にしていただいたようです。ありがとうございます。



リバティアイランド 牝 栗東・中内田
掛かりやすい気性と身体に緩いところを残しており、ドゥラメンテ産駒の牝馬+栗東なので重賞を勝ち切れるか?が懸念材料。それさえクリアできるならもう少し上位指名を検討しても良いレベル。
※2022.06.01 評価修正 C→D

ドナウパール 牝 栗東・斉藤崇
デビューは秋以降の年内でも良いなら指名検討の余地あり。母や一族に似て終いの切れ味は疑いようが無い。今年の夏どれだけ成長が見込めるかによっては、B以上の評価に上げても良さそう。
※2022.05.14 評価修正 C→B

ブラストウェーブ 牡 美浦・大竹
距離が2000m以上に限定することになりそうだが、体力と馬格のある大型馬ながら「同時期の兄以上に順調」「しっかり貯めてキレる」とお墨付き。散々なシルクの中でもこの馬ならまだ救いがありそう。

ペリファーニア 牝 美浦・鹿戸
ロベルト系であれば右に出るものは居ない程の鹿戸厩舎。牝馬でもその実績を作っていけるとしたら鬼に金棒になるのだが・・・。走りにムラがあるタイプなので成長次第でB以上の評価に上げても良さそう。
※2022.06.01 評価修正 C→D

チャンスザローゼス 牡 栗東・中内田
既に栗東入厩済&ゲート試験合格。「スピードに秀でており1400mも対応可能ですが、マイル~1800mが理想。スパッと切れる脚も使えそう」と褒めちぎられている。藤田晋氏の高額落札所有馬。
※2022.05.14 評価修正 B→C

プレドミナル 牡 栗東・藤原英
母がクルミナルで兄がアライバル。エピファネイア産駒で馬体の成長を促したが、まだ緩さがあるようでは兄と比較してマイナス。厩舎も期間内に稼ぐ点でマイナス。少し力んで走る癖があるようで、これからどう変わるかに注目。

マテンロウカノン 牝 美浦・萩原
先生がやる気を出してどこまで行けるかってのは未知数。背中を含めて筋肉の使い方は本当に良いらしいが、あくまでもこのオーナー&ゲート試験合格の順調さも加味して下位で検討してみたい。
※2022.06.01 評価修正 C→D

クイーンビーⅡの2020 牡 美浦・堀
ダノックスの高額落札馬で、足捌きと落ち着いた気性はまるで古馬の様だと評価。切れる脚を使うタイプでは無いのがネックだが、しぶとい先行馬として活路を見出すか。限りなくDに近いC。
※2022.06.01 評価修正 C→D

アップトゥミー 牝 美浦・国枝
「バネと柔らかさは重賞を制した兄姉よりも上」とコメントがあり、かつての指名馬ユーキャンスマイルの妹&金子真人HDのアスパルディーコがコケたとしてもこちらで保険を掛けておきたい存在。

アイリッシュパール 牝 美浦・栗田徹
21-22シーズンは様子見で良かった栗田厩舎、そろそろ息を吹き返してくる可能性も含めてこの馬に注目。距離はマイルまでとなりそうだが、切れ味もありそうで新種牡馬Saxon Warriorの適性がカギ。
※2022.06.01 評価修正 C→D

ウィキッドリーパーフェクトの2020 牡 栗東・矢作
血統面ではダイワメジャー産駒で文句のつけようが無いし、馬体に力強さが付いてきて成長は順調。まして昨シーズンはキングエルメス以外が苦戦した矢作厩舎、これでカフジの加藤オーナーが付ける馬名さえ完璧ならS評価まで一考。
※2022.05.14 評価修正 B→D

フェイト 牡 栗東・矢作
こちらも藤田晋氏の高額落札所有馬。「冬場でも身体が硬くならずに調教が詰めて、トモの張りや成長度合いは空港でもトップクラス」とコメントは優秀。跳びの大きな走りが馬場に削がれさえしなければ、かなりやれそう。

ディオファントス 牡 栗東・斉藤崇
「トモに弱さは抱えているが、全体にパワーがあり柔軟さとバネを兼ね備えている」とコメント。気難しいところを馴致でクリアしており、この厩舎であれば伸びしろをプラスに考えたい。既に脱北済。
※2022.05.17 連載2回目でB評価しており、評価修正 C→B

メイクアスナッチ 牝 美浦・武市
さすがに武市センセイでも、この馬を期間内OPに送り出せるだろうと言う淡い期待込み。白老F生産⇒空港の経歴に、休みなく乗り込めた体力や体質も良い。
マイル近辺で対応できるスピードは及第点以上だが、身体は細いのが血統所以のマイナス材料。トータルではDに近いC。
※2022.06.01 評価修正 C→D


追分ファームリリーバレー

昨年はセリフォスを華麗にスルー。
アレさえ取れていれば、だいぶ、いや、かなり楽にPOG戦えたのにね。

今年は写真のトーンが例年に戻った吉田正志代表だが、リリーバレーの坂路で14秒台を出し始めているように、例年よりペースを上げるピッチが速くなっている。
これをプラスと捉えるべきかどうかで、戦略は大きく変わってくる。

例年通りなら(地味な写真になったから)数シーズンはお休みなんだけど、もしプラスならばG1レーシングは相当お値打ちで、POG期間内の活躍も見込めることになるが、果たして・・・。


スヴニールデジール 牡 栗東・友道
読みにくい名前なのはさておき、リリーバレーで14秒を切るペースまで消化済。気性面が幼い部分を残していながら、テンのスピードが速く坂路でも思った以上に時計が出るタイプとのこと。

クラウドセイル 牡 栗東・清水久
厩舎が違えば間違いなくA評価以上になっていたであろう存在。3F=42秒台を出せていたのに、更に背が伸びていった為成長を促したと言う逸話も残っている。もう一回り成長も見込める。

パスカリ 牝 栗東・杉山晴
エピファネイア産駒なら・・・の厩舎に、身体の使い方がハマれば・・・の夏以降デビュー予定牝馬がやってくる。トモを使ってすべてが噛み合った時の走りに、元来の乗り味の良さが加われば化けそう。
※2022.06.01 評価修正 C→D

メリオルヴィータ 牝 美浦・池上
ダイワメジャー産駒らしい仕上がりの良さはあるし、14秒台をこなせる体幹の強さもある。問題は馬名と池上厩舎と言う点。期間内1勝クラス卒業で良いなら検討余地あり。仮に馬場が荒れても平気そう。

イッツオンリーユー 牝 美浦・手塚
身体全体を使ってマイペースに走れた方が良いタイプ。オーバーワークを避けつつではあるが14秒ペースをこなせており、マイルよりも1800m以上で持ち味が活きそう。あくまでも下位で検討。
※2022.06.01 評価修正 C→D

ドゥヴァンスマン 牡 栗東・矢作
ハービンジャー産駒なのに緩さも無く、体幹の強さと乗り味の良さがウリ。14秒を切るペースも本数をこなせており、その後の情報次第ではAランク以上に上げても問題なさそう。

ショウミーザマネー 牝 美浦・蛯名正
14秒台をこなせる体力と、長く良い脚を使えるのが良い。シャドウの飯塚オーナー所有で、すでに山元トレセンへ移動。おそらくは福島もしくは6月東京開催の後半あたりでデビューだろうか。
※2022.06.01 評価修正 C→D



その他の育成牧場

とりあえず掲載順にサラッと解説していきます。
印象に残らなかったコメントしかない育成牧場の馬はスキップしまくります。



大山ヒルズ

おそらく今年も、相変わらず私と波長が合わないので、良さそうに思える馬がどれだけやれるのか。半信半疑と言うよりは、たぶん「私の目利きの悪さ」しか出ないはず。

リビアングラス 牡 栗東・矢作
初時計で3ハロン40秒の時計が出るほどの走り。それでも夏頃栗東入厩予定と、焦らず成長させる模様。同じ時期のディープボンドに似ていると斎藤ディレクターもコメント。
※2022.06.01 評価修正 C→D

ベルオブピース 牡 栗東・矢作
ノーザンファーム生産なのに、セレクトセールで前田晋二オーナーに落札されて大山ヒルズに居るパターン。エピファネイア産駒特有の成長曲線を描けば面白い。距離はマイル以上こなせそうなのも良い。
※2022.06.01 評価修正 C→D

ヴェアリアス 牡 栗東・清水久
清水久詞厩舎だしあくまでも下位指名になるが、ドレフォン×母父エンパイアメーカーで血統も興味ある1頭。繋ぎの返しも軽いフットワークを産み出しており、案外芝でもやれそうなのもプラス。
※2022.06.01 評価修正 C→D


ビッグレッドファーム
うーん、全く食指が動かない。今年は輪をかけて酷いのか。
マイネルのホームページ見てないから何とも言えないけど、重賞でマイネル良いところなかった気がするもんなぁ。


コスモビューファーム
昨年移転した効果がどう出るか。
それとも効果は無いのか?の見極めをしていく。

ウイングランブルー 牡 美浦・深山
ウインの牡馬なので多少割引く必要はあるけど「追い切りでこの馬に勝つ馬が居ない」のだから今年の一番馬と考えて良さそう。ゴールドシップ産駒としてここからの積み増しがどれだけあるかによる。
※2022.06.01 評価修正 C→D

ウインアイオライト 牝 美浦・手塚
条件が揃えばB評価以上に上げても良い馬。「体幹も強く走りがぶれない」と最低限のコメントもあり、まして牝馬で手塚厩舎。重賞で大きく加算を狙うんだったら、候補はこっちだろう。
※2022.06.01 評価修正 C→D

ウインフィエルテ 牝 栗東・加用
急激に成長し、頼りなかった馬体が嘘のようなパワーとスピードを誇っている。この厩舎なのでせいぜいマイルまでが中心となるだろうが、早期デビューが見込めるなら想定以上の稼ぎも可能性あり。
※2022.06.01 評価修正 C→D


下河辺牧場
21-22シーズンはドライスタウトが全日本2歳優駿を制覇。
調教坂路のウッドチップなどを改善した効果が、今年も出るようなら楽しみは膨らむ。

イージスバローズ 牡 栗東・中内田
「体幹と気持ちも強く、脚の返しが良いのでキレのある脚を使いそう」とコメントは問題なし。バローズさんの法則に当てはまらないので、1勝クラス卒業で良いなら下位で指名候補に入るかどうか。
※2022.06.01 評価修正 C→D

エンジェルスアスク 牝 栗東・矢作
結果が出ていない矢作厩舎×廣崎利洋HDだけど、この馬は短距離想定で「乗り手が抑えるのに必死なほど行きっぷりが良い」と今までにないコメント。牝馬限定1400m重賞に潜り込める余地もある。
※2022.06.01 評価修正 C→D

オーヴィレールの2020 牝 栗東・今野
牧場所有なので名前や情報が出るのはまだ先だが「仕上がり早く馬体がしっかり」更には「抑えきれない手応えで坂道を上がって行く」とコメント。今野厩舎だけど、マイル以下で結果が出れば面白い。
※2022.06.01 評価修正 C→D


吉澤ステーブル
数字コメントが無いのが苦しい。
1頭だけ下位指名候補が居る感じだけど、もう1頭ぐらい候補が居てもおかしくない。

ディアマンテブルー 牡 美浦・相沢
兄姉の活躍を考えれば、父がサトノダイヤモンドに代わったのはマイナスにならなそう。ただ、仕上がりが早くて2歳夏からって言う勢いはトーンダウン。Dに近いCだが、これをどう考えるかによる。
※2022.06.01 評価修正 C→D


シュウジデイファーム
数字コメントが少しあるし、GI実績のある栗東の厩舎に入るなら一考。
滋賀県のチャンピオンFと連携があり、夏以降はもちろん年明け以降も、更なるハードトレで才能開花する余地がある。

テラステラ 牡 栗東・矢作
あくまでも重賞を勝てればラッキーと言うレベルで、GIでバリバリでは無いにしても兄姉の実績は申し分なし。矢作厩舎&広尾レース&この育成牧場のタッグで頓挫無しなら、指名候補に上げて問題ないだろう。

サンライズビヨンド 牡 栗東・矢作
成長力に期待するロマン枠候補。松岡オーナーでは無く系列?のライフハウスが所有。「坂路で15秒ペースは楽にこなす」あたりは最低限クリア。最後までドラフトでマークが薄くなりそうなのも良い。
※2022.06.01 評価修正 C→D

キョウエイエピカ 牝 栗東・矢作
兄姉こそ伸び悩んでいるが「手応えは今までで一番」とコメント。それでいて「課されたメニューを余裕でこなす」センスの高さも特筆モノ。矢作厩舎とはキョウエイギアで実績のあるオーナーなのも良い。
※2022.06.01 評価修正 C→D

メリタテス 牝 栗東・矢作
マル外で着地検疫があった為にペースは遅かったものの、既に15秒ペースも問題なく乗れている。同じ父を持つダノンファラオで実績のある矢作厩舎だし、かなり似た血統のこの馬。
今年の広尾で最高価格帯であり、実は芝でも・・・の可能性を秘めている。


ノルマンディーファーム
今年はコメントに勢いも無いし、数字コメントが無かった。
いずれまた良い馬を出して来るだろう。


チェスナットファーム
今年も数字コメントが無かった。
これでとんでもない大物が出たら諦めよう。


坂東牧場
珍しく数字コメントが載った。
たまには騙されたつもりで検討してみよう。

グランデサラス 牡 栗東・池添学
「15秒近いペースも涼しい顔でこなす」コメントに名古屋友豊さんが所有するとなると、重賞であっと言わせる場面まで想定しても良いぐらい。あくまでも下位指名とか、社台系牧場縛りのある場合の候補になってきそう。
※2022.06.01 評価修正 C→D

レッドバレンティア 牡 美浦・手塚
東京HRなのに非社台系生産、しかも坂東牧場で「15秒ペースを終始余裕を持って動けている」とコメントは秀逸。身体が411kgと小さく始動が秋以降になるが、先々迄楽しめるルールなら一考の余地。
※2022.06.01 評価修正 C→D


千代田牧場
此処と私の感性は相性が本当に合わない。
今年も何か良い馬出て来るんじゃない?
ピンとくるコメントは無かった。


加藤ステーブル
毎回取材を受けてくださるだけ、ありがたい育成牧場だなぁ


木村牧場
数字コメントが掲載されているが、下位指名や非社台生産の縛りがあるなら、今年は検討の余地がある馬が何頭かいる。

レジェンドマップ 牡 栗東・奥村豊
既に栗東近くの育成場へ移動しており、15秒ペースを週2回乗れているように順調な調整。緩さも残している段階でこの走りが出来、厩舎の新たな成功例になるような更なる成長をしてくれるなら面白い。

ギアチェンジ 牝 美浦・蛯名正
マルターズの藤田在子オーナーが所有。開業祝いとも考えられそうな馬だが、坂路で15秒ペースを週1回こなしており夏を越してどれだけ成長できるかによっては、かなりやれそうな雰囲気を出している。
※2022.06.01 評価修正 C→D

バルフォアテソーロ 牡 美浦・高木登
毎週15秒ペースを乗られており「心肺機能が強く、スピードを維持できるタイプ」なのも高木厩舎にマッチしている。身体を自分で作るタイプの様で仕上がりも早そう。1勝クラス卒業で良いなら検討。


西山牧場
他の牧場に比べても数字コメントの勢いはある。
あとは好みの問題。20頭ぐらい指名できるルールなら1頭入れてみるのも面白いはず。

ニシノメラーキ 牡 美浦・的場
短距離血統であるとは言え「ラスト1Fを12.1で上がってくるが、馬なりで余裕十分」となかなかの動き。この厩舎なので2歳戦要員と考えた方が無難だが、案外賞金を手堅く稼いでくれるかも。
※2022.05.14 評価修正 C→D

ニシノコウフク 牝 美浦・伊藤大
ラスト1Fは13秒を切るペースまで進んでおり、落ち着きが出てくればマイルより中距離向きになりそうと言うタイプ。
早期デビューが見込めるのもプラスで、厩舎の実績含めて皮算用は上に考えるのが自然。Cに近いB評価。(比較対象がさすがに的場厩舎じゃあ・・・、ね。)
※2022.05.14 評価修正 B→C


小国スティーブル
数字コメントが一つだけ。内容は悪くないので掲載。

ユキノクイーンの2020 牝 美浦・斎藤誠
小國さんがセリで小関オーナーにお願いし購入してもらった1頭。「重心が沈むフォームで1ハロン15秒ペース近くの調教をこなしている。年長馬と併せても互角に動けるほど」とは非常に珍しいコメント。
※2022.05.14 評価修正 C→D


エイシンステーブル
坂路調教の進捗は例年以上らしいが、数字コメントが無い。
本当にエイシンさんは、こんな調子で良いの?とすら思う。


ダーレージャパン
POG期間が終わった後に活躍する馬が多いから、好みの問題で追いかけないだけ。
数字コメントはあるし1200mの屋内坂路を持っているので、そろそろマイル路線だけでなくクラシックでも・・・とは思わずにいられない。
15秒ペースをこなせている馬だけ、Dに近いC評価もしくは、Cに近いDと言う立ち位置で紹介。情報次第では上積み評価修正もあり得る。

ユハンヌス 牡 栗東・大久保龍
クラシックのトライアル重賞を狙って獲りそうな位置。Cに上げても遜色なしだったのでCにあげてしまおう。

アフタヌーンドレス 牝 美浦・栗田
芝はこなせる程度だろうが、案外やれるかも。ダートでガシガシ稼ぐとしたら海外遠征もありそう。

オータムクイーン 牝 栗東・鮫島
夏よりは秋以降デビューとなりそうだけど、芝のマイルと狙いは決まっている模様。

バスティア 牡 栗東・鮫島
スピードの乗り、仕掛けた時の反応は父譲り。早ければ夏デビューも視野。

サティンボディス 牝 美浦・栗田
1200mあたりで活躍を見込め、気性も勝ち気で仕上がりが早い。数多く使えるなら。


エクイワンレーシング
数字コメントも多少あるけど、いつも取材を受けてくれたり
積極的な情報発信をしてくれてありがたい育成牧場だと思う。
今年は紙面上にピンとくるコメントが無かっただけ。


ケイアイファーム
こちらも私の感性とまったく相性が良くない。
良いと思った馬はダノンだろうがロードだろうが、ほぼ全滅。
今年も大した馬は居ないなと思ったら、とんでもない大活躍。これの繰り返し。
だから、取り上げていない馬またはDランクから指名するって言う逆張り戦略もアリ。

ロードマンハイム 牡 栗東・友道
馬体重が524kgと大きすぎるのと、Northan Dancerのクロスを打ち消す特徴が無いため、友道厩舎の成功法則からは一旦外れた。坂路で13秒台を順調に出せているのはプラスだけどね。

アルジーヌ 牝 栗東・中内田
中村智幸GMが「この馬で重賞を勝ちます」と言い切るほど。いくら何でも大風呂敷を広げ過ぎでは?とも思えるが、14秒台も出せていて「全姉のサンクフィーユよりも完成度は上」とコメント。中内田厩舎の王道血統にあと一歩だが、強引に活躍した血統に入れられなくもない。Cに近いB評価。

ロードサミット 牡 栗東・辻野
スピードとパワーを兼ね備えており、15秒台の調教もすでに消化。乗り味が良く芝もダートもこなせそうなロードカナロア産駒と、ここまでコメントと素材が揃ったのも久しぶり。
そろそろロードの牡馬から、母の兄たちと同じように重賞級が出ても良い。
※2022.06.01 評価修正 C→D

ロードラディウス 牡 栗東・森田
母はSadler's Wellsとデインヒル4x4とHyperionクロスをこれでもかと内包。12秒台の時計も出せているドレフォン産駒、まさかスプリンターと言う事もあるまい。
厩舎が違えばSランク確定だけど、勝負弱い森田師も良い加減に覚悟を決めて、調教師人生最大のチャンスをものにしてほしい。頓挫さえしなけりゃ美浦に入厩していたって重賞勝てない方がおかしい。ロードのくせして超ボーナスステージやぞ。

ロードスパイラル 牡 栗東・清水久
キタサンブラック産駒で幅があまり広くないことを心配しているが、父を管理していた清水久詞師が「この時期の父はこんな感じでしたよ」とコメント。POG期間後の方が楽しみかもしれないが、まだまだ馬体が成長しそうな段階で13秒台を出せているように能力は水準以上。
※2022.06.01 評価修正 C→D

オルタード 牝 栗東・庄野
ダートのクラシックディスタンス向きだが、14秒台の時計を出せていてしかも庄野厩舎。牝馬でも海外で大金星を挙げれば加算されるPOGなら指名あり。もちろん牡馬顔負けに全日本2歳優駿や、父同様に不良馬場で牡馬をなぎ倒す可能性も。
※2022.06.01 評価修正 C→D


錦岡牧場
数字コメントはあったけど、好みの問題で割愛。


三嶋牧場
極端にすごい馬が居る感じでは無いが、公式ではBTCの屋内坂路調教を公開中。

2頭だけ3月下旬にBTC坂路で16.6-13.6-13.3を計時している。
そこだけ進み方が段違いなので注目してみよう。あとは来年以降かな?

ルガル 牡 栗東・杉山晴
オーナーの江馬由将氏にはPOG期間にOPクラスで実績を残すような馬を抱え、それに似合うだけの立ち振る舞いをしてもらいたい。杉山晴紀先生もデアリングタクトだけで終わるのもちょっと悲しい。ともに新たな成功例を見出しても良いはず。Cに近いB評価。
※2022.05.14 評価修正 B→C

ラヴァドーム  牡 栗東・松永昌博
こちらは雑誌に載っていない馬だが、ルガルと同じタイムで併せ馬を行ったユニオンOCのクラブ馬。ダートが主戦場になるだろうけど、体力面も含めて三嶋牧場のツートップを形成できる器。
※2022.05.14 評価修正 C→D

グランデファーム
数字コメントはあったけど、好みの問題で割愛。


ディアレストクラブイースト
数字コメントなし


武田ステーブル
ダートGIを勝ったインティの武田茂男氏が設立。
言わずと知れた獣医師免許を持つ、メジロ牧場の場長だった人物。
期間内GIではアドマイヤコジーン、期間後も含めるとトーホウジャッカル(菊花賞)や、ファインモーション(秋華賞など)で実績もある。
今回に関してはトップ2が順調な上に、芝で賞金を稼いで行けそうな匂いをさせている。もしも一発狙うなら下位で全然間に合うはずだし、マークも薄いだろうから狙いどころ。
非社台系縛りでも活躍できるかも。

セレッソブランコの2020 牝 栗東・松下
母を所有していた三宅勝俊オーナーが、満を持してシルバーステートを付けて勝負を掛けてきた。
松下武士厩舎なら預託実績もあり、レシステンシアでクラシック制覇経験もある。既に15秒台をマークしているが、更なる成長を図っている段階。Cに近いB評価だが、隠れた大物候補の可能性がある。
※2022.05.14 評価修正 B→C

ヒラボクスペシャルの2020 牡 美浦・大竹
この馬自身は14秒台を出せている。父のデクラレーションオブウォーはダートの1400mから1600mで実績を少しずつ残しており、仮にマイル以上に限定して使うなら決め手が通用する可能性を秘めている。Dに近いCだが、芝も渋ってくれれば案外こなしてくれるかも。
※2022.06.01 評価修正 C→D


ビクトリーホースランチ
数字コメントはあった。
大樹の公式Youtubeにも映像と時計はあったけど、雑誌と内容が違う。
丸ごとPOGでは長らく「大樹はファンドの一つだけど、POG向きのクラブでは無い」と烙印を押されたと考えているが、今年もそんなところだろう。

紙面の内容では「タイキラフター>>タイキバルドルで、ラフターの方が動きに余裕がある」だけど、動きはタイキバルドルが上。14秒台を出しているけど、ラフターは4月になってだいぶ疲れが出てしまい、こなすのが精一杯になっている。

と言う訳で評価は一頭

タイキバルドル 牡 栗東・大久保龍
この厩舎だからDランクでもCに上げる余地を残しておく。ダイワメジャー産駒にしては仕上がりが遅いが、フレグモーネが1歳の10月頃に出た影響もある。
ここからの成長を加味し、大樹レーシングにしては高額募集であることを含めて、期間内に上積みを大きくして欲しい。


谷川牧場
数字コメントなし


No.9ホーストレーニングメゾド
数字コメントありだけど、POG向きではない。
あくまでもPOG期間後も楽しめそうな馬だけチョイスしておきます。

サンクスギビング 牡 栗東・羽月
体力が十分に備わっており、13秒台のメニューをこなせているのは心強い。ダートのマイルより長い距離で強い羽月厩舎に、距離の融通が利いてこそのデクラレーションオブウォー産駒。3歳春以降に大化けするかも。


富田ステーブル
数字コメントはあったけど、好みの問題で割愛。


愛知ステーブル
数字コメントがあったのは、世代で一番評価の馬だけ。

スーサンベガ 牝 栗東・鈴木孝志
鈴木孝志厩舎で一番賞金を稼いだスーサンジョイを叔父に持ち、同じく林千枝子オーナーの所有馬。ミッキーアイル×トニービンは活躍ピークが古馬の可能性が高いが、成功法則から著しく外れているわけではない。
スピードは父譲りで14秒台の調教もこなせており「ペースを上げても走りがブレない」のコメントが本当なら、隠れたホームラン候補にもなってくる。現状はDに近いC評価で、年内デビューだろうか。


ALPHA TRANING BASE
数字コメントあったけど、掲載は念のため。

マイヴィヴィアンの2020 牡 栗東・石橋守
中央で最後に兄姉が勝ったのも11年前だし、メイショウサムソンの半弟で母が23歳時の産駒。これはさすがに高齢すぎて手が出ない。
それでも今回はバゴを付けて、13秒台のメニューもきちんとこなして「これと言った課題が無い」とコメント。こうとなると常識が通用しないパターンなのか?
いくらメイショウの松本オーナーだとしても、石橋守厩舎じゃなかったら預託できないと思う。Dに近いC評価なので、好きな人はどうぞどうぞ。
※2022.05.14 評価修正 C→D


三橋ステーブル
数字コメントはあったけど、好みの問題で割愛。


フィリップファーム
数字コメントなし



(了)






【更新履歴】
2022.04.28 初版(社台F・ノーザンファーム早来)公開
2022.04.29 ノーザンファーム空港・追分ファーム公開
2020.04.30 その他牧場のコメント追記完了
2020.05.14 一部評価を改定
2020.05.17 ディオファントスの評価を連載2回目に合わせて改定
以降は情報が出次第、S~D評価を追記・書換の予定
暫定版の内容を抜粋し、ブログ告知用でYoutubeに投稿済
2020.06.01 一部評価を改定


【この企画】
POG戦略 指名候補馬 2022-2023暫定版(1)
POG戦略 指名候補馬 2022-2023暫定版(2)
POG戦略 指名候補馬 2022-2023暫定版(3)
POG戦略 指名候補馬 2022-2023暫定版(4)


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