みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。

こちらのページでは厩舎別の考察を行います。
今回は 中内田充正厩舎 です。

※POGに参加する一個人の見解が記載されております。
一部未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。

私たちの仲間内POGでは、必ず一度は中内田厩舎の評判で、
漏れ聞こえてくる噂話が出てきます。
押し並べて評価は高いんですが、快くない評判も風の噂程度ではあっても耳にする事もあるとか・・・

しかし、ここ最近の活躍は目を見張りますよね。
昨年末にダノンプレミアムがGI初制覇。
さらに、POG期間後とは言えグレイトパールが重賞を勝利。

あとは牝馬なんですが、パールコードと言う成功例はあれど本格化したのは秋華賞。
ちょっとPOG期間としては、もう少し上積みが欲しいです。

レース検索

レース検索  年・年月別集計

年・年月 着別度数 賞金合計1走当賞金平均着平人気
2018年 9- 7- 8- 24/ 4817460万円363万円5.9着3.3人気
2017年 22- 7- 5- 45/ 7932492万円411万円5.3着3.9人気
2016年 18- 18- 9- 55/10023542万円235万円5.3着4.6人気
2015年 16- 14- 9- 55/ 9414706万円156万円6.0着4.5人気
2014年 0- 7- 5- 26/ 382755万円72万円6.1着4.8人気
集計期間:2014. 3.15 ~ 2018. 6.17


ダノンプレミアム様さまの成績ですが、2017年はフロンティア(新潟2歳S)とベルーガ(ファンタジーS)の2頭で、稼いでくれた賞金が大きく加算されてもいます。
2億円程度の賞金は当たり前に稼げる厩舎ですので、如何に重賞で積み増すか。
ここに今後の取捨選択が掛かってきます。

そうは言ってもそれ以外のクラスで、成績が下支えできているのかも大事。
ちょっと最近は活躍が派手になっていますが、何でもOKなのかって言うが疑問なところ。

レース一覧・調教師:中内田充

レース一覧・調教師:中内田充  年・年月別集計

年・年月 着別度数 賞金合計1走当賞金
2018年 7- 6- 7-19/397520万円192万円
2017年18- 6- 5-39/6814292万円210万円
2016年17-17- 8-50/9217212万円187万円
2015年16-14- 9-54/9314706万円158万円
2014年 0- 7- 5-26/382755万円72万円
集計期間:2014. 3.15 ~ 2018. 6.17


こちらのデータは新馬・未勝利・500万における成績のみを集計したもの。
今年は2歳戦でどれだけ稼げるのかが分からないのですが、少なくとも例年に比べて3歳戦の成績が、あまり奮っていません。
その代わりですが500万の勝ち上がり率自体は上がっており、1走あたりの賞金だけはキープできています。


2018年 (参考までに)
新馬・未勝利勝ち上がり率 29.4%
3歳馬  5/17 29.4%
500万勝ち上がり率 33.3%
芝の下級条件最長勝利距離=2200m
レース一覧・年・年月:2018年/調教師:中内田充

レース一覧・年・年月:2018年/調教師:中内田充  クラス別集計

クラス 着別度数 賞金合計1走当賞金
新馬 1- 1- 0- 3/ 51020万円204万円
未勝利 4- 3- 4-13/243320万円138万円
500万下 2- 1- 3- 3/ 92900万円322万円
集計期間:2018. 1. 8 ~ 2018. 6.17

レース一覧・年・年月:2018年

レース一覧・年・年月:2018年  距離別集計

距離 着別度数 賞金合計1走当賞金
1200m 2- 2- 1- 4/ 91670万円185万円
1400m 0- 1- 1- 4/ 6330万円55万円
1600m 1- 0- 0- 1/ 21000万円500万円
1800m 3- 1- 3- 4/112850万円259万円
2000m 1- 1- 0- 1/ 3790万円263万円
2200m 0- 0- 1- 2/ 3250万円83万円
2400m 0- 0- 1- 1/ 2350万円175万円
集計期間:2018. 1. 8 ~ 2018. 6.17
限定条件:[簡易絞り込み:3歳馬 のみ]



2017年 
新馬・未勝利勝ち上がり率 47.2%
2歳馬  8/16 50.0%
3歳馬  9/20 45.0%
500万勝ち上がり率 9.1%
芝の下級条件最長勝利距離=2000m
レース一覧・年・年月:2017年

レース一覧・年・年月:2017年  クラス別集計

クラス 着別度数 賞金合計1走当賞金
新馬10- 3- 1- 7/218130万円387万円
未勝利 7- 2- 3-21/334640万円140万円
500万下 1- 1- 1-11/141522万円108万円
集計期間:2017. 1. 7 ~ 2017.12.23

レース一覧・年・年月:2017年

レース一覧・年・年月:2017年  距離別集計

距離 着別度数 賞金合計1走当賞金
1200m 1- 0- 0- 3/ 4775万円193万円
1400m 0- 0- 0- 1/ 10万円0万円
1600m 3- 1- 2- 2/ 82470万円308万円
1800m 4- 0- 0- 4/ 82820万円352万円
2000m 1- 3- 1- 3/ 81755万円219万円
2200m 0- 0- 1- 0/ 1130万円130万円
2400m 0- 0- 0- 1/ 10万円0万円
集計期間:2017. 1. 7 ~ 2017.12.23
限定条件:芝のみ



2016年 
新馬・未勝利勝ち上がり率 40.0%
2歳馬  4/13 30.8%
3歳馬 10/22 45.4%
500万勝ち上がり率 20.0%
芝の下級条件最長勝利距離=2000m
レース一覧・年・年月:2016年

レース一覧・年・年月:2016年  クラス別集計

クラス 着別度数 賞金合計1走当賞金
新馬 4- 3- 1-10/183890万円216万円
未勝利10- 8- 5-23/467580万円164万円
500万下 3- 6- 2-17/285742万円205万円
集計期間:2016. 1. 5 ~ 2016.12.24

レース一覧・年・年月:2016年

レース一覧・年・年月:2016年  距離別集計

距離 着別度数 賞金合計1走当賞金
1000m 0- 0- 0- 1/ 10万円0万円
1200m 1- 0- 0- 3/ 4640万円160万円
1400m 1- 2- 0- 4/ 71430万円204万円
1600m 2- 0- 0- 5/ 71000万円142万円
1800m 1- 0- 3- 6/101410万円141万円
2000m 5- 1- 0- 1/ 73870万円552万円
2200m 0- 0- 0- 1/ 1100万円100万円
2400m 0- 1- 0- 2/ 3400万円133万円
集計期間:2016. 1. 5 ~ 2016.12.24
限定条件:芝のみ



2015年
新馬・未勝利勝ち上がり率 36.6%
2歳馬  5/17 29.4%
3歳馬 10/24 41.7%
500万勝ち上がり率 14.3%
芝の下級条件最長勝利距離=2200m

レース一覧・年・年月:2015年  クラス別集計

クラス 着別度数 賞金合計1走当賞金
新馬 4- 6- 2- 9/215040万円240万円
未勝利11- 7- 5-34/578096万円142万円
500万下 1- 1- 2-11/151570万円104万円
集計期間:2015. 1. 5 ~ 2015.12.26

レース一覧・年・年月:2015年  距離別集計

距離 着別度数 賞金合計1走当賞金
1200m 1- 0- 0- 2/ 3575万円191万円
1400m 1- 3- 0- 3/ 71210万円172万円
1600m 2- 1- 0- 7/101565万円156万円
1800m 2- 4- 2- 3/112420万円220万円
2000m 0- 2- 1- 5/ 8940万円117万円
2200m 1- 0- 0- 0/ 1460万円460万円
集計期間:2015. 1. 5 ~ 2015.12.26
限定条件:芝のみ



2014年
勝ち上がり率 0% 2歳馬のみ 0/16
レース一覧・年・年月:2014年

レース一覧・年・年月:2014年  クラス別集計

クラス 着別度数 賞金合計1走当賞金
新馬 0- 1- 4- 6/111000万円90万円
未勝利 0- 6- 1-17/241755万円73万円
500万下 0- 0- 0- 3/ 30万円0万円
集計期間:2014. 3.15 ~ 2014.12.20


ここで何が言いたいのかと言いますと、2200m以上になるとガクッと成績が悪くなると言うことです。
1番人気に支持されて敗れた2018年の日本ダービー・ダノンプレミアムの敗因を色々とほじくり返す事は可能ですが、やはり血統的な背景の他に

そもそも中内田充正厩舎に、2400mは明らかに長かった説

を唱えたくなります。
厩舎全体の力が無ければ下級条件の勝ち上がりで順調な推移も、厩舎経営の下支えも出来ませんので決して力不足な厩舎だとは思いません。
これから更に預かる2歳馬のレベルも上がってくるでしょうし、POG期間内に賞金をしっかり加算してくれるケースも増えてきても、全く不思議ではありません。

ただ、芝の下級条件でもそうですが・・・
明らかに2400m戦のノウハウを貯めようと言う姿勢が、感じられなかったのです。
ようやく2018年になってから500万などでも2400mを使うようになってきましたし、厩舎の稼ぎ頭がオークスや日本ダービーに出走するようになりましたが、
ダノンプレミアムですら重賞の最長勝利距離は2000m。

今後この壁を破る事ができるのかが、今後のPOGでは一つのポイントになってきます。
ここまでのデータだけを見ていると2400mの重賞で馬券になるような進歩は

いきなりは無いだろう

とは思っています。

もちろん2018-2019シーズン以降のPOGで、距離限界へ果敢に挑んではくれると思います。
厩舎開業後、初めて2400mGIに参戦したのが2017-2018POGの昨シーズンでしたし、
・優駿牝馬=オールフォーラブ 5番人気9着
・東京優駿=ダノンプレミアム 1番人気6着
結果が出なかったのは当たり前で、今までと違う傾向が出てから「ダービーを狙える馬の指名が出来る」と評価しても、遅くは無いと考えるからです。

レース検索

レース検索  種牡馬別集計

種牡馬 着別度数1走当賞金平距離平速度
キンシャサノキセキ 2- 0- 0- 0/ 21800万円1300.0 60.58
ヴィクトワールピサ 2- 2- 1- 1/ 61333万円1933.3 59.31
ディープインパクト 9- 4- 2-10/25908万円1872.0 59.45
ローエングリン 2- 0- 0- 4/ 6836万円1633.3 60.39
Siyouni 1- 0- 0- 0/ 1700万円1800.0 58.70
集計期間:2014. 3.15 ~ 2018. 6.17
限定条件:芝のみ
ソート:1走当賞金順


まず、中内田充正厩舎の種牡馬別成績を、1走あたりの賞金で並べなおしてみます。
キンシャサノキセキを別にすると、それぞれのデータにはまだ変化が見られません。

ヴィクトワールピサが、平均距離1933.3m
ディープインパクトが、平均距離1872.0m

前者はパールコードのみの成績ですので、2400mを走れなかった事を加味する必要があります。
ですが、2頭をオークス・日本ダービーに送り込んだディープインパクト産駒は、
2200m以上のレースで勝つためのデータが乏しいのが現状です。

平均速度が59.45と言うのは、もしもタイムに換算すると1872mを1.53.6と言う時計になります。
あと128m足せば2000m、528m足せば2400mですが、
平均時速で走った場合は、こんな感じの走破タイムが考えられます。

2000m = 残り128m ÷ 速度59450m/h ×60(分)×60(秒) =7.75(秒)
1.53.6 + 7.7 = 2.01.3 ~ 2.01.4

2400m = 残り528m ÷ 速度59450m/h ×60(分)×60(秒) =31.97(秒)
1.53.6 + 31.97 = 2.25.3 ~ 2.25.4

500万ならまだしも、これで重賞を勝ち負けするのはかなり厳しいですよね。
でも、これは未勝利の成績も全部込みなので、重賞の成績だけを抜き出してみます。
レース検索

レース検索  種牡馬別集計

種牡馬 着別度数1走当賞金平距離平速度
ディープインパクト 3- 0- 0- 2/ 53140万円2000.0 60.35
キンシャサノキセキ 1- 0- 0- 0/ 12900万円1400.0 60.80
ヴィクトワールピサ 0- 2- 0- 1/ 32050万円2000.0 60.05
ダイワメジャー 1- 0- 1- 3/ 5924万円1560.0 60.78
ローエングリン 1- 0- 0- 4/ 5864万円1680.0 60.29
集計期間:2014. 3.15 ~ 2018. 6.17
限定条件:芝のみ [簡易絞り込み:重賞 のみ]
ソート:1走当賞金順

重賞でも2000mが平均距離でしかないのです。
牡馬と牝馬を混ぜなくてはならず、実績はまだ伸びしろも有るとは言え、もしこの平均速度を先程と同じように当てはめると、平均タイムは1.59.3となかなかの好タイムですが・・・

2200m = 残り200m ÷ 速度60350m/h ×60(分)×60(秒) =11.93(秒)
1.59.3 + 11.93 = 2.11.2 ~ 2.11.3

2400m = 残り400m ÷ 速度60350m/h  ×60(分)×60(秒) =23.86(秒)
1.59.3 + 23.86 = 2.23.1 ~ 2.23.2

さすがにこのタイムで走破出来ていれば、相手が古馬でも太刀打ちできる内容ですが、現実はこんなタイムで走れていない訳ですよ。

牝馬のオールフォーラブに関しては、多少弁解の余地があるとは言え、オークスのレースタイムが
2200m=2.12.2
2400m=2.23.8
自身=2.25.4

牡馬のダノンプレミアムも日本ダービーのレースタイムが
2200m=2.11.4
2400m=2.23.6
自身=2.23.8

平均時速から大きく劣っていないとは言えども、最後の最後で理想値より0.6は遅いタイムなんです。
勝つためには中間の調整も含めて試行錯誤をしてくれたことを加味しても、任せておける安心感も欲しいところです。

とは言え、ダノックスさんの場合は平均距離が短い馬主さんでもあるので、中内田充正厩舎としてはかなり頑張ったと言えますし、たらればですが最善の策とは言えどやはり

皐月賞回避はデカかった

と言うしか有りません。過去の例でも日本ダービーまでのレース間隔が開くと上手く行っておらず、弥生賞から日本ダービーに直行して上手く行ったケースはありません。
馬グループ戦歴(166頭)

馬グループ戦歴(166頭)  クラス別集計

クラス 着別度数 賞金合計1走当賞金平距離
新馬 14- 8- 6- 34/ 6213920万円224万円1712.9
未勝利 16- 17- 9- 94/13613416万円98万円1791.2
500万下 6- 8- 9- 28/ 5111411万円223万円1749.0
OPEN特別 2- 2- 0- 9/ 134690万円360万円1692.3
G3 1- 3- 0- 10/ 147950万円567万円1728.6
G2 1- 0- 2- 10/ 139140万円703万円1907.7
G1 2- 0- 0- 8/ 1014700万円1470万円1840.0
集計期間:2013. 1.12 ~ 2018. 6.17
限定条件:芝のみ

こちらは過去5年間で2・3戦のデータを出していますけど、ダノンプラチナ・ダノンプレミアム・ダノンシャンティに至るまでGI馬はマイル戦でこその成績。
ダノンシャークを含めても2000mGIを一度も制してこられなかったのは、大きいですよ。

なのでこれからは、ディープインパクト産駒に限らず2200m以上の距離を意識して使ってくるか。
ここに注目していく必要があります。

過去30年を遡っても、前哨戦から日本ダービーまでの期間は長くても中6週。
最長は中10週で臨んで勝った1997年のフサイチコンコルドだけ。
こちらの場合は前走がすみれS(2200m)でした。

中11週は過去30年で1頭も馬券にならなかったのです。
それでこの差なら健闘を称える他には無いですが、やはり2200m以上を意識して使って勝てるかどうかが、今後は試される・POG指名馬選びでは重要なポイントになってきそうです。

既に入厩が確定しているメンバーでは、ディープインパクト産駒×兄姉が2000m以上で勝っているのは

シャルムダムール

しか居ないんですけど、この牝馬がオークス・期間後のエリザベス女王杯をどれぐらい走ってくれるかによっては、
2019-2020以降のPOG指名馬選定で、中内田充正厩舎と言うファクターが強力な後押しになってくれると言えそうです。