みなさん、こんにちは
多幸@キシュランガイドです。
POG2021-2022シーズンも可能な限り
短信(レビュー)を行って振り返りをしたく思います。

それから、2022-2023シーズンに向けて
より戦略的な指名でPOGを楽しめるように、
ヒトの部分も定期的に観察し、策を練っていきます。

※2021年6月スタート、2022年の日本ダービー開催日までを期間とする、POGに参加する一個人の見解が記載されております。
未確定・未確認の事項もございますことを、あらかじめご承知おきください。

6月の2歳戦データ

今期から2歳戦の結果・データをPDFにてお配りいたします。
厩舎と騎手の勝ち星集計も公開していますので、ダウンロードして閲覧してください。

※二次製作の元データとしての使用はご遠慮ください。当方は一切の責任を持ちません。
※データはJRA-VANのTARGET frontier JVを使用して抽出しています
 
レース数
6月:29 (昨年同時期-2)


印象に残っているポイントのみ
・木村哲也厩舎
重賞確勝級の素材をどう活かす?
調教師がかつての所属騎手に略式起訴されることになった木村哲也厩舎ですが、昨シーズン未勝利月数2カ月のみ、勝利数2位タイの25勝を挙げた勢いが加速できるかが、今期の焦点。

そんな中ドレフォン産駒のジオグリフが芝1800mで、上がり33.3を計時し後続を0.2秒突き放して快勝。過去10年で遡っても「芝1600m以上の新馬戦で、上がり3F=33.5以下で勝利もしくは勝ち馬とタイム差無し」は重賞・GIウイナーが目白押し。
・ワーケア
・サリオス
・ケイデンスコール
・グランアレグリア
・ケイアイノーテック
・ロードクエスト
・レッドリヴェール
データで言えば完璧な勝ち方をしたジオグリフでも重賞が獲れないとなれば、ますます木村哲也厩舎にPOG期間内の手腕に対して、期待や評価をしない方が良くなりそう。
今期はこの関門をどう突破してくるだろうか。


・萩原清厩舎
意欲の早め始動も、スタミナ色強し
もともとスピードに勝った馬の育成よりも、スタミナを活かしたレース巧者を育てる実績を積んできた厩舎。ハイアムズビーチの1:22.2は本来ならば喜びたくもなる時計だが、内容が足りていないのが気掛かり。レディナビゲーターも2戦未勝利と、嫌な流れに乗っかった印象が強い。

過去10年で遡ると2014年までは傾向に合致しないが、2015年以降2歳の6月に芝1400mを1:23.0以下で走破した場合、その後の重賞・OP活躍馬を観ると、以下の内容が活躍馬の傾向として出てくる
・1:22.1以下で走破しており、かつ上がり3F=35.2以下
・走破タイムが良馬場もしくは稍重で1:23.0以下、かつ0秒3以上の着差で勝利
どちらかをクリア出来ていれば楽しみだったが、ハイアムズビーチが僅かにクリアできなかったのは、持久力を伸ばす萩原清厩舎ならではって気分になる。
ちなみに未勝利戦で、中野栄治厩舎のコムストックロードが条件をクリアしており、むしろ今年はこちらの次走以降が面白そう。


・伊藤圭三厩舎
ダートの鬼は今年も健在?
昨年も期間内15勝をほぼダートで稼ぎ、全国トップ20位以内の実績を残しているが、今年は最初から有望株を派手な勝ちっぷりで送り出してきた。
ゴドルフィンのダート馬を預かることも珍しくないが、それにしてもコンバスチョンの勝った内容は秀逸。過去10年で2歳6月に、ダート1400mで上がり3F=36.3以下で勝利したのは2頭のみ。
1頭はのちに関東オークスを制するラインカリーナで、もう1頭が期間内にダートで2,280ポイントを稼いだアンズチャン。
牡馬での達成は初めてとなり、しかも良馬場で勝ったのもコンバスチョンが初めて。Storm Cat系の種牡馬*母父Tapitが今後のトレンドになっていきそうな衝撃的なデビューだった。


・牧田和弥厩舎
札幌芝の2歳レコードが爆誕
函館ではなく札幌スタートとなった今年の夏競馬、芝の時計が出やすいコンディションであることを加味しても、尋常ではない時計が連発。
過去10年で2歳6月に、芝1200mを1:09.5以下で勝ったのは7頭しかいないのに、今年は6月だけで4頭も出るのだから、如何に札幌の芝が異質かが分かるかと思う。

なかでもレコードを大幅に更新したポメランチェは、芝の1400mで善戦を繰り返してきた牧田和弥厩舎にとってはかなり異色のスピードタイプ。
福島で1:09.5を唯一クリアしているエレアアバンティもリステッド勝ちしているが、北海道でこのタイムをクリアしラスト1F=11.9以下なら、クリスマスにモンドキャンノと重賞馬のデビュー内容。
矢作厩舎のキングエルメスもラスト1F=11.9以下で次走以降注目だが、ポメランチェはテンから時計を出して終いも余裕でまとめているので文句なし。社台ファーム生産馬が短距離界を席巻するのだろうか。


【勝利数上位】
1位タイ 2勝
黒岩陽一厩舎
伊藤圭三厩舎
手塚貴久厩舎
安田隆行厩舎

5位タイ 1勝
多数